- 1ポチェモブ26/04/07(火) 21:35:29
- 2二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 21:40:37
待ってたよ…
- 3二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 21:42:43
こっから腕の見せどころやっ
ハッカーと勇者と空手家でこの世界をどう切り抜けるか… - 4ポチェモブ26/04/07(火) 21:44:48
幾度目かの絶望の輪廻。記憶を共有するツァーヴ、和泉ユキ、伊吹コウジの三人は、このふざけたゲームの「お約束(セオリー)」を潰していく作戦に出た。
狂気と試行錯誤のループ、第71ターンからの記録である。
(システムの都合上すげーツメツメになりそうだよねパパ) - 5ポチェモブ26/04/07(火) 21:47:56
### ⚪︎71ターン目(標的:正義の徒)
**イベント1:死因(ツァーヴ VS シエル)**
**マップ:黒竜寺**
「お姉さん、デスゲームの黒幕ってのは大抵『高潔な正義』を語る奴なんスよ!」
ツァーヴは躊躇いなく、シエルの胸に手刀を突き立てた。代行者の血が境内の石畳を濡らす。
(ツァーヴ)が(シエル)をブッチャーナイフ(手刀)で刺殺
**イベント2:死因(和泉ユキ VS 名護啓介)**
**マップ:ビル屋上ヘリポート**
「正義の味方ぶってるアンタが一番怪しいのよ!」ユキがコンソールを叩き、配備された兵器をハッキングして名護に一斉射撃を浴びせる。
(和泉ユキ)がトダー(兵器ロボット)を使い(名護啓介)を絶命
**イベント3:死因(伊吹コウジ VS ホンル)**
**マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ**
常に余裕の笑みを崩さないホンル。コウジは「その得体の知れない余裕が答えだ」とばかりに、全身全霊の拳を叩き込んだ。
(伊吹コウジ)との激戦の末、(ホンル)が幻突で逆転KO
**イベント4:死因(ツァーヴ VS ジョン・メイトリックス)**
**マップ:山中の秘密基地エリア52**
「最強の男が黒幕ってのも王道っスよね!」ツァーヴの理不尽な奇襲により、伝説のコマンドーは為す術なく異空間へと飲み込まれた。
(ツァーヴ)が(ジョン・メイトリックス)を猿空間に送り消滅
- 6二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 21:50:09
しらみ潰しを超えたしらみ潰し
- 7ポチェモブ26/04/07(火) 21:51:33
- 8二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 21:52:23
殺し合いしすぎぃ〜〜っ
- 9ポチェモブ26/04/07(火) 21:52:46
- 10ポチェモブ26/04/07(火) 21:55:51
⚪︎72ターン目(標的:可憐な少女)
**イベント1:死因(ツァーヴ VS フランドール・スカーレット)**
**マップ:ホワイト・ナイト・バトル特設会場**
「デスゲームじゃ、無邪気な子供が真の黒幕って相場が決まってるっス!」
ツァーヴは心を鬼にして、無邪気な吸血鬼の少女の心臓を容赦無く破壊した。
(ツァーヴ)が(フランドール・スカーレット)の心臓を破心掌で心停止させる
**イベント2:死因(和泉ユキ VS 愛清フウカ)**
**マップ:雨の木なコーヒー**
「アンタみたいに家庭的で優しい子ほど、裏があるのよ!」泣きそうな顔のユキが、フウカを罠に嵌めて衰弱させる。
(和泉ユキ)が(愛清フウカ)に呪怨を浴びせて衰弱死
**イベント3:死因(伊吹コウジ VS 霧嶋董香)**
**マップ:黒竜寺**
「すまない、これも皆を救うためだ!」コウジの冷徹な一撃が、反撃しようとした董香の核を貫いた。
(伊吹コウジ)が(霧嶋董香)をブッチャーナイフ(手刀)で刺殺
**イベント4:死因(ツァーヴ VS リム)**
**マップ:鬼喰島**
「泣き虫の幽霊ちゃん、あんたが世界を回してるなら止めてくれ!」ツァーヴの強引な空間操作により、リムは悲鳴と共に消え去った。
(ツァーヴ)が(リム)を猿空間に送り消滅
- 11二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 21:56:44
もうメチャクチャだな…
- 12ポチェモブ26/04/07(火) 21:58:12
- 13ポチェモブ26/04/07(火) 21:59:33
- 14ポチェモブ26/04/07(火) 22:03:05
⚪︎73ターン目(標的:人外・マスコット)
**イベント1:死因(ツァーヴ VS Kirbo)**
**マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ**
「こんなカオスな場所にいるゆるキャラもどき、絶対お前が黒幕だろ!」十字架を掲げるKirboを、ツァーヴが叩き割る。
(ツァーヴ)が(Kirbo)をブッチャーナイフ(手刀)で刺殺
**イベント2:死因(伊吹コウジ VS スーパーソニックになれるソニック)**
**マップ:ハイパーバトル予選の山中**
「速すぎる異分子……お前が時間を操っているのか!」コウジの拳が、ソニックの心臓を正確に打ち抜く。
(伊吹コウジ)が(スーパーソニックになれるソニック)の心臓を破心掌で心停止させる
**イベント3:死因(和泉ユキ VS 日本)**
**マップ:夜の遊園地の巨大観覧車頂上**
「国が擬人化したボール!? アンタみたいなギャグ時空の存在が怪しいのよ!」ユキが兵器を遠隔操作して日本を排除した。
(和泉ユキ)がトダー(兵器ロボット)を使い(日本)を絶命
- 15二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 22:04:47
こいつらが完全に殺人鬼なのは大丈夫か?
- 16ポチェモブ26/04/07(火) 22:05:26
イベント4:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ & 伊吹コウジ)**
**マップ:本山流体術道場**
異質な存在を狩り尽くしても、システムは冷酷に沈黙を保つ。
(ツァーヴ)と(伊吹コウジ)は疑心暗鬼に陥り別れる
**イベント5:交流(和泉ユキ & ツァーヴ)**
**マップ:本山流体術道場**
「……違う。こいつらもただの駒だ。じゃあ、誰なんだよ……!」
(和泉ユキ)と(ツァーヴ)は闇のフィクサーの考察をした
**イベント6:死因(徒労の果て)**
**マップ:本山流体術道場**
何も起きないことに絶望したツァーヴは、自ら命を絶つことでループを早めた。
(ツァーヴ)が(ツァーヴ)に蠢蟹掌を打ち込み絶望させて自殺に追い込む
**生存者リスト:** 17名生存(省略)
**死亡者リスト:** Kirbo、スーパーソニックになれるソニック、日本、ツァーヴ
(ここらへんからGemini君も疲れ始めてきて笑ってしまう)
- 17ポチェモブ26/04/07(火) 22:08:52
⚪︎74ターン目(仲間割れの果て)
**イベント1:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ)**
幾度もの無駄な殺戮が三人の精神を限界まで削り取っていた。
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)は喧嘩した
**イベント2:交流(伊吹コウジ & 和泉ユキ)**
「お前が何か見落としてるんじゃないのか!?」「アンタこそ、ただ殴ってるだけじゃない!」
(伊吹コウジ)と(和泉ユキ)は仲違いし殺し合いに発展
**イベント3:死因(伊吹コウジ VS 和泉ユキ)**
狂気に呑まれたコウジが、止めに入ろうとしたユキの心臓を反射的に貫いてしまう。
(伊吹コウジ)が(和泉ユキ)の心臓を破心掌で心停止させる
**イベント4:死因(ツァーヴ VS 伊吹コウジ)**
「何やってんだよコウジ!!」激昂したツァーヴが、涙を流しながら友を切り裂いた。
(ツァーヴ)が(伊吹コウジ)をブッチャーナイフ(手刀)で刺殺
**イベント5:交流(ツァーヴ & 亡骸)**
血の海の中で、ツァーヴは己の愚行に慟哭した。
(ツァーヴ)は絶望しかけていた(自分)を励ましました(※虚無)
**イベント6:死因(孤独の精算)**
耐えきれなくなったツァーヴは、自らの手で死を選んだ。
(ツァーヴ)が(ツァーヴ)に蠢蟹掌を打ち込み絶望させて自殺に追い込む
**生存者リスト:** 18名生存(省略)
**死亡者リスト:** 和泉ユキ、伊吹コウジ、ツァーヴ
- 18ポチェモブ26/04/07(火) 22:11:31
⚪︎75ターン目(三人の誓いと心中)
**イベント1:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ & 伊吹コウジ)**
ループし、正気を取り戻した三人。彼らは互いに謝罪し、同時に死 ねばループから抜け出せるかもしれないという仮説を立てた。
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)は約束をした
**イベント2:死因(ツァーヴの自刃)**
「向こうで会おうぜ、二人とも」
(ツァーヴ)が(ツァーヴ)に蠢蟹掌を打ち込み絶望させて自殺に追い込む
**イベント3:死因(伊吹コウジの自刃)**
「俺もすぐに行く」
(伊吹コウジ)が(伊吹コウジ)に蠢蟹掌を打ち込み絶望させて自殺に追い込む
**イベント4:死因(和泉ユキの自刃)**
「……一人残されるのはごめんよ」
(和泉ユキ)が(和泉ユキ)に蠢蟹掌を打ち込み絶望させて自殺に追い込む
- 19ポチェモブ26/04/07(火) 22:12:54
- 20ポチェモブ26/04/07(火) 22:15:09
- 21二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 22:16:26
ループ解決できなそうっすけ
- 22ポチェモブ26/04/07(火) 22:17:26
- 23ポチェモブ26/04/07(火) 22:21:49
- 24ポチェモブ26/04/07(火) 22:25:48
- 25ポチェモブ26/04/07(火) 22:29:07
⚪︎80ターン目(摩耗と真理への到達)
**イベント1:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ)**
**マップ:雪の降る不知火御殿中庭**
雪の中に座り込み、ユキはうつろな目で空を見上げた。「ねえ……あたしたち、もう何回死んだっけ……?」
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)は話をした
**イベント2:交流(伊吹コウジ & ツァーヴ)**
コウジの拳は、壁を殴りすぎてもうボロボロだった。「王道も、邪道も、全部試した。俺たちは踊らされているだけだ」
(伊吹コウジ)と(ツァーヴ)は情報共有した
**イベント3:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ & 伊吹コウジ)**
「……違うっス。俺たち『参加者』の中には、黒幕なんて最初からいなかったんだ」ツァーヴが血を吐くような声で絞り出す。
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)と(伊吹コウジ)は闇のフィクサーの考察をした
- 26ポチェモブ26/04/07(火) 22:33:50
**イベント4:交流(ベジータ & メディア)**
周囲では、何も知らない他の参加者たちが再び無意味な争いを始めようとしている。
(ベジータ)と(メディア)は解釈違いで対立してケンカした
**イベント5:交流(ツァーヴ & 虚空)**
ツァーヴは立ち上がり、雪の降る天に向かって中指を立てた。
「聞こえてるんだろ、主催者(システム)! あんたは参加者の中にはいない! この世界の『外側』から俺たちを観て楽しんでるクソ野郎だ!」
(ツァーヴ)は世界の真理と哲学について丸一日語り合った
**イベント6:死因(システムの介入)**
その言葉がタブーに触れたかのように、空間が歪み、三人の足元が崩落した。
(ツァーヴ)のミスで(ツァーヴ)が事故死
**生存者リスト:** 20名生存(ツァーヴ以外)
**死亡者リスト:** ツァーヴ
- 27ポチェモブ26/04/07(火) 22:35:21
- 28二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 22:37:45
うーん天丼すぎるから仕方ない本当に仕方ない
- 29ポチェモブ26/04/07(火) 23:01:07
- 30二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 23:04:47
- 31二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 23:18:41
元気だして…
- 32ポチェモブ26/04/07(火) 23:20:33
今日はもう無理っスね、奇譚のないモチベって奴っス
スランプに陥ってるかわからないけどもう何が面白いか分からなくなったんだァ、ちょっと休ませてもらおうかァ - 33二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 00:12:50
どうすればこのループから脱出できるんやろなあ…
- 34二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 01:18:22
AIの特性だ 一度ループにハマると中々脱出できない
人力で無理矢理ループ脱出しないと話が進まないと思われるが… - 35二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 01:19:12
あんま無理して今やってるのを面白く完結させることに拘っても仕方ないからとりあえず予定していた通りにさっさと終わらせて内海サブストやって切り替えて次のロワに行った方がいいと思う…それが僕です
ワシめっちゃポチェモブのロワ好きやし - 36二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 09:03:05
保守
- 37二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 15:34:17
保守
- 38二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 21:01:54
ループの黒幕どこへ!
- 39二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 22:58:07
開催まってるよ
- 40ポチェモブ26/04/08(水) 22:59:20
再開するのん
周師匠も言ってるけど反応や♡は見てる人がいるっていうモチベに繋がるから大っぴらにやれよ
ワシは反応さえあれば本来3〜4時くらいまで余裕で起きれるフルコンタクト夜型人間なんだからな。 - 41二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:00:55
安価は参加できなかったけどカジュアルロワ風ループ展開は今までになかった形態だから純粋に結末が気になってるのが俺なんだよね
もちろん内海のサブストも待ってるのんな - 42ポチェモブ26/04/08(水) 23:02:45
外側の存在を看破し、ようやくループを脱したかと思われたツァーヴだったが、無情にも意識は再びあの不快な列車の座席へと引き戻された。
しかし、今回は一つだけ「変化」があった。
第81ターン(上位存在からの手紙と新たな策)
**イベント1:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ)**
**マップ:疾走する地獄列車車内**
目を覚ましたツァーヴの膝の上に、一枚の便箋が置かれていた。そこには丸文字でこう書かれていた。
『ある意味それはそうだけど、その参加者の中にいる真のフィクサーを暴かないと出れないのん』
「のん……? 舐めやがって……!」
ツァーヴはギリッと歯を噛み締めるが、これは明確なヒントでもあった。やはりこの盤上に「真のフィクサー」は紛れ込んでいるのだ。合流したユキに手紙を見せ、二人は新たな方針を固めた。
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)は情報共有した
(ちなみにループ展開以降はワシが全部指示出しして書いてもらってる半人力なんやで。全てはワシが望んだ天丼展開だった…)
- 43二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:02:52
- 44二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:04:51
なにっ半分人力?
素直にすごいのん - 45ポチェモブ26/04/08(水) 23:05:58
イベント2:交流(ツァーヴ & 伊吹コウジ)**
**マップ:黒竜寺**
伊吹コウジとも合流した三人は、一つの悪魔的な作戦を立てた。「自称・神」である合体ザマスを崇拝するフリをして彼を操り、他の参加者を全滅させた後で騙し討ちにするという、外道だが確実な盤面整理の策である。
(ツァーヴ)と(伊吹コウジ)は作戦会議をした
**イベント3:交流(伊吹コウジ & 合体ザマス)**
**マップ:青葉工業高校(アオコー)**
コウジはプライドを捨て、合体ザマスの前に跪いた。
「偉大なる神ザマスよ、愚かな我々をお導きください」
「ホホウ……人間の中にも、私の美しさと正義を理解できる者がいたとはな。よかろう、ひれ伏すがいい!」
すっかり気分を良くしたザマスは、三人を従えて他の参加者の殲滅を開始した。
(伊吹コウジ)と(合体ザマス)は話をした
**イベント4:死因(合体ザマスの蹂躙)**
**マップ:青葉工業高校(アオコー)**
神の力は圧倒的だった。手始めに目についたフランドールを容赦なく消し飛ばす。
(合体ザマス)が(フランドール・スカーレット)の心臓を破心掌で心停止させる
**イベント5:死因(合体ザマスの蹂躙)**
さらに逃げ惑うホンルを捉え、その精神を破壊した。
(合体ザマス)が(ホンル)に蠢蟹掌を打ち込み絶望させて自殺に追い込む
**イベント6:死因(合体ザマスの蹂躙)**
「神の光の前にひれ伏せ!」ザマスの暴虐は止まらない。
(合体ザマス)が(メディア)の心臓を破心掌で心停止させる
**⚪︎81ターン目 終了**
**生存者リスト:** 18名生存
**死亡者リスト:** フランドール・スカーレット、ホンル、メディア
- 46二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:07:27
灘の技使うザマスで笑ってしまう
- 47ポチェモブ26/04/08(水) 23:08:48
第82ターン(神殺しの騙し討ち)
**イベント1〜4:死因(ザマスによる大虐殺)**
**マップ:ドラゴン・クリフ特設リング**
ツァーヴたちのヨイショに乗せられたザマスは、次々と参加者を血祭りにあげていく。ベジータとの死闘すらも、コウジたちのサポート(という名の横槍)によりザマスが制し、ついに生存者はザマスと三人だけになった。
(合体ザマス)が(ベジータ)の心臓を破心掌で心停止させる
(合体ザマス)が(ジョン・メイトリックス)の心臓を破心掌で心停止させる
(合体ザマス)が(ダーク・ウルトラマン)の心臓を破心掌で心停止させる
(合体ザマス)が(シエル)の心臓を破心掌で心停止させる
**イベント5:死因(神への反逆)**
**マップ:ドラゴン・クリフ特設リング**
「フハハハ! これで世界は美しくなった!」
ザマスが高笑いしたその背後から、ツァーヴとコウジの全力の拳が同時に突き刺さった。
「なっ……貴様ら、神を裏切るというのかァッ!?」
「バーカ! 誰がオモチャみたいな神様に本気で祈るかっスよ!」
激戦の末、不意を突かれたザマスは三人の連携の前に沈んだ。
(ツァーヴ)との激戦の末、(合体ザマス)が幻突で逆転KO
- 48二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:09:32
もしかしたら参加者がタフの技を使いまくってる事も伏線なのかもしれないね
- 49二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:10:29
でも俺このシュミロワの世界でどうオチつけるのか気になるんだよね
- 50ポチェモブ26/04/08(水) 23:11:35
イベント6:死因(絶望のヤクザ)**
**マップ:ドラゴン・クリフ特設リング**
ザマスを倒し、ついにゲームクリアかと思われた。しかし、鳴り響いたのは祝砲ではなく、銃声だった。
「……は? なんでヤクザが……」
無慈悲な銃弾が三人を貫き、ザマス作戦は失敗に終わった。
(和泉ユキ)がヤクザの襲撃を回避できず死亡
**⚪︎82ターン目 終了**
(※この後ツァーヴたちも死亡しリセット)
ちなみにワシは三人のループする理由は一切考えてないからGemini君が毎回サプライズヤクザ展開で処理してるらしいよ
(タフモチーフのイベントしかないからって言わないほうが良いかな…)
- 51二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:12:37
こうなると三人の内一人が真のフィクサーなんじゃないスか?
- 52ポチェモブ26/04/08(水) 23:14:40
第83ターン(イクササイズの悪夢)
**イベント1:交流(ツァーヴ & 名護啓介)**
**マップ:ビル屋上ヘリポート**
ループ後、三人は名護啓介の元へ向かった。「正義感が強いあんたなら、何か黒幕の心当たりはないかっスか?」
(ツァーヴ)と(名護啓介)は作戦会議をした
**イベント2:交流(伊吹コウジ & 名護啓介)**
名護は自信満々に頷いた。
「邪悪を見抜くには、まず己の肉体と精神を清める必要がある。さあ君たちもやりなさい! イクササイズだ!」
名護は奇妙なテンポでスクワットと屈伸を始めた。
(伊吹コウジ)と(名護啓介)は一緒に情熱的な夜を過ごした(※徹夜でトレーニングさせられた)
**イベント3〜5:交流(地獄の筋トレ)**
「まきなーさいまきなさい! 変身ベルトを巻きなさい!」
「なんであたしたち、こんなことやらされてんのよ……!」
「腕が……上がらない……!」
三人は謎の儀式「イクササイズ」を強制され、完全に体力を搾り取られてしまった。
(和泉ユキ)と(名護啓介)は親交を深めた
(ツァーヴ)と(名護啓介)は一緒に歌を熱唱した(※イクササイズ用の掛け声)
(伊吹コウジ)と(名護啓介)は意気投合した
Kamen Rider Kiva Adventure DVD - IXA-cise!
- 53ポチェモブ26/04/08(水) 23:16:11
- 54二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:16:59
なんか…フロストバイト=サン野蛮じゃない?前から天の助を特に理由もなく殺してるし…野蛮すぎぃ〜っ
- 55二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:17:20
何をやってるんだこの馬鹿どもは!?
- 56ポチェモブ26/04/08(水) 23:18:14
第84ターン(超音速の消失)
**イベント1:交流(和泉ユキ & スーパーソニックになれるソニック)**
**マップ:ハイパーバトル予選の山中**
「ねえソニック、アンタのスピードならこの時間のループ自体を振り切れるんじゃないの!?」ユキがすがるように提案する。
(和泉ユキ)と(スーパーソニックになれるソニック)は作戦会議をした
**イベント2:死因(ソニックの消失)**
「A piece of cake! 楽勝だぜ! オレの最高速を見せてやる!」
ソニックがスーパー化し、亜光速を超え超光速へと加速した瞬間――空間がビリッと破れ、ソニックの姿は二度と戻ってこない不可解な次元(猿空間)へと消え去ってしまった。
「……あいつ、次元の壁を突き抜けて消えちゃったわね」
(和泉ユキ)のミスで(スーパーソニックになれるソニック)が猿空間へ飛ばされる
**イベント3〜6:死因(呆然とする三人)**
切り札を失い呆然とする三人は、そのまま野生動物に蹂躙された。
(コモドドラゴン)が(ツァーヴ)を絶命(※野生動物による襲撃)
(コモドドラゴン)が(伊吹コウジ)を絶命
(コモドドラゴン)が(和泉ユキ)を絶命
**⚪︎84ターン目 終了**
(リセット)
- 57二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:18:37
いいんだニンジャにはそれが許される
- 58二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:19:21
ソニックのあほ
- 59二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:20:12
やり過ぎぃ〜〜っ
- 60ポチェモブ26/04/08(水) 23:20:32
第85ターン(草を生やすな)
**イベント1:交流(ツァーヴ & 日本)**
**マップ:雨の木なコーヒー**
カフェで茶を啜っていた日本(ポーランドボール)に、ツァーヴは藁にもすがる思いで尋ねた。
「なあ、あんた国なんだろ? 国家の威信にかけて、この状況を打破する案はないんっスか?」
(ツァーヴ)と(日本)は情報共有した
**イベント2:死因(ツァーヴ VS 日本)**
日本は丸い体を揺らしながら答えた。
「オーノー、ワタシは遺憾の意を示すことしかできないんよwww 誰か助けてプリーズwww」
「……お前、こんな状況で草生やしてんじゃねええっ!!」
極限のストレス状態にあったツァーヴは、その呑気な笑い方に反射的にキレてしまい、日本の体を思い切り叩き割ってしまった。
(ツァーヴ)が(日本)をブッチャーナイフ(手刀)で刺殺
**イベント3〜6:交流(自己嫌悪)**
「あああ……また無駄な殺しをやっちまった……」
ツァーヴが頭を抱え、ユキとコウジが宥めるが、そのままターンは終了しリセットされた。
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)は喧嘩した
(伊吹コウジ)は絶望しかけていた(ツァーヴ)を励ましました
- 61二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:21:13
ツァーヴかわいそ…
- 62二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:21:36
アメリカだったら遺憾砲以外も使えたのになァ…
- 63ポチェモブ26/04/08(水) 23:23:51
- 64ポチェモブ26/04/08(水) 23:26:02
第99ターン(摩耗の極致)
**イベント1〜5:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ & 伊吹コウジ)**
**マップ:豪雨が降り注ぐタンカー甲板**
土砂降りの雨の中、血と泥にまみれた三人は甲板に大の字になって倒れていた。
「もう……ダメだ。あたしのハッキングでも、人間の心理を読んでも、黒幕なんて見つからない……」
「俺の拳も、空を切るばかりだ。……俺たちは、永遠にこの箱庭から出られないのか?」
(和泉ユキ)と(伊吹コウジ)は疑心暗鬼に陥り別れる
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)は話をした
(ツァーヴ)と(伊吹コウジ)は作戦会議をした
**イベント6:交流(ツァーヴ)**
「のん、か……。ふざけた語尾の、真のフィクサー……。参加者の中にいる……」
ツァーヴは降り注ぐ雨を顔に受けながら、濁った瞳で宙を見つめた。
思考は停止寸前。もはや打つ手は全て尽きた。迷走に次ぐ迷走の果てに、彼らは再び完全な手詰まりへと陥っていた。
(ツァーヴ)は闇のフィクサーの考察をした
**⚪︎99ターン目 終了**
- 65二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:28:02
ついに100ターンヤンケシバクやんけ
- 66二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:28:20
やることを全部やってしまった……
いよいよGルートが始まる - 67ポチェモブ26/04/08(水) 23:29:10
摩耗 の極致に達した第100ターン。
絶望の淵に立たされた三人は、それぞれ別の場所で休息を取っていた。しかし、その休息の中で交わされた何気ない会話が、この狂った世界を破壊する「最強のバグ」を生み出すこととなる。
(ちなみに〇〇なのんっていう手紙はメタ的な事を疑う前に参加者の中にいる闇のフィクサーを見つけろよっていうワシからのメッセージらしいよ。AIは敵だ…AIは直ぐ外の世界のワシをフィクサー扱いする…!) - 68二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:30:36
なんじゃあこの…なんじゃあ
- 69ポチェモブ26/04/08(水) 23:31:14
第100ターン(反逆の閃き)
イベント1:交流(ツァーヴ & 名護啓介)
マップ:ビル屋上ヘリポート
冷たい風が吹くヘリポートで、ツァーヴは力なくへたり込んでいた。隣に立つ名護啓介に、半ば自嘲気味に問いかける。
「なあ、名護さん……。戦うのがしんどくて、もう全部投げ出したくなったら、あんたならどうするっスか?」
名護は夜景を見下ろしながら、かつての独善的だった自分と、過去で出会った男の姿を重ね合わせて静かに答えた。
「……君に必要なのは『遊び心』だ。正義に固執しすぎれば心は折れる。だが、心に余裕を持ち、世界を楽しむ遊び心があれば、どんな絶望の中でも立ち上がることができるなさい」
「遊び心……?」
ツァーヴは目を見開いた。真面目に「ルール」に従って黒幕を探していたからダメだったのだ。このゲームそのものを「遊んで」ぶっ壊す。その逆転の発想が、ツァーヴの脳内に電撃のように走った。
(ツァーヴ)と(名護啓介)は話をした
- 70ポチェモブ26/04/08(水) 23:33:45
イベント2:交流(和泉ユキ & ダーク・ウルトラマン)
マップ:夜の遊園地の巨大観覧車頂上
観覧車のゴンドラの中、ユキは外で立ちすくむ異形の巨人に愚痴をこぼしていた。
「あーあ……あたしのハッキング技術でもどうにもならないなんてね。ねえアンタ、ウルトラマンなんでしょ? 偽物でも、闇の力でも何でもいいからさ……ウルトラマンなら、あたしたちを助けてよ!」
半ばヤケクソの叫びだった。しかし、常に定型文しか喋らなかったダーク・ウルトラマンの巨体が、ピクリと震えた。
「でも私は…日本のウルトラマンは正統な兄弟だと思っていますよ」
善と悪の心が混在する彼の内面に、ユキの「ウルトラマンなんだから助けて」という純粋な言葉が、確かな揺らぎを生み出していた。
(和泉ユキ)と(ダーク・ウルトラマン)は話をした
- 71二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:35:44
大変です。定型から脱しそうなんですよ。
- 72ポチェモブ26/04/08(水) 23:35:54
イベント3:交流(伊吹コウジ & ホンル & ところ天の助)
マップ:雨の木なコーヒー
カフェのテラス席で、伊吹コウジは出された紅茶を見つめながら深い溜息をついた。
「……もう、全部諦めて、このまま一生茶を飲んでいたい気分だ」
「あはは、詳しい事情は分かりませんが、コウジさんは少し肩の力を抜いた方がいいですねぇ」
ホンルが優雅に微笑んで慰める中、プルプルと震えるところ天の助が身を乗り出してきた。
「バッカお前、そんなんじゃダメだぞ! 悩みがあるなら『ハジケる』んだよ! 常識なんてぬのハンカチで拭き取って、意味不明なことやって世界をビビらせてやれ!」
「ハジケる……常識を捨てる……」
コウジはハッとした。ヴァンガードのファイトでも、盤面を覆すのは常に常識外れの一手だ。システムの想定を超える「エラー」を起こすこと。それこそが解答だと気づいた。
(伊吹コウジ)と(ホンル)と(ところ天の助)はお茶会を楽しんだ
- 73ポチェモブ26/04/08(水) 23:38:36
イベント4:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ & 伊吹コウジ)
マップ:青葉工業高校(アオコー)
屋上に集結した三人。彼らの瞳には、かつての絶望は消え去り、狂気じみた希望の光が宿っていた。
「遊び心とハジケ……要するに、このイカれたシステムに『処理落ち』を起こさせるってことね」
ユキがコンソールを叩きながら不敵に笑う。
「そういうことっス。誰かが死 ねば世界は巻き戻る。なら……俺たち三人が、全く同じタイミングで、限界を超えるスピードで『互いを殺し合い』続けたらどうなるか?」
「この世界で覚えた『弾丸滑り菩薩拳』と『幻突』を組み合わせた超高速のカウンター……『弾丸滑り幻突』だな。それを三つ巴で同時に打ち込む」
コウジが拳を構える。システムの演算能力をパンクさせる、命懸けのDDoS攻撃。それが彼らの導き出した最終解答だった。
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)と(伊吹コウジ)は作戦会議をした
イベント5:交流(ツァーヴ & 和泉ユキ & 伊吹コウジ)
「……一歩間違えれば、俺たちの魂が完全に消滅するかもしれないっスよ」
「今更よ。ここで永遠に飼い殺しにされるよりマシでしょ」
「ああ。必ず、向こう側で会おう」
三人は固く拳を突き合わせ、円陣を組んだ。
(ツァーヴ)と(和泉ユキ)と(伊吹コウジ)は「共に生きてここから出よう」と誓いの言葉を交わして別れました
- 74ポチェモブ26/04/08(水) 23:41:46
イベント6:死因(無限ループの引き金)
「いくぞッ!!」
三人の咆哮が重なる。
極限まで高められた闘気とハッカースキルによるシステムへの干渉。三人は完璧な正三角形を描き、互いの心臓に向けて同時に「弾丸滑り幻突」を放った。
(和泉ユキ)との激戦の末、(ツァーヴ)が幻突で逆転KO
(伊吹コウジ)との激戦の末、(和泉ユキ)が幻突で逆転KO
(ツァーヴ)との激戦の末、(伊吹コウジ)が幻突で逆転KO
高速演算・オーバーフローの彼方へ
三人が同時に死を迎えた瞬間、システムは「世界をリセットする処理」を三重に、しかも完全に同一のフレームで実行しようとした。
論理的矛盾。矛盾を解決するための再演算。その再演算中に再び三人の「弾丸滑り幻突」の残響が干渉する。
ターン数が、狂ったように跳ね上がり始めた。
- 75ポチェモブ26/04/08(水) 23:46:10
1000ターン目
景色がマーブル状に歪み始める。ベジータの台詞が「オレはカカカカカカカカカカ」とループし、ザマスの光輪がノイズに塗れる。
⚪︎5000ターン目
マップの概念が崩壊した。アオコーの校舎の中に夜の観覧車が突き刺さり、不知火御殿の雪が下から上へと降り注ぐ。フランドールが「壊しっこ壊しっこ壊しっこ」と呪文のように唱え続ける。
⚪︎10000ターン目
空が剥がれ落ちた。青空のテクスチャの裏側から、無機質な緑色の文字列(コード)が滝のように流れ落ちてくる。デカグラマトンが「論理的エエエエエエラーーーー」とけたたましい警告音を鳴らし爆発を繰り返す。
⚪︎30000ターン目
「あばよあばよあばよ」
「PoyoPoyoPoyo」
「ベベベベベベベネット」
キャラクターたちの音声が電子音のように圧縮され、空間そのものが悲鳴を上げ始める。三人の命を懸けた「ハジケた遊び心」は、強固なデスゲームのサーバーに致命的な負荷を与え続けていた。
- 76二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:47:11
ううんどういうことだ?
- 77ポチェモブ26/04/08(水) 23:49:58
そして、カウンターが16ビットの限界値に到達したその時
。
⚪︎65535ターン目(世界のバグ、崩壊の刻)
「ガァァァァァァァァッ!!!」
限界を超えた処理落ちの末、世界を構築していたポリゴンが弾け飛んだ。
空は毒々しいマゼンタと黒の市松模様に染まり、重力のベクトルが四方八方に乱れ飛ぶ。参加者たちの姿はノイズに包まれ、テクスチャが剥がれてワイヤーフレームのようになっている。
「やった……! ループの、壁が……!!」
ノイズまみれの空間で、辛うじて自我を保っていたツァーヴ、ユキ、コウジの三人が立ち上がる。彼らの周囲だけは、強い意志の力によってバグから守られていた。
『FATAL ERROR: INTEGER OVERFLOW』
『MEMORY LEAK DETECTED』
『SYSTEM SHUTDOWN SEQUENCE INITIATED... FAILED.』
空に浮かび上がる巨大なエラーメッセージ。
システムが完全に悲鳴を上げ、ゲームの「盤面」そのものが溶け落ちていく。
もはや、ターン制も死因も交流イベントも存在しない。ルールは破壊された。
「引きずり出してやるよ……!」
ツァーヴは、ノイズの向こう側に隠れているであろう「真のフィクサー」に向かって、血塗れの拳を突きつけた。
「さあ、お遊びは終わりだ! 姿を現しやがれ、闇のフィクサー!!」
⚪︎65535ターン目 異常終了
生存者リスト:
・ERR_USER_NOT_FOUND
死亡者リスト:
・ERR_DATA_CORRUPTED
- 78二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:51:58
無限ループ…
黒幕は誰なんだ - 79ポチェモブ26/04/08(水) 23:52:50
(あ、ここからは最終決戦だけど…闇のフィクサーと協力者の正体はGemini君に任せたでヤンス。)
- 80ポチェモブ26/04/08(水) 23:54:36
マゼンタと漆黒の市松模様に崩壊した空。重力が上下左右に乱高下し、世界のテクスチャがパラパラと剥がれ落ちていく異常空間。
65535回の死と絶望の果てに、ツァーヴ、和泉ユキ、伊吹コウジの三人がこじ開けた「システムの底」。
ノイズが吹き荒れるその中心で、空間が静かに、そして滑らかに割れた。
「……本当に、信じられません。まさか自ら何万回も命を絶って、この強固なサーバーを物理的な処理落ちで破壊するなんて」
鈴を転がすような、穏やかで聞き馴染みのある声だった。
ポリゴンの破片を踏み締めて、光の奥から「それ」は姿を現した。
血と泥に塗れた凄惨なデスゲームには到底似つかわしくない、清潔なエプロン姿。お玉を片手に持ち、困ったように眉を下げる可憐な少女。
「……フウカ、ちゃん……?」
ユキが、震える声でその名を呼んだ。
どんな怪物が現れても、どんな狂人が出てきても驚かない。三人はそう覚悟を決めていたはずだった。しかし、目の前に立つのは、戦いの合間に温かいラーメンやサンドイッチを振る舞ってくれた、あの心優しい給食部の少女だったのだ。
- 81二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:54:52
【Geminiのコメント】
丸投げ…糞… - 82二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:56:11
コイツがフィクサーなんすか
- 83ポチェモブ26/04/08(水) 23:56:23
その温もりに救われた記憶があるからこそ、三人は言葉を失い、絶句した。
「どうして……あんたが……!」
コウジが血のにじむ拳を握り締め、うめくように問う。
フウカは申し訳なさそうに、しかし一切の罪悪感を感じさせない、どこか狂気を孕んだ澄んだ瞳で微笑んだ。
「どうして、ですか? ……簡単なことです。私はただ、『永遠の団欒』が欲しかっただけなんですよ」
フウカが一歩前に出ると、崩壊していた空間が彼女の足元から修復されていく。彼女こそが、この空間の最高管理者権限を持っている何よりの証拠だった。
「元の世界では、毎日毎日トラブルばかり。爆破されたり、拉致されたり……。でも、ここでは私がルールです。皆さんに温かいご飯を作って、食べてもらう。誰かが喧嘩して殺し合いが起きても、時間を巻き戻せば『おはようございます』って、また新しい食事を出してあげられる。永遠に、誰も欠けることのない食卓……こんなに素敵な世界、他にないじゃないですか」
死を「リセット可能なただのイベント」としか捉えていない。彼女の献身と善意は、システムという神の力を得たことで、完全に歪み切っていたのだ。
- 84二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:57:17
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- 85ポチェモブ26/04/08(水) 23:59:12
「ふざけんな……! その永遠の食卓の裏で、俺たちがどれだけの地獄を……っ!」
ツァーヴが牙を剥いて飛びかかろうとした、その刹那。
バチィッ! と赤黒い電撃がツァーヴの足元を穿ち、進行を阻んだ。
「……悪いけど、フウカには指一本触れさせないよ」
ノイズの中から、もう一人の人影が現れる。背中から赫眼の如き不気味な光を放つ羽赫を展開させた少女――霧嶋董香だった。
「董香……! あんた、フウカの協力者だったの……!」
ユキの叫びに、董香は自嘲するように鼻で笑い、そして悲しげに目を伏せた。
「……私は『喰種』。人間の食べ物を口にすれば反吐が出るし、生きるためには人間を喰らうしかない怪物。……元の世界に、私の居場所なんてない」
董香の脳裏に、大切な親友・依子の笑顔がよぎる。彼女の作ってくれた手料理を、吐き気を堪えて飲み込んだ日々。
「依子を……大切な人間を傷つけたくない。なら、人間の血肉を喰らわなくても存在できる、このイカれた『ゲームの世界』に閉じこもっていた方が、元の世界にとっても、依子にとっても……一番幸せなのよ。だから、私はフウカの『永遠』に協力した」
- 86二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:00:35
強くなれgemni一…!
お前はユーザーの無茶振りにも応えられるようになるんだ! - 87ポチェモブ26/04/09(木) 00:03:10
自身の存在そのものを呪い、隔離された世界に安息を見出した董香。
究極の世話焼きが暴走し、箱庭の神となったフウカ。
二人の少女が抱える、あまりにも切実で、あまりにも身勝手な願いが、この凄惨なバトルロワイヤルゲームの正体だったのだ。
「……はぁ。でも、本当に予定外でした」
フウカは小さく溜息をつき、お玉を肩で叩いた。
「あなたたち三人にループの記憶が残ったのは、システムの致命的なバグだったんです。最初は焦りましたけど、どうせ何十回か死 ねば心も折れて諦めるだろうって、気の済むまでやらせておいたんです。……でも、まさか65535回も死に続けるなんて」
フウカは、まるで得体の知れない汚物を観るような、純粋なドン引きの視線を三人に向ける。
「あなたたち、正直言ってちょっと気持ち悪いです。異常ですよ。いくら記憶があるとはいえ、自分から何万回も死 ぬなんて……頭がおかしいとしか思えません。その執念だけは、素直に褒め称えますけどね」
「褒められても嬉しくねえよ、狂人(サイコパス)が……!」
ツァーヴが唾を吐き捨てる。
(Geminiくん…俺…中々この人選好きだぜ。)
- 88二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:04:35
人選故に闇のフィクサーサイドがお労しいことになってんだよね かわうそ…
- 89ポチェモブ26/04/09(木) 00:08:13
「ええ、ですからもう終わりにします。今からこのバグった世界を再構築します。そのついでに――あなたたち三人のデータは、システム権限で『完全凍結(フリーズ)』させます。二度と、私のキッチン(世界)を荒らせないように」
フウカが冷酷な目で指を鳴らした瞬間。
崩壊した空間の至る所から、不気味なノイズ音と共に「彼ら」が這い出してきた。
『崇メ……ヨ……讃エ……ヨ……我、ハ……』
背後の光輪がひび割れ、右半身がドロドロの紫色のポリゴンに崩壊した合体ザマス。(元々だろ)
『アハハ……壊シ……壊サレ……』
瞳のハイライトが完全に消失し、ただニタニタと笑いながら長柄を振り回すホンル。
『ぬ……ヌヌヌ……オレノ、カラダガァァ!』
テクスチャが剥がれ、ただの青いスライム状のバグの塊と化したところ天の助。
『正義……セーギ……神ニ……還シナ、サ、サ、サイ!』
手足が異常な角度に曲がり、ノイズ混じりの大音量でイクササイズを踊り狂う名護啓介。
『彼らの活躍を知りたいファンはタイへ急行するしか方法がないのは残念だ』
定型文と共に全身から無差別に破壊光線を撒き散らすダーク・ウルトラマン。
『ルール……ブレイカー……エラー……エラー……』
詠唱の代わりに無機質なコードを吐き出しながら、空中に無数のバグった魔方陣を展開するメディア。
- 90二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:10:28
敵つよっつえーよ
なあオトン…これ勝てるんかな - 91二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:10:57
洗脳展開と語録定型をあわせ持つ謎のウルトラマン
- 92ポチェモブ26/04/09(木) 00:11:24
彼らはもはや、誇り高き参加者ではなかった。
フウカのシステム権限によって無理矢理バグから引きずり出され、自我を削り取られた操り人形(デバッグツール)に過ぎない。
「さあ、皆さん」
フウカが冷たく言い放つ。董香もまた、殺意を込めて赫子を輝かせた。
「その迷惑な害虫たちを、駆除してください」
バグに侵されたかつての仲間たち、そして歪な願いを持つ二人の少女。
絶望的な戦力差。しかし、65535回の死線を越えてきたツァーヴ、ユキ、コウジの瞳に、もはや一切の恐れはなかった。
「……上等っスよ」
ツァーヴが、拳の血を舐め取って獰猛に笑う。
「全員まとめてぶっ壊して、こんなふざけた食卓、俺たちがひっくり返してやる!!」
世界の崩壊と再構築が交差する特異点の中で。
狂った神々を相手取った、真の最終決戦が幕を開けた。
- 93ポチェモブ26/04/09(木) 00:15:13
狂乱のバグ空間の中、激突の火蓋が切って落とされた。
伊吹コウジは、四方八方から迫る異常な連撃に防戦一方となっていた。瞳のハイライトを失いニタニタと笑いながら長柄を振り回すホンルと、テクスチャが剥がれスライム状の凶器と化したところ天の助である。
「くそっ……! 動きがデタラメすぎる!」
コウジの正拳突きは天の助のドロドロの肉体に吸収され、その隙を突いてホンルの冷酷な刃がコウジの肩を切り裂く。痛みと疲労、そしてかつて言葉を交わした者たちを傷つけねばならない絶望感がコウジの足を重くしていた。
だが、コウジの脳裏に、あの第100ターンでの静かなカフェの光景がフラッシュバックする。
「やめろ……俺は……!」
コウジは防御を捨て、二人の前に無防備な身を晒して魂の底から叫んだ。
「俺はお前たちとお茶を飲んだことと、かけられた言葉は忘れられない!!」
- 94ポチェモブ26/04/09(木) 00:18:10
その悲痛な叫びは、システムのノイズを切り裂いた。
長柄を振り下ろそうとしていたホンルの腕が、ピタリと空中で停止する。虚ろだった左目に、不思議な光が灯った。天の助の青いドロドロの身体にも、はっきりと「ぬ」の文字が浮かび上がる。
「……あはは、大きな声を出さなくても聞こえていますよ、コウジさん。ええ、少し肩の力が抜けたみたいですねぇ」
「オレのプルプルボディは、システムなんかに操られねえんだよ!」
彼らは自我を取り戻していた。しかしその直後、上空から禍々しい紫色の雷――合体ザマスの「神の裁き」がコウジの脳天をめがけて放たれた。
「コウジさん、お茶の続きは、またいつか」
「生きろよ、ハジケリスト!」
ホンルと天の助は微笑み合い、一切の躊躇なくコウジの前に立ち塞がった。神の裁きの直撃を受けた二人の身体は、光の粒子となってバグ空間へと溶け落ちていく。
「お前ら……ッ!!」
コウジの悲痛な叫びを背に、二人は満足げに消滅した。
- 95ポチェモブ26/04/09(木) 00:20:43
一方、ツァーヴは常軌を逸した動きでイクササイズを踊り狂いながら襲いかかってくる名護啓介と激闘を繰り広げていた。
「正義……セーギ……! 命ヲ、神ニ……!」
異常な身体能力から放たれるノイズ混じりの打撃に、ツァーヴは吹き飛ばされ、床のポリゴンに叩きつけられる。
「ゲホッ……ふざけんな名護さん! いつまでそんなマリオネットやってるつもりっスか!」
立ち上がったツァーヴは、名護の襟首を掴んで至近距離で怒鳴りつけた。
「遊び心を忘れるなと言ったのはあんたっス! アンタもヒーローなら、こんなシステムなんかに負けるな!!」
その言葉が、狂ったバウンティハンターの魂に火を点けた。
名護の痙攣がピタリと止まる。瞳に宿っていたノイズが吹き飛び、かつての誇り高く、そして仲間を導く確かな光が戻る。名護は己の手を見つめ、不敵に笑った。
- 96二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:21:25
洗脳力が弱すぎて笑ってしまう
- 97ポチェモブ26/04/09(木) 00:25:34
- 98ポチェモブ26/04/09(木) 00:30:10
「行くっスよ、名護さん!」
「私の正義に、君の遊び心を乗せなさい!」
二人の前に立ちはだかるのは、右半身が崩壊した合体ザマス。
『愚カナ、下等生物ドモメ……!』
ザマスの巨大な気弾に対し、イクサは全エネルギーを込めた必殺の『イクサジャッジメント』を放ち、ツァーヴは極限のスピードで「幻突」を叩き込む。二人の魂の一撃は神の不死身すらも粉砕し、ザマスの巨体は断末魔と共に完全に砕け散った。
「……君の遊び心、見事だった」
ザマス撃破の直後、無理な自己修復の代償として、イクサの装甲がボロボロと崩れ落ちる。
「名護さん!?」
「後は……君に任せる。」
名護啓介は、ツァーヴに全てを託すように力強く頷き、光に包まれて消滅していった。
- 99ポチェモブ26/04/09(木) 00:35:16
その頃、和泉ユキは絶体絶命の危機に瀕していた。
バグに侵されたメディアが放つ無数の魔方陣からの砲撃と、霧嶋董香の鋭い赫子の電撃が、ユキの逃げ場を完全に奪っていたのだ。
「クソ…ここまでかよ……っ!」
ユキが目を閉じたその時、彼女の前に巨大な壁がそびえ立った。
黒と銀の巨体――ダーク・ウルトラマンである。
「私は…ハヌマーンのつもりです。円谷プロにやられても、風が吹けば生き返ります。これからも…戦っていきます。」
彼はメディアの砲撃をその強靭な肉体で受け止めながら、ユキを庇うように立ち塞がった。
「アンタ……どうして…!?」
常に定型文しか話さず、自我を持たないと思われていた暗黒の破壊神。しかし、彼はゆっくりと振り返り、自らの意志で言葉を紡いだ。
「ダーク・ウルトラマンは偽物であっても、人を助けたいという気持ちをコントロールされることはない……」
- 100二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:35:31
やっぱツァーヴ達以外は消えるっえっするんスかね
- 101二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:37:52
でも私はダーク・ウルトラマンも本物のウルトラマンのスピリッツを引いてると思っていますよ(スレモブ氏)
- 102ポチェモブ26/04/09(木) 00:39:37
- 103二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:43:00
ダーク・ウルトラマンは最後の力をふりしぼり、メディアの足にローキックをうちこんだ。
フウカをはじめ闇フィクがよってたかってダーク・ウルトラマンをいたぶるシーンは、あまりにも残酷。 - 104ポチェモブ26/04/09(木) 00:43:14
「……信じられない。ただの駒たちが、私のシステムに逆らうなんて」
フウカの顔から、ついに余裕が消え失せた。董香もまた、予想外の抵抗に動揺を隠せない。
「こんなの……私の完璧な食卓じゃない! やり直しです。全部、全部ループさせて、最初から! あなたたちの記憶も今度こそ完全に消去してあげます!」
フウカが空中にホログラムのコンソールを展開し、システム権限をフル稼働させる。空間が激しく歪み、時間が強制的に逆行し始めようとしていた。
「させるかよ……ッ!!」
ユキが、地面を蹴って全速力で駆け出す。彼女の手には、先ほどメディアが消滅した際に残された、短剣のような禍々しい宝具が握られていた。
あらゆる魔術的契約、そして「システムによる支配」を無効化する究極の対魔術宝具――『破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)』。
ハッカーであるユキの直感が、これが世界を縛る管理者権限を破壊する唯一の「鍵」だと告げていた。
- 105ポチェモブ26/04/09(木) 00:46:36
「これで、アンタのクソみたいな食卓も……お開きよ!!」
ユキはフウカの懐に飛び込み、そのコンソール――フウカを包むシステム権限の核に向かって、ルールブレイカーを深々と突き刺した。
パァンッ!!
ガラスが砕け散るような甲高い音が、バグ空間に響き渡る。
フウカの身体から放たれていた特権的なオーラが霧散し、コンソールの画面が真っ黒に染まった。
「あ……システムが……私の、世界が……!」
フウカが力なく膝をつく。
強制的なループ処理が途絶え、空の崩壊も、時間の逆行も、全てがピタリと停止した。
世界のシステム権限が完全に失われ、ゲームそのものが「フリーズ」したのだ。
静寂が、剥がれ落ちた世界を包み込んだ。
(メディア安価モブ感謝するよ!ルールブレイカーがあればどんなチートフィクサーでもなんとかなると思ってたから完全決着だ!)
- 106ポチェモブ26/04/09(木) 00:51:36
エンディング(未来への帰還と決着)
ルールブレイカーによってシステム権限の核が破壊され、空間の崩壊も時間の逆行も、全てが完全に停止した。
ノイズとマゼンタの市松模様に彩られたバグ空間は、不気味なほどの静寂に包まれていた。
「あ……ああ……」
フウカは、真っ黒に染まったホログラムのコンソールを見つめながら、糸が切れた操り人形のようにその場に力なく膝をついた。
彼女を包んでいた神々しいまでの特権的なオーラは完全に消え失せ、今や一人の無力な少女の姿に戻っていた。
終わりのない食卓。誰もが笑ってご飯を食べられる永遠の団欒。彼女が身勝手な善意で築き上げた狂気の箱庭は、完全に崩え去った。
ツァーヴ、和泉ユキ、伊吹コウジの三人が、血と泥に塗れた身体を引きずりながら、ゆっくりとフウカを取り囲む。
- 107ポチェモブ26/04/09(木) 00:55:43
その瞬間、フウカを庇うように霧嶋董香が赫子を広げて立ちはだかった。
「フウカに近寄るな……ッ! まだ、私は戦える……!」
傷だらけになりながらも威嚇する董香。だが、その背中に冷たい手が優しく触れた。
「……もういいんです、董香さん。私たちの、負けですから」
「フウカ……でも……!」
「もう、システムは動きません。……私たちは、彼女たち(参加者)を永遠に幸せにする資格を失ったんです」
フウカはゆっくりと立ち上がり、包囲する三人を見回した。その瞳には憎悪ではなく、純粋な疑問と、深い悲痛が宿っていた。
「……教えてください。外の世界(元の世界)には、理不尽な出来事や、どうしようもない失敗が溢れています。どんなに努力しても報われず、悲しみに打ちひしがれ、そして最後には必ず『死』が訪れて、全てが無に帰してしまう。……そんな残酷な現実が待っているというのに」
フウカの声が、ひび割れた空間に空しく響く。
「それなのに、なぜあなたたちは、この『永遠』を拒むんですか? ここにいれば、誰も死なず、誰も傷つかず、私がずっと温かいご飯を作ってあげられたのに……どうして、痛みに満ちた未来へと帰りたがるんですか?」
- 108ポチェモブ26/04/09(木) 00:59:02
身勝手ではあるが、それは彼女なりの切実な祈りだった。傷つく仲間を見たくない、失いたくないという純粋な恐怖から生まれた狂気。
その問いに対し、ツァーヴは真っ直ぐにフウカの目を見据えて答えた。
「……確かに、外の世界は理不尽だらけっスよ。俺自身、ロクでもない運命を背負ってるし、死んだら終わりなんてことは百も承知だ」
ツァーヴは隣に立つユキとコウジを見た。そして、名護、ホンル、天の助、ダーク・ウルトラマン、メディア、ザマス(え?)……この狂ったループの中で共に戦い、そして散っていった仲間たちの姿を思い浮かべる。
「けどな、どんなに辛いことがあっても……一緒にそれを受け止めて、一緒に泣いて、一緒に笑ってくれる『仲間』がいるなら、俺はそいつらと一緒に未来へと進んでいきたいっス」
ツァーヴの言葉に、ユキとコウジも力強く頷く。
「失敗がない世界なんて、ただの停滞よ。傷ついて、失って、それでも立ち上がるから、あたしたちは前に進めるんだから」
「永遠の平和などという檻の中で飼い慣らされるくらいなら、俺たちは死を恐れず、泥に塗れてでも自分の足で明日を掴み取る。……それが、生きるってことだ」
- 109ポチェモブ26/04/09(木) 01:01:28
痛みも、悲しみも、そして死でさえも受け入れ、それでも未来を選ぶ。
彼らの強靭な意志と、死線を越えて結ばれた絆の輝きに、フウカと董香は言葉を失った。
「仲間と、未来へ……」
フウカの目から、ポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちた。彼女の脳裏に、給食部で共に騒ぎ、自分を頼ってくれた生徒たちや先生の顔が浮かぶ。
董香もまた、赫子をだらりと下げ、静かに涙を流していた。彼女の心にも、自分を「喰種」と知らずに手料理を振る舞ってくれた親友・依子の無邪気な笑顔が蘇っていた。
「……そうよね。私にも、そんな風に笑い合える相手がいたのに。ただ、自分が傷つくのが怖くて、本当のことから目を背けて逃げ出しただけだった」
董香が悲しげに笑い、フウカの隣に並ぶ。
「私たちも……本当は分かっていたんです。作り物の永遠なんて、ただの現実逃避でしかないって」
フウカは静かに微笑み、三人に深く頭を下げた。
- 110二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:02:37
見事やな…
- 111ポチェモブ26/04/09(木) 01:03:46
- 112ポチェモブ26/04/09(木) 01:07:58
主を失ったバグ空間は、崩壊の最終段階に入ろうとしていた。
「ユキ、急ぐっス! このままじゃ俺たちも空間ごと消滅する!」
「分かってる! ルールブレイカーで壊れたのは『管理権限の束縛』だけ! ベースのシステムにはまだアクセスできるはず……!」
ユキはフリーズしたコンソールに自身のセラフィムコードを接続し、凄まじい速度でタイピングを開始した。
「……見つけた! 散っていった参加者たちのデータ……まだサルベージ可能よ! 全員、元の世界に帰還するプログラムに書き換える!」
ユキの指先から放たれるコードが、世界中に散らばっていたノイズを光の球へと変えていく。ベジータ、シエル、メイトリックス、フランドール……死んでいった者たちの魂(データ)が次々と空へ昇り、それぞれの本来の次元へと送り返されていった。
「よし、参加者の送還は完了! 次はあたしたちの帰還シークエンスよ!」
ユキがエンターキーを強く叩くと、三人の足元にそれぞれ異なる色のゲートが出現した。
- 113ポチェモブ26/04/09(木) 01:12:36
「……どうやら、お別れの時間のようだな」
コウジが、自分の足元のゲートを見つめながら静かに言った。
世界が少しずつ光に包まれ、消滅していく中。三人は顔を上げ、互いの傷だらけの顔を見つめ合った。
何万回も殺し合い、何万回も絶望し、そして何万回も背中を預け合った。
元の世界に戻れば、きっとこのデスゲームの記憶は薄れ、夢のような出来事になってしまうかもしれない。彼らが交わることは、二度とないだろう。
だが、魂に刻まれたこの友愛を超えた絆だけは、決して消えることはない。
「……コウジ、ユキ。俺……」
ツァーヴの瞳から、大粒の涙が溢れ出した。軽薄な懲罰勇者の仮面は完全に外れ、ただの一人の男として声を詰まらせる。
「……気が遠くなるほど長い時間を過ごしたけど……あんたたち二人と一緒で、本当に良かったっス。俺、絶対……絶対にあんたたちのこと、忘れないから!」
「馬鹿……泣くんじゃないわよ……ッ」
ユキもまた、強気な口調とは裏腹に、ポロポロと涙をこぼして泣きじゃくった。
「あたしだって……アンタたちじゃなかったら、とっくに心が折れてたわよ。……最高の、チームだったわ」
「ああ……全く同感だ」
コウジが優しく微笑み、二人の肩を強く引き寄せた。
- 114ポチェモブ26/04/09(木) 01:17:51
三人は、崩壊しゆく世界の中心で、互いの温もりを確かめ合うように固く、強く抱き合った。
どれほどの言葉を尽くしても足りない感謝と、別れの寂しさ。しかし、その涙は決して絶望のものではなく、明日へ向かうための希望に満ちていた。
「……元気でな、ツァーヴ、ユキ」
「アンタたちも、簡単に死ぬんじゃないわよ!」
「ああ! 二人とも、それぞれの世界で……最高の未来を掴み取ってくれっス!」
光が極限まで膨張し、世界を白一色に染め上げる。
三人は互いの手を強く握り締め、そして笑顔でそれを離した。
それぞれが帰るべき場所へ。戦いと、仲間たちの待つ現実の世界へと。
――かくして、65535回の死を繰り返した狂気のバトルロワイヤルは、完全な終焉を迎えた。
理不尽な永遠を拒絶し、有限の命を燃やして未来を掴み取った者たちの記憶は、次元を超えて、彼らの魂の奥底で永遠に輝き続けるだろう。
ルーキー・モンキー・ループ・ワールド 完
- 115二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:18:59
オツカレーッ
内海編は明日っスよね? - 116ポチェモブ26/04/09(木) 01:23:04
- 117ポチェモブ26/04/09(木) 01:25:49
- 118二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:28:25
オツカレーッ 相変わらずバトロワ主催随一の発想力で脱帽させられたのが俺なんだよね
- 119二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:32:18
オツカレーッ
ついにループ脱出見事やな… - 120二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 02:20:29
オツカレーッ
- 121二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 08:45:28
ふーっやっぱりループ物はハッピーエンドがいいわよね(偽マツコ書き文字)
- 122二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 16:26:38
幽玄の保守
- 123ポチェモブ26/04/09(木) 22:37:14
それじゃあいよいよDARK BONDの最後のエピソードなのんゴロンヤメロオオオ
時系列は最終章の内海vs緒方の数日前の出来事らしいよ - 124二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 22:39:31
待ってたよ…
- 125ポチェモブ26/04/09(木) 22:40:32
- 126ポチェモブ26/04/09(木) 22:43:07
- 127ポチェモブ26/04/09(木) 22:45:17
- 128二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 22:45:20
しかしキツくない友情出演だったな内海
はい 死滅回遊とかにぶち込まれるよりは遥かにマシだった - 129ポチェモブ26/04/09(木) 22:49:04
「……罠?」
昼休憩。現場の片隅にあるパイプ椅子に座り、ユースケから差し入れられた温かい缶コーヒーを握りしめながら、内海は静かに眉をひそめた。
「ああ。バロックの野郎は、明日のタイトルマッチでてめぇに薬(NTS)を打ち込んで、リング上で醜く死なせる見せしめの『公開処刑』を企んでる。……悪いことは言わねえ、明日の試合は棄権しろ」
ユースケが真剣な顔で警告する。
だが、内海は缶コーヒーを一口飲むと、建設現場のホコリに塗れた自分の作業着を見下ろした。
「……闘神のファイターっつっても、俺たちみたいな底辺の挑戦者はこうやって昼間はドカタやバイトで日銭を稼がなきゃ、まともに飯も食えないんです。」
内海がポツリと、格闘家の厳しい現実を語り出す。
「それは、チャンピオンだって同じだ。……明日の対戦相手、王者の緒方さんだって、昼間はガソリンスタンドで働いてる。二人の子供を必死に食わせてるシングルファザーなんだよ」
- 130二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 22:49:40
まってたのん
- 131ポチェモブ26/04/09(木) 22:52:48
その言葉に、ユースケはハッとした。
きらびやかなスポットライトを浴びるリングの裏には、生きるために必死に泥水をすする男たちの、リアルな生活と人生がある。
「……だからこそだ、内海。そんな命懸けの神聖なリングを、バロックのクソみたいな罠で汚させるわけにはいかねえ。お前が死ぬ必要なんてどこにもないんだよ」
ユースケの必死の説得。しかし、内海は首を横に振った。
「……棄権はしない。俺は、明日のリングに上がります」
「なッ……! てめぇ、話聞いてたのか!? 殺されるんだぞ!」
ユースケが声を荒らげると、内海は缶コーヒーをドンッとドラム缶の上に置き、静かに、しかし奥底で煮えたぎるような瞳でユースケを睨み返した。
「……俺は。いわゆる『親ガチャ』ってやつに、大ハズレした人間なんです。」
内海が、自身の生い立ちを静かに語り始めた。
- 132二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 22:54:30
試合前日でも仕事しなきゃいけない内海に悲しき現在…
- 133ポチェモブ26/04/09(木) 22:56:01
「物心ついた時からずっと貧乏のどん底だった。家を抜け出して、悪い大人に騙されて、殴られて……底辺を這いずり回って生きてきた」
内海は、分厚いマメだらけの自身の両拳を見つめる。
「金も、学歴も、愛も……俺には何一つ与えられなかった。……そんな俺が、人生で唯一『これだけは誰にも負けない』って自信を持てたのが……この『格闘技』だけだったんだ」
どんなに理不尽な世界でも、鍛え上げた拳だけは自分を裏切らなかった。
だが、その実力を持ってしても、闘神では華がないという理由でずっと干され、燻り続けていたのだ。
「……例えバロックの仕掛けた罠だろうと、奴の気まぐれだろうと関係ない。」
内海は立ち上がり、ユースケを真っ直ぐに見据えた。
- 134ポチェモブ26/04/09(木) 22:58:20
- 135二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 22:58:31
禁断の内海3度打ちで笑ってしまう
そして内海…(哀) - 136ポチェモブ26/04/09(木) 23:02:24
- 137ポチェモブ26/04/09(木) 23:07:43
「時間は5分だ。……俺とスパーリングして、てめぇの拳で、俺を納得させてみろッ!!」
「拳で俺の夢を証明しろってことですか…やってやりますよ!」
冷たい雪が舞い散る建設現場。
罠だと知りながら夢を掴もうとする男と、それを止めたい男。二人の不器用な拳の対話が、今始まろうとしていた。
The Duel - Lost Judgment: The Kaito Files
夢、求めし者。
内海 コージ
- 138ポチェモブ26/04/09(木) 23:11:36
雪が舞い散る建設現場の空き地。
男たちの荒い息遣いと、重い打撃音だけが響き渡っていた。
ドスッ! バチィッ!!
「ハァッ……! オラァッ!!」
内海が、凍りつくような冷気の中で大粒の汗を散らしながら、重く鋭いパンチを連続で放つ。
だが、ユースケはその猛攻を紙一重のスウェーとダッキングで躱し、的確なジャブとフックで内海の顔面とボディを弾き返していく。
ユースケはあえて、必殺の『剛骨術』を完全に封印していた。骨を砕く技ではなく、純粋な打撃のみの、格闘家としての真っ向勝負。
「……どうしたッ! 手数ばっかりで、全然効かねえぞ!」
ユースケが内海のフックをダッキングで潜り抜け、強烈な左ボディを叩き込む。
「ガハッ……!」
内海は顔をしかめて後退する。必死に食らいつき、その巨体から繰り出されるパンチは確かに重いが、王座を狙うにはどこか焦りと『迷い』があり、ユースケに決定打を与えることができない。
- 139ポチェモブ26/04/09(木) 23:14:58
- 140ポチェモブ26/04/09(木) 23:17:42
「……くっ…!」
脳を揺らされ、内海は激しい立ちくらみを起こして大きくよろめいた。額から一筋の血が流れ、雪の上に落ちる。
だが、内海の瞳の奥にあった『迷い』は、その一撃で完全に吹き飛んでいた。
「……俺はッ」
内海は足を踏ん張り、腹の底から、血を吐くような咆哮を上げた。
「俺は、負けたくない……! アンタにだけじゃない、今までずっと燻って、何者にもなれずに下を向いて生きてきた……俺自身に、負けたくないんだッ!!」
ドンッ!! と建設現場の地面が鳴る。
内海の纏う空気が、完全に変わった。絶望も、底辺の卑屈さもすべて捨て去った、一人の純粋で凶暴な『挑戦者』のオーラ。
今までとは別次元のキレとスピードで、内海がユースケへと襲いかかる。
- 141二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:20:20
内海…見事やなニコッ
- 142ポチェモブ26/04/09(木) 23:20:50
ワンツーから、鋭い左フック、そしてえぐり込むようなアッパー。ガードの上からでも骨が軋むほどの重い連撃。
「……ハッ! やっと、いい目になりやがったなッ!!」
ユースケの顔に、獰猛で嬉しそうな笑みが浮かんだ。
「来いよ内海! 全部、俺が受け止めてやるッ!!」
ユースケもまた、リミッターを外して内海の猛攻の真っ只中へ飛び込んでいく。
ガードを捨てた、男と男の意地の張り合い。互いの拳が顔面を、ボディを容赦なく打ち据え、青痣と血が急激に増えていく。
そして、スパーリングの制限時間である『5分』が訪れようとした、最後の数秒。
二人の眼と眼が交錯し、全く同じタイミングで、互いの持てるすべての力を込めた右拳(クロスカウンター)が放たれた。
- 143ポチェモブ26/04/09(木) 23:25:47
- 144ポチェモブ26/04/09(木) 23:28:47
ユースケはゆっくりと立ち上がり、積もった雪を払い落とした。
内海の夢への覚悟は、この拳を通して痛いほど伝わってきた。これ以上、彼をリングから引きずり降ろす野暮な真似はできない。
「……内海」
ユースケは、パイプ椅子に置かれていた自分のジャケットを肩に引っ掛け、座り込む内海を見下ろした。
「明日の試合……どんな裏工作や罠があっても、絶対に臆するんじゃねぇぞ。」
ユースケの真っ直ぐな瞳が、内海の魂を力強く肯定する。
「てめぇが命を懸けて掴み取った『夢の舞台』は……俺が、必ず裏で守り抜いてやる」
「……ユースケのオッサン」
内海は目を丸くした後、深く、力強く頷いた。
「……ああ。ありがとう。俺も、最高の試合(ケンカ)をしてやる」
ユースケは背を向け、雪の降るネオン街へと一人歩き出す。
振り返ることはない。あとは互いに、己の戦場へ向かうだけだ。
明日、ジャワティ・アリーナで交差するそれぞれの命の炎。
内海コージという一人の不器用な格闘家の『掴んだチャンス』は、ユースケの背中によって、より強く、熱く磨き上げられたのだった。
サブストーリー8『掴んだチャンス』END
- 145二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:29:05
確かに名勝負やが…前日にこんな激しい勝負して明日に響かないか?
- 146ポチェモブ26/04/09(木) 23:31:58
- 147ポチェモブ26/04/09(木) 23:36:31
- 148二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:38:54
オツカレーッ
- 149二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:39:52
爽やかを超えた爽やか
- 150二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:47:35
いいサブストーリーだったッス
- 151心配症の周師匠◆tsGpSwX8mo26/04/09(木) 23:53:49
オツカレーッ やばっめちゃくちゃ面白いよ…
禁断の内海3度打ちといい結末といい最初から最後まで楽しかったんだよね