15日から販売が始まる「ビタミンちくわカレー」

 練り製品メーカーのスギヨ(七尾市)は、主力製品「ビタミンちくわ」を使ったレトルトカレーを商品化した。ビタミンちくわが長野県で長年親しまれている縁で、同県の大町西小の児童と能登半島地震の被災地応援の思いを込めて開発。15日から石川県内のスーパーなどで販売を始める。

 大町西小ではスギヨが2023年から食育授業を実施している。震災後、児童が能登の復興支援に向けてレトルトカレーを企画、開発に乗り出した。昨年2月に大町市内のイベントで販売したところ好評だったため、一般販売することを決めた。

 大町市は黒部ダムの長野県側に位置する。商品名は黒部ダム建設を描いた映画「黒部の太陽」にちなみ、「能登の太陽 ビタミンちくわカレー」とした。スギヨによると、ちくわから魚のだしが出て、試食会では「シーフードカレーのようだ」との感想が寄せられたという。

 大町西小は3月末で閉校した。スギヨの担当者は「このカレーを通して、大町市と能登のつながりを続けていきたい」と話した。

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