コメ卸業者の苦悩「コメを売りたくてもナフサから作る袋がない」 ナフサは足りているのか 専門家直撃
ナフサの価格「停戦だけでは大きく価格は下がらないのではないか」
一方で、アメリカとイランが2026年4月8日、2週間の停戦に合意。ナフサをはじめ石油製品の供給不安は解消し、価格は落ち着くのでしょうか。 クリークス 小川博之代表: 「停戦だけでは大きく値段が下がることにはならないとは思うが、あとはもう心理的な部分で原油価格がどれだけ下がるかというところもある。情勢がある程度好転、良くなって紛争が収まるような形に例えばなったとしましょうか。そうしても多分3カ月間は上がったままという形にはなるような気はする。早くて6月ぐらいとか7月ぐらいから、情勢を見て下げるというような形になると思うんですね」
大須のスーパーではビニール製品が5月に最大30%値上げへ
ナフサの不足は、名古屋市内のスーパーでも影響が出ていました。名古屋市中区の大須商店街にある「生鮮食品館 サノヤ」の百武勇希さんに話を聞きます。 ーー影響は出ていますか? 生鮮食品館サノヤ 百武勇希さん: 「今のところ売っている商品の価格に直接的な影響は出ていないんですが、今後スタッフがお弁当や肉・魚を扱う時に使うゴム手袋は影響が出そうです」 ーー合成ゴム手袋はナフサ由来ですね。 生鮮食品館サノヤ 百武さん: 「野菜や果物を包んだりする業務用ラップやビニール袋ですね。そして、レジが終わった後、お刺身などを入れて持ち帰っていただいているロールのビニール袋など、様々なビニール製品などが5月から値上がりする旨の通知が業者から届いている状況です」 ーー5月から値上がり通知が来ている。どのぐらい上がると言われているんですか? 生鮮食品館サノヤ 百武さん: 「おそらく20%から30%は値上がりするのではないかということです」 ーーかなり大きいですよね。でも商品を包んでいるビニールやラップの値上がりは、商品自体の価格も今後上がってきませんか? 生鮮食品館サノヤ 百武さん: 「今のところサノヤでは商品への価格転嫁は考えず、なんとかコストをカットするなどして対処していきたいと思っていますが、状況を見ながら判断していきたい考えです」
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