中日移籍の杉浦だけではない 他球団が「いい選手だらけ」と日本ハムのファームに熱視線
左腕リリーバーの堀は、サイド気味の投球フォームからキレのある直球、スライダー、チェンジアップを武器に19年から4年連続40試合以上登板。タイトルを獲得した21年は60試合登板で3勝2敗39ホールド、防御率2.36と安定感を誇った。だが、22年のシーズン途中に左肩に痛みを抱えながら投球を続けたことで球速が落ち、パフォーマンスが低下。23年以降は5試合、10試合、2試合と登板機会が大きく減少し、今季は1軍昇格がない。チームの左腕リリーバーは手薄だったが、先発要員の山崎福也が中継ぎに配置転換され、実績十分の島本浩也が昨オフに阪神からトレードで加入し、さらに立場が厳しくなっている。 日本ハムを取材するスポーツ紙記者は「堀は直球のキレが戻ってきていますし、課題は精神面だと思います。近年は1軍のマウンドで登板すると腕が振れなくなり、制球が定まらずに四球で走者をためて甘い球で痛打を浴びる登板が増えている。山本由伸(ドジャース)、今井達也(アストロズ)、才木浩人(阪神)と同学年で、ドラフト1位で入団した投手ですから、意地を見せて欲しい」と言葉に力を込める。 他球団から熱視線を送られる選手たちが、ファームで積み重ねた努力が報われることを願いたい。 (ライター・今川秀悟)
今川秀悟