京都府南丹市の山林に小学生の息子の遺体を遺棄したとして37歳の父親が逮捕された事件で、父親が逮捕される前の任意の調べに対し「首を絞めて殺害した」という趣旨の供述をしていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は17日父親の車を押収し、遺体の遺棄に使われた可能性があるとみて調べています。
南丹市園部町の小学生の安達結希さん(当時11)が先月23日から行方が分からなくなり、今月13日に市内の山林で死亡しているのが見つかった事件では、父親で会社員の安達優季容疑者(37)が遺体を遺棄した疑いで16日逮捕されました。
調べに対し、容疑を認めているということです。
捜査関係者によりますと父親は逮捕される前の任意の調べに対し「首を絞めて殺害した」という趣旨の供述をしていたということです。
また、父親のスマートフォンには結希さんが行方不明になっていた時期に、遺体を遺棄する方法を検索した履歴があったことも分かりました。
警察は、父親が、発覚しにくい遺棄の方法を調べていたとみて捜査するとともに、17日父親の車を押収し、遺体の遺棄に使われた可能性があるとみて走行ルートなどを詳しく調べています。
容疑者 去年結婚し 結希さんの父親に
近所に住む人などによりますと、容疑者は去年、結希さんの母親と結婚し、父親になったということです。
結希さんが母親と祖母と3人で笑顔で一緒に歩く姿は近所でもよく見かけられていたほか、自宅から9キロあまり離れている小学校までは、ふだんは母親が車で送っていたということです。
一方で、容疑者については「話をしたことはなく、顔は見たことがあるが、誰か知らない人が安達家に出入りしているという程度の認識だった」などと複数の住民が話していました。
容疑者はかつて京都市内の市営住宅で祖母と祖父 兄の4人で生活
容疑者がかつて暮らしていた京都市内にある市営住宅の住民などによりますと、祖母と祖父、兄の4人で生活していた時期があったということです。
40代の住民は「ここ20年姿は見ていませんが容疑者の祖母が、『たまに家に帰ってきてお金を置いていってくれる』と話していたので、きちんと面倒を見ている優しい人という印象でした」と話していました。
警察 付近の防犯カメラ映像集め 運転状況や走行エリアなど確認か
自宅から直線距離で北に8キロほど離れた場所にある防犯カメラには、先月18日の午前8時ごろ、父親のものとみられる車が写っていました。
この防犯カメラを設置している会社のスタッフによりますと、結希さんの行方がわからなくなった先月23日から3週間ほどの間の同じカメラの映像を警察に提供したということです。
警察は付近の防犯カメラの映像を1つ1つ集めながら、父親の車の運転状況や走行エリアなどの確認を進めているものとみられます。
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