日記 2026年4月16日
何もやることがなくなったけど漫然と何かしらやらなくちゃならないような気がしてベッドに寝っ転がってshortsを見ながら無駄にウズウズしている大学生はnoteに日記を載せるべしと古事記に書いてある。あと聖書にも書いてあったような気がする。よって日記を書きます。俺はこう見えて信心深いので。
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確か最初に起きた時間は9時だったような気がするけど、俺は9時に起きるような人間じゃないと思って二度寝し、もう一度起きたら10時だった。二度寝しても1時間後に起きられるようになったあたり俺はどんどん人間として成長していると思う。1年前の俺だったら次に起きるのは4時だった。
2限にある授業は出席とかを取るみたいなことは特にないらしいので行かなくて大丈夫として、昼休みあるサークルの新歓イベントには間に合いたいので、12時半に大学に着くように11時には家を出た。こういう点で俺は時間の管理ができるデキた人間だなと思う。
乗り換えに乗り換えて町田に着いたら急にマックが食べたくなってしまい、仕方がないので適当にコンビニでサンドイッチでも買って大学で食べるかと思っていた昼食の予定をマックに変更し、せっかく晴れて暖かい日だったので屋外の席を取った。注文しようと思ってレジに並んだらどうやら基本的にはタッチパネルでのキャッシュレス決済が推奨されているようで、どうしても現金を使いたいという偏屈で遅れてる時代の敗者はタッチパネルが吐き出した整理券を持ってレジで支払ってねというシステムになっていて、俺はそれに気付かず有人レジに並んでしまって店員さんから注意を受けた。セルフレジに対してイライラしている高齢者の気持ちが残念ながら分かってしまった。恥というのは他責思考にすり替えることでいくらか軽減することができる。俺は19歳にして着々と老害ロードを歩み始めている。
こういう事情があって混乱していたので、いつも俺がマックで頼むマックチキンのセットのマヨネーズ抜きからマヨネーズ抜きを抜いてしまい、いざ席について楽しみにしていたマックチキンをかじると、予想外に口の中に気持ちの悪いギトギトぐちょぐちょネチャネチャしたテクスチャと変に酸味があってそれでいて脂っこい双方の嫌な部分だけを寄せ集めたような味が広がり、マック至上一番嫌な気持ちになった。マヨネーズって誰が好きなんでしょうね。マヨネーズをなんにでもかけるマヨラーって人種がいるらしいけど、あれは二郎系ラーメンをマシマシにして「クゥ~w俺寿命縮んだわw」とか言っている、気持ち悪い太り方をしていてテカテカで悪臭を放ち電車で隣の席の人を不快にするためだけに心臓を動かしている公害みたいなデブのオタクと同様、不健康で偏った食事をすることを自分を形作る数少ないアイデンティティとしてその像に縋っているだけで、実際にあんな嘔吐用油みたいな調味料を好きな人間は1人もいないと思う。
そういうわけで嫌な気持ちになりながらハンバーガーをチビチビ食べつつポテトの塩をコーラで流していると、店の前でオープンハウスの新入社員(たぶん)が家のプラカードを持って通行人にセールスしているのが見えた。20度も後半まで行ったんじゃないかなみたいな気温の中、背広にネクタイまできっちり締めてみんな顔中に大粒の汗を浮かべながら大声で叫んでいた。果たして家ってああいう売り方をするものだったっけ、新歓のチラシ配ってるんじゃあるまいしと思ったんですが、多分思うにあれは悪く言えば新人シゴキ、よく言えば訓練のためにやっていることで、意味のないセールスであることは承知の上で苦行によってメンタル体力その他もろもろの耐久力を鍛えているんだなと勝手に理解した。あとついでに日本がどうして衰退しているのかもなんとなく理解した。あと2年3年したら俺もああいうことを強制されると考えると本当に就職したくない。着たくもない服を着てしたくもない髪型に髪を整え東京を駆けずり回って自分を売り込む文句を必死で考えそれでも落とされ心を折られとやった結果得られるものが春の陽気の中で売れもしない家を売るために熱中症寸前みたいな格好で街行く人に冷たい視線を浴びせられながら大声を張り上げる権利なんだとしたら、マルクスおじさんのトンデモ理想論にすがりたくなるのも人間、SFじみた技術の進化に全てを賭けたくなるのも人間というもので、俺が就職する前までには日本で共産主義者が革命を起こすかAGIにありとあらゆるすべての仕事を奪われるかという事態になってくれないかということを毎日布団の中で祈っている。
ポテトを食べ終わってもまだバーガーは半分くらい残っているしマヨネーズは相変わらず気持ち悪いしでいよいよ残そうか迷っていたら、隣でサラリーマンのおじさんが立ってソフトクリームを食べ始めた。俺は外のテラスとはいえ1人で尊大にも4人分の席を占領しているわけだしせっかくのソフトクリームも立って食べるんじゃ気の毒だしと思って自分のテーブルにあった椅子をひとつ差し出してみたが、おじさんは「いや大丈夫大丈夫、座るとここに垂れちゃうから」と言いながら自分の膝あたりを指さして丁寧に断った。なるほどそういう視点があったかと思った。
けっきょくマヨネーズ付きマックチキンは食べれば食べるほど不快感が増し胃も気持ち悪くなってきたので、時間もないことだし4分の3ほど食べ進めたところで諦めることにした。食べ物を捨てるのにはもちろん抵抗があるが、まあマヨネーズは食べ物じゃないしマヨネーズが付いてしまった食べ物も食べ物ではないということにして正当化に成功した。どんなに澄んだ水だって唾を一滴垂らせば汚水になる。そういうことにした。そういうことになった。
さて乗り換えだと思ってJR町田駅の入り口に着いたら、誰かがポイ捨てしたらしいぶどうジュースの空きペットボトルが風に吹かれて足元に転がってきたので、さてこういうところで善行ポイントを積んだ人間がここぞという時の運に巡り合うんだと思い手に取って捨てるためにラベルを剥がしたら、どうやら少し中身がこぼれていたみたいでラベルの内側についていたぶどうジュースが手に流れてベトベトになった。あとサークルの新歓イベントにも遅刻した。早く圧倒的な武力を持って町田を滅ぼしたい。チリも残したくない。町田市民のフォロワーは今のうちに避難することをおすすめします。
深夜に書いた文章は書かれた3秒後までは傑作で、それ以降に読み返しなんてことをするとどこもかしこもおかしく見えてきて書き直しの沼にはまり、その結果どんどん一文が長ったらしくダラダラしたものになってしまい、結局翌朝にまで公開が引き伸ばされ、朝起きてスッキリした状態で読むと目も当てられない文章でしたということが俺の中には相対性理論と同じくらい基本的な法則として刻まれているため、この文章は一切読み直しをせず25時半の3割くらいしか動いていない脳ミソから出力されたそのまんまの状態で皆さんに届けられますが、そういうことなので重複とか誤字脱字とか読みにくいとかそういう文句は一切受け付けません。眠くなったので寝ます。


献鹿狸太朗みたいな文章で面白かった ありがとうございます