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文鮮明先生の「ユダヤ人とイスラエルに関する声明」について

文鮮明先生は1976年12月のユダヤ人の祭典であるハヌカーの日に、「ユダヤ人とイスラエルに関する声明」と題する英語の文書をニューヨークで発表しました。米国のユダヤ人に向けて語りかけられたこの声明の中で、文鮮明先生は反ユダヤ主義を明確に非難すると同時に、イスラエルの地におけるユダヤ人の生存権を尊重することを表明しています。この声明は、文鮮明先生が良識のある宗教家であったことを証明する貴重な資料です。以下に、この声明の全文を訳出しました。

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ユダヤ人の同胞たちへ:

1976年9月18日、ワシントン記念塔で行われたゴッド・ブレス・アメリカ・フェスティバルで、推定 30 万人が参加する中、私たちは次のように語りました。

[ユダヤ教、キリスト教、統一運動]は神の摂理における三兄弟です。それ故に、これら三宗教の拠点であるイスラエル、アメリカ、韓国も兄弟でなければなりません。この三国は神の側を代表する運命共同体ですから、サタンの代表である共産主義陣営は国連でこの三国を孤立させ、滅ぼそうとしています。

したがって、この三兄弟国は、国連の本来の目的と機能を回復させるために、一致団結して努力しなければなりません。この三国は内的には世界宗教の統一に、また外的には世界そのものの統一に貢献しなければなりません。

(1976年9月24日付ニューヨークタイムズ紙に掲載された私たちの広告を参照)しかし、この明確で明白な声明にもかかわらず、私たちは繰り返し攻撃され、反ユダヤ主義と見なされて非難されました。私たちの見解は歪曲され、私たちの闘争、その意味と目的は誤って伝えられました。

光の祭典であるハヌカーの日に、そして闇と悪の勢力に対する勝利を記念するこの機会に、私たちは私たちの真の信念を明らかにし、ユダヤ人の同胞であるあなた方に対する正直で誠実な気持ちを表明したいと思います。

この目的のために、私たちは1976年8月10日に署名された文書をここに公表し、皆さんの注意を喚起します。

イスラエルと韓国の国民は、歴史の中で近隣の敵国や拡大する帝国主義勢力による苦しみと迫害を経験してきました。

神に祝福されたアメリカの地に住む韓国人の息子として、私はユダヤ人の同胞の皆さんに友情の手を差し伸べ、私たちの運動の活動の指針となる原則を、特に人類共通のこの重要な節目に世界のユダヤ人とイスラエルが直面している問題と困難に関する原則を述べたいと思います。

1.統一運動は、最も醜悪で、卑劣で、残酷な憎悪の形である反ユダヤ主義を断固として非難します。私たちは、ヨーロッパにおける 600 万人のユダヤ人の殺害は、二度の世界大戦の間の時期におけるドイツの政治および宗教指導者、および他の国々の政治家の政治的近視眼と道徳的責任の欠如の結果であると考えています。

彼らは聖書の基本的な教えを無視し、行動を取るのが遅すぎたためにヒトラーの権力掌握を阻止することができず、ヒトラーの失脚に向けた行動を先送りし、ヒトラーの悪魔的な計画と陰謀の虜囚となった犠牲者を救うために何も実行しませんでした。

神の戒律の原理に触発され、人類の同胞愛の概念に導かれた、すべてのキリスト教徒とユダヤ人の勢力の統一戦線だけが、1933年から1945年にかけてナチスが実行したところの、カインに触発された行為である「最終的解決」の実施であるホロコーストを防ぐことができたはずでした。

2.統一運動は、ユダヤ人が物理的に生存する神聖かつ自然な権利を認めると同時に、その固有の歴史的実体の特徴であるところの、その特有の宗教的伝統を保持する神聖かつ自然な権利を認めます。これらの基本的人権は、特に離散の地に住むユダヤ人のために、あらゆる場所で保障されなければなりません。

3.統一運動は、イスラエルの地をホロコースト生存者の避難所として、また肉体的迫害や宗教的、人種的、国家的抑圧から逃れようとするすべての個々のユダヤ人の聖地として尊重します。自由な移住の要求は、否定することも奪うこともできないすべての人間の権利であり、米国が諸外国との関係において、特にソ連との関係において表明する政策とならなければなりません。

4.統一運動は、国家間の紛争を解決し、対立する社会的、経済的、政治的利益を調和させる努力の一環として、アラブ人とユダヤ人の間の受け入れ可能な和解に必要な政治的条件の創出に向けて、そして世界で最も重要な地域の一つである中東における真の永続的な平和の達成に向けて、努力します。

5.統一運動は、世界中の宗教的かつ自由な人々が、自国民に困難と苦しみを与え続け、世界の国々の間に憎悪と不和の毒を撒き散らし、最終的には政治的な世界征服と奴隷化を目的としているソビエト帝国主義を封じ込めることができるような、国家間の精神的かつ組織的な統一を築くために協力しなければならないと信じています。

6.統一運動は神に対して、そしてこの神の真実で正しい預言者たちと聖人たちに対して感謝しています。この預言者たちと聖人たちは、私たちが立ち上がって闘争を組織するための基盤を準備してくれました。私たちは自分たちのことを、天の父の子供であるユダヤ教徒とキリスト教徒の弟であると考えています。私たちは、父の長子を尊敬し、奉仕することを義務と考えています。神のすべての子供たちの間で愛と団結を促進することによってユダヤ教とキリスト教に奉仕することが私たちの使命です。

7.統一運動は原理を教え、私たちの共通の精神的遺産の基盤である神の戒律に表現されている統一と同胞愛の概念に導かれた統一された世界国家家族の設立を目指して努力します。この神聖で崇高な歴史的目標を達成するために、私たちは団結しなければならないと確信しています。

文鮮明師
ベルヴェデーレ、ニューヨーク州タリータウン
1976年12月
ハヌカー、キスレブ5737

資料:https://www.tparents.org/Moon-Talks/sunmyungmoon76/SM761200.htm

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コメント

1
エバル
エバル

文先生が反ユダヤ主義に対して、こんな明確に非難している文章があるとは驚きです。ユダヤ人に愛着を持つ自分としては嬉しいです。教えていただきまして、ありがとうございます!

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