【関東鉄道】中貫
中貫は関東鉄道バスのジャンクションで、石岡・土浦線(石岡車庫~石岡駅~下稲吉~中貫~土浦一高前〜土浦駅、19.4㎞)と柿岡・土浦線(柿岡車庫~上志筑〜中貫〜土浦一高前〜土浦駅、23.8㎞)が分岐しているほか、土浦駅〜中貫間の区間便が設定されている。石岡・土浦線は石岡車庫行のほか、石岡二高前行と石岡車庫経由ヒルズガーデン美野里行もある。
石岡・土浦線は令和8年3月31日をもって、ヒルズガーデン~中貫間が廃止となる。このうち、バスが走らなくなる区間は、ヒルズガーデン~石岡車庫間、八間道路~千代田庁舎間、下稲吉十字路~中貫間だ。下稲吉十字路〜千代田庁舎間は、神立・東風高校線(神立駅西口〜下稲吉十字路〜下稲吉〜千代田庁舎〜つくば国際大学東風高校)が、1往復ながらも運行されている(休日・休校日運休)。なお、千代田庁舎前と千代田庁舎では停留所名が異なる。運行回数の少ない柿岡・土浦線が残るのは意外だ。
さて、中貫は国道6号線の要所で、交通渋滞が発生する。土浦方面からは中貫工業団地入口交差点の手前で2車線が1車線に減少し、左車線が石岡・水戸方面、右車線が神立駅・行方方面となる。国道6号線は1級国道となっているだけに、両方向とも交通量が多い。右折車線用の矢印式信号が長く、神立工業団地へ向かうトラックも多く見られる。反対方向の土浦方面は1車線+右折レーンで、やはり信号待ちの車が繋がっている。中貫付近の4車線化が望まれるが、今のところ計画はない。
この中貫工業団地入口交差点は、なぜかバス停側に横断歩道がなく、例えば石岡車庫方面の停留所側から土浦駅方面側の停留所へ行く場合は、コの字のように都合3回も横断歩道を渡らなければならない。歩行者を無視した設計だ。しかも、交通量が多いため、国道6号線の横断歩道は消えてしまっている。バスを降りた人が、車用の信号が青だからと横断しないよう、運行時刻表には「【注意】バスの直前・直後の横断は危険!」と書かれている(バス事業者は警察署長のような権限がないので、「横断禁止」と書くことができない)。
なお、近くに関鉄自動車工業の本社と土浦工場があるので(所在地は、かすみがうら市下稲吉)、整備に出入りする回送車を見かける機会がある。
中貫の石岡車庫・柿岡車庫方面の停留所付近は歩道がなく、すぐ横を大型トラックが走り抜けるので落ち着かない。常磐自動車道が開通する前は、今以上に大型トラックが多かったのだろう。バスベイもなく、停留所にバスが止まると後続車が詰まってしまう。右折車が繋がっているので、バスを追い抜くこともできない。折返し場はなく、道路を周回して向きを変える。
一方、土浦駅方面はバスベイと上屋が設置されている。交通渋滞による遅延を見越して、石岡車庫発土浦駅行の下稲吉→中貫間の所要時間は15分(石岡車庫行の中貫→下稲吉間は7分)とし、中貫で時間調整を行うダイヤとなっている。
↑土浦駅で発車待ちする中貫行。車両は西日本車体を架装した日産ディーゼルPKG-RA274MANで、船橋新京成バスからの移籍車。今年に入って運用を開始したばかりだ
↑円盤の行先にも「中貫」と書かれており、中貫止まりの意味か❓。石岡駅行は設定されておらず、石岡車庫行だ
↑運行時刻表。石岡車庫行の時刻も間もなく見納めとなる
↑運行路線図。つくば国際大学循環線など、中貫を発着しない関連路線も掲載されている
↑土浦駅方面ののりばは上屋付き
↑つぎはぎだらけの案内板
↑中貫工業団地入口交差点。国道6号線は交通量が多く、横断歩道が消えている。カーディーラーが立ち並んでいる
さて、中貫停留所は中貫宿の最寄りで、県道64号・土浦笠間線(旧水戸街道)沿いにある。国道6号線への抜け道になっているのか、交通量がある。中貫宿は水戸街道宿(江戸街道)の土浦宿と稲吉宿の中間の宿場である。本陣や問屋兼旅籠屋の吉田屋、旅籠屋としては富島屋ほか一軒、そのほかも馬宿も二軒あった。
中貫宿本陣は小休本陣で、現存の建物は元治元年(1864)に天狗党の中貫宿焼き討ちの時に焼失し、直ちに再建されたもので、水戸街道本陣で現存するものは、中貫の本陣のほかに取手の本陣と稲吉の本陣だけで、貴重な遺構であるという。正面・唐破風造りの玄関・式台・床の間・馬小屋などがよく残っている。土浦市指定文化財となっている。本陣は住宅となっており、中を見学することはできない。
↑中貫宿本陣
↑説明文
↑本陣向かい側の安穏寺
↑手前にある馬頭観世音
↑土浦中貫郵便局
↑自転車ルートの案内。自転車では走りにくいと思われる
石岡・土浦線は令和8年3月31日をもって、ヒルズガーデン~中貫間が廃止となる。このうち、バスが走らなくなる区間は、ヒルズガーデン~石岡車庫間、八間道路~千代田庁舎間、下稲吉十字路~中貫間だ。下稲吉十字路〜千代田庁舎間は、神立・東風高校線(神立駅西口〜下稲吉十字路〜下稲吉〜千代田庁舎〜つくば国際大学東風高校)が、1往復ながらも運行されている(休日・休校日運休)。なお、千代田庁舎前と千代田庁舎では停留所名が異なる。運行回数の少ない柿岡・土浦線が残るのは意外だ。
さて、中貫は国道6号線の要所で、交通渋滞が発生する。土浦方面からは中貫工業団地入口交差点の手前で2車線が1車線に減少し、左車線が石岡・水戸方面、右車線が神立駅・行方方面となる。国道6号線は1級国道となっているだけに、両方向とも交通量が多い。右折車線用の矢印式信号が長く、神立工業団地へ向かうトラックも多く見られる。反対方向の土浦方面は1車線+右折レーンで、やはり信号待ちの車が繋がっている。中貫付近の4車線化が望まれるが、今のところ計画はない。
この中貫工業団地入口交差点は、なぜかバス停側に横断歩道がなく、例えば石岡車庫方面の停留所側から土浦駅方面側の停留所へ行く場合は、コの字のように都合3回も横断歩道を渡らなければならない。歩行者を無視した設計だ。しかも、交通量が多いため、国道6号線の横断歩道は消えてしまっている。バスを降りた人が、車用の信号が青だからと横断しないよう、運行時刻表には「【注意】バスの直前・直後の横断は危険!」と書かれている(バス事業者は警察署長のような権限がないので、「横断禁止」と書くことができない)。
なお、近くに関鉄自動車工業の本社と土浦工場があるので(所在地は、かすみがうら市下稲吉)、整備に出入りする回送車を見かける機会がある。
中貫の石岡車庫・柿岡車庫方面の停留所付近は歩道がなく、すぐ横を大型トラックが走り抜けるので落ち着かない。常磐自動車道が開通する前は、今以上に大型トラックが多かったのだろう。バスベイもなく、停留所にバスが止まると後続車が詰まってしまう。右折車が繋がっているので、バスを追い抜くこともできない。折返し場はなく、道路を周回して向きを変える。
一方、土浦駅方面はバスベイと上屋が設置されている。交通渋滞による遅延を見越して、石岡車庫発土浦駅行の下稲吉→中貫間の所要時間は15分(石岡車庫行の中貫→下稲吉間は7分)とし、中貫で時間調整を行うダイヤとなっている。
さて、中貫停留所は中貫宿の最寄りで、県道64号・土浦笠間線(旧水戸街道)沿いにある。国道6号線への抜け道になっているのか、交通量がある。中貫宿は水戸街道宿(江戸街道)の土浦宿と稲吉宿の中間の宿場である。本陣や問屋兼旅籠屋の吉田屋、旅籠屋としては富島屋ほか一軒、そのほかも馬宿も二軒あった。
中貫宿本陣は小休本陣で、現存の建物は元治元年(1864)に天狗党の中貫宿焼き討ちの時に焼失し、直ちに再建されたもので、水戸街道本陣で現存するものは、中貫の本陣のほかに取手の本陣と稲吉の本陣だけで、貴重な遺構であるという。正面・唐破風造りの玄関・式台・床の間・馬小屋などがよく残っている。土浦市指定文化財となっている。本陣は住宅となっており、中を見学することはできない。
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