僕は海賊版は絶対悪だと思ってるけど、某国人の友人から、
「某国では、海賊版 #遊戯王 がTCGブームの下地を作った」
と聞いたことがあります。
20年ほど前の話。某国は学校の前にかならず文房具と駄菓子の店があって、そこで海賊版遊戯王のパックが50円ほどで売られていました。
勿論本物より、印刷も紙質も悪いものだけど、多くの子供はこの安いカードで遊戯王を覚えました。
正規版はお金持ちしか買えないけど、海賊版は、「誰もが体験できる遊び」として共有できる価格帯だったんですね。
そして大人により、正規版の遊戯王を買えるようになったと。
これがなかったら、TCGそのものに触れていなかったと。
だからこそ、今の某国でのTCG市場があるんだと。
うーーーむ。難しい。
海賊版は絶対悪だけど、「某国でのTCG市場の開拓」という意味ではリアリティを感じてしまう。
言われてみれば日本でも、
「小学生にとってMTGは高くて、ブームになっても買えない子が多かったけど、150円の遊戯王やデュエマから一気に小学生ユーザーが増えた」
という事実があるので、価格帯はリアルな話なんですよね。
とはいえ、海賊版があって良かった、と言っているのはあくまでも某国人の友人の意見であって、僕の意見ではありません。
ただ、彼はこんな事も言ってました。
「もし私が(某国で)カードゲームのメーカーになるなら、同時に海賊版の会社を作って、正規版とは別にめちゃ安なパックを作って駄菓子屋さんに卸す。
そうすれば正規版と海賊版の両方の市場握れる。
十分広まって、海賊版の必要性がなくなったら、自分で海賊版の制作を止めるだけ。」
もうずいぶん昔に聞いた話ですが、少なくとも当時なら、成功の可能性はあったのかな、と思います。
皆さんはこの「某国の子供達の多くは、海賊版で育った」という話を聞いて、どう思いましたか?