ドールヘッド補修依頼の顛末
昨年、写真撮影中の転倒により破損してしまったお気に入りのドールのヘッドの補修を購入元に依頼した顛末のまとめ。
本当はもっと長文書いていたのですが、要点だけ。
サイトの専用フォームを通じてやりとりしているためか、仕上がり確認用に共有された画像は解像度が960×1280のJPEG形式であるにもかかわらず、ファイルサイズが約65kBと非常に小さく、強い圧縮がかかっている状態だった。そのため、表面の質感や細かな色の変化、まつ毛の線のような細部が判別しづらく、仕上がり確認用としては不十分に感じた。加えて、ヘッド全体が収まるようやや引き気味に撮影されていたこともあり、画面内での占有率が低く、細部の確認はさらに難しい状態だった。
「元の雰囲気重視で」と伝えていたはずなのに、作業途中の共有写真でひと目見て全くの別人という印象を受けた。メッセージは「(作業者から)いただいた状態を拝見する限りとても丁寧で自然な仕上がりに感じられますが」と添えられていたが…。
ギガファイル便という誰でもアクセス可能な環境で仕上がり確認の動画を共有する際、動画のタイトルに実名(苗字)が含まれており、ダウンロードキーも設定されていなかった。個人名と所有物が紐づく形で、アクセス制限なしのファイルが共有されていたことになる。指摘後は謝罪と削除の対応はあったが、社内でどのように扱われたのか(再発防止策の有無など)は分からないため、今後同様の問題が起きないかは分からない。恐らく少人数で対応しているためメッセージの確認頻度が低く、削除依頼に対する即応性は低かった。(祝日を挟んだこともあり、2日間放置されていた)
最終的な仕上がり写真に「お写真は撮影タイミングにより少し暗く映っているようでございます」とコメントが添えられていた。しかし、むしろ実物の方が全体的に色が暗く血色が強く目立つ。
正直な感想を送ったところ、「レジンにダメージが生じている中で、可能な限り元の状態に近づけられるよう最大限対応を行わせていただきました」と返信され、対応に使用していたフォームを一方的に閉じられた。しかし、私が指摘した内容の大部分(血色が強くなりすぎた点、表面のザラザラした質感、下まつ毛の線のクオリティなど)は、レジンの破損とは一切関係のない、メイクの基本的な仕上がりに関する内容。このような説明をされても自分の指摘とは別の話として処理されている印象を受けた。結果、誠実に対応してもらえたとは感じられず、感情的には逆効果であるように思う。
取引の中で受けた全体の印象として、こちらの要望に寄り添うような姿勢はほとんど感じられず、「修繕」を希望したのに「新たなメイクやり直し」を、ただ流れ作業的に対応されたように感じる。
仕上がりに関しての不満
・下まつ毛の白い線が元の状態と比べて形状・色の濃淡・雰囲気どれも全くの別物。
・表面の質感が直射日光でくっきり影ができるレベルでデコボコ。リアル系メイクでこうした表現があるのは知っているが、「元のイメージを…」と再三伝えていたにも関わらずこの状態では、アニメ顔のドールの修繕作業としてリアル調メイクを施して返却されたような違和感を感じる。
・顔全体の血色が強くなりすぎ、印象が大きく変わってしまった。一般的なドールと比較しても赤すぎ、これは「程度の差」として認められる範囲を逸脱している。
・鼻の黒い部分の面積が大きくなりすぎ、形状の変化以上に鼻の印象が丸く低くなった。これに関しては補修箇所そのものなので文句を言うつもりはないが、自分では出来ないレベルを期待していただけに残念。
まとめ
それなりに大きな企業で、ホームページやアフターサービスの説明を事前に見ていたため、一定の品質基準や顧客対応の姿勢があるものと思っていたが、期待しすぎであったと考え直した。
本当は返ってきたそのままの状態で数ヶ月、年単位で付き合ってみてから判断しようと考えていた。
しかし、写真の撮影中に無意識に「誰お前」などと口から言葉がはみ出したり、直射日光の下で顔の表面の凹凸が明確な影を作っているのが1メートル離れても分かってしまったことから顔に軽くペーパーを当てて、
せめて表面だけでもなだからに…
と作業をしている中、気付いたら今回追加された赤みを削り落とそうとしていたあたりから「これはもう無理だ」と判断し、自分で元の状態に近付けられないか試みることにした。
幾人かの親切な方から「さすがにこれは一度きちんと抗議した方が良いのでは」とのご意見も頂いたが、個人的な感情としてここまで複数の要素において想定の下限値を下回ってきたこの企業経由でここからのリカバリーを求めても上手くいく気がしなかったので、何も言う気は起きなかった。
結局、結果だけ見ると鼻を破損した時点で自力での修繕を試みた方が全体への影響を抑えられ、少なくとも全くの別人になってしまうという結果は避けられた可能性が高いと感じる。つまり、後悔しかない。
以上です。
今後は時々修繕作業の試行錯誤の過程や結果を載せるかも知れませんし、何もかも嫌になって投げ出して、そのまま離れてしまうかも知れません。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


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