最下位ロッテで“内紛”? サブロー監督が〈ベンチで黒木コーチを鷲掴み〉騒動後にナインが示した“答え”
選手に「嫌われても構わない」
サブロー監督と黒木コーチ。2人の関係は1994年のドラフト会議にさかのぼる。高卒新人でドラフト1位指名されたサブロー監督に対し、同じく社会人野球を経て2位指名されたのが黒木コーチ。前者の方が3歳年下だが、2人は同期入団というわけだ。 長年にわたってパ・リーグ球団を取材するスポーツライターによると、 「以後、黒木さんは2007年に、サブロー監督が2016年に引退するまでチームを牽引した2人。2022年オフに黒木さんがコーチとしてロッテ復帰を果たすと、サブロー監督も当時の二軍監督に昇格。再び2人がロッテのユニフォームに袖を通したことに、往年のファンはロッテの新時代を確信したものです。 たしかに西武戦での行為は配慮がなかったかもしれませんが、2人の信頼関係が崩れるものではありません。就任当初には“昭和の野球”を掲げ、選手にも“嫌われても構わない”とするだけに、言動がきびしくなるのも当然とも言えます」
とはいえサブロー監督による“鷲掴み事件”を、令和の選手たちにはどう映ったのだろうか。4月14日の北海道日本ハムファイターズとの試合前ベンチにて、その答えが示されていた。
サブロー騒動ネタに選手は爆笑
ベンチ前で円陣を組んで「声出し」に備えていたナイン。すると声出し担当の岡大海選手(34)が前に出ようとしたところ、なぜかベンチで見守っていた西岡剛コーチ(41)が「俺が行きます」とばかりにグラウンドに出ようとする。これを松山秀明コーチ(58)が、ユニフォームをむんずと鷲掴みして下がらせるとナインは大爆笑。 サブロー監督と黒木コーチの騒動が、ネットでも話題になっているのを知っているのだろう。あえてネタにして、試合前の選手をリラックスさせたようだ。 「表向きは選手にきびしく指導するサブロー監督ですが、裏では褒めるところは褒めるなどフォローはしていると聞きます。実際に目指しているのは技術面と精神面で、昭和と令和の“いいとこ取り”なのでしょう。 最下位にいる現状だけに首脳陣にも余裕が見られず、チームの歯車が噛み合っているとは言えませんが、若い選手が中心となっているベンチの雰囲気は悪くありません。サブロー監督の目指す野球が浸透すれば、巻き返しの可能性は十分にあると思いますね」(前出・スポーツライター) 昭和監督の思いは令和選手に届くのだろうか。