自民党の門寛子(かど・ひろこ)衆院議員(東京8区)がインターネット番組で、国会周辺での市民によるデモ活動を「ごっこ遊び」と揶揄(やゆ)したことに批判の声が上がっている。
国会周辺のデモは、スパイ防止法の制定や憲法改正に意欲的な高市政権に対抗しようと、自民党が議席の3分の2以上を確保した2月の衆院選後に本格化。4月8日には主催者発表で3万人が参加する大規模なデモが実施された。
こうした市民の動きを冷笑する発言が出たことは、デモへの警戒感の表れとも言える。自民党議員からは過去にも、デモを軽視するような発言が繰り返されてきた。(木谷孝洋、鈴木太郎)
◆「ごっこ遊び」発言の真意を問おうとしたら
門氏は14日放送のインターネット番組「ABEMA Prime」で、全日本学生自治会総連合(全学連)の幹部らと討論した際、国会周辺などでのデモについて「『ごっこ遊び』にしか見えない」と発言。「本気で政治を変えるんだったら、政党をつくって人々の支持を集めて打って出ればいい」とも述べた。
【門寛子衆院議員のインターネット番組での発言】 国会に集まってペンライトを振って、それで政権は変わらな いですよね。 厳しいことを言うようですけれど、「ごっこ遊び」 にしか見えない。本気で政治を変えるんだったら、 政党をつ くって、人々の支持を集めて、政治に打って出ればいいんで すよ。それをやらないで言葉だけで 「高市はおかしい」とか 言うのはいいが、「ごっこ遊び」 の域を超えないんですよね。 そういうところが私は分からないです。
この発言に批判が寄せられたためか、門氏は16日、自身のXに「デモは日本ではもっと気軽にやられるべきですし、表現の自由も過去の歴史を踏まえ崇高なものとして守るべきです」と投稿し、釈明した。
東京新聞は「ごっこ遊び」発言の真意を問うため門氏に取材を申し込んだ...
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