割り算が続く式では、どの順に計算すればよいか迷うことがあります。
しかし、計算のルールを押さえたうえで、式全体を見て工夫することで、より簡単に処理できる場合があります。
今回は、割り算が連続する計算について考えていきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
900÷3÷5÷6
まずは自分で計算し、答えを確認してみましょう。
解説
今回の問題の答えは「10」です。
はじめに、基本通り左から順に計算していきます。
900÷3÷5÷6
=300÷5÷6
=60÷6
=10
このように、割り算は左から順に計算すれば正しく求めることができます。
次に、計算を効率よくする方法を考えてみましょう。
割る数に注目すると、
3×5×6=90
となります。
これを使うと、式を次のようにまとめることができます。
900÷3÷5÷6
=900÷(3×5×6)
=900÷90
=10
「3で割る」「5で割る」「6で割る」という操作は、「90で割る」ことと同じ意味になります。
このように、割る数をまとめて考えることで、計算をすっきりさせることができます。
まとめ
割り算が続く式では、左から順に計算するのが基本です。
一方で、割る数をまとめて一度に割るという工夫も有効です。
式全体を見て考えることで、より速く正確に計算できるようになります。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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