“行方不明”3日後に『自宅を家宅捜索し車の運転席や助手席を細かく調べる』様子も 11歳安達結希さんの遺体を遺棄した疑いで父親を逮捕「急転直下の逮捕」の裏にあった警察の捜査
■“行方不明”から3日後に安達容疑者の自宅や車の捜査が
一方、関西テレビのカメラは、捜索の初期、安達容疑者の周辺で起きていた異変を捉えていました。 先月26日、安達容疑者の自宅には次々と、車でやってきて、敷地内へと入っていく、多くの捜査員の姿がありました。 家宅捜索が行われていたのです。地点ごとに番号を振り、あらゆる場所を、丁寧に調べていました。 残された痕跡を徹底的に調べるためなのか、黒い布で覆われた大きな箱状のものを設置し、捜査員が中に入る姿もみられました。
そして、この日の映像からは、警察が、「車」にこだわって調べていた様子も伺えます。 敷地内に停められたトヨタの車を捜査員は数人がかりで、運転席や助手席、後部座席のドアを開け、細かく調べていました。 この時、安達容疑者も立ち会っていて、車の方を指さしたところを捜査員が写真を撮る様子もみられました。
■「黒のカローラを探して」いた警察 3月19日以降の防犯カメラを調べ…
一体、警察は何を探していたのでしょうか。 車を巡って、関西テレビの取材に対し、ある重要な証言をしたのが、南丹市内で防犯カメラを設置している店の従業員です。 【店の従業員】「警察が初めて来られたのは、3月25日か26日か。そこから(警察は)連日来ていて、『防犯カメラの映像を見せてほしいです』と来られて。『お店の外が映っているカメラのデータが全部欲しい』と」 その際、聞こえてきた捜査員たちの会話が、「黒のカローラを探している」というものでした。 南丹市教育委員会によると、先月19日まで結希さんは、学校に姿を見せていて、従業員によると、警察が確認していたのは19日以降の防犯カメラの映像。 この時期に南丹市内の防犯カメラに映る車の動きを調べることが、結希さん発見につながると考えたのでしょうか。
■カバンや靴が捜索で発見されるも…
結希さんをめぐる捜索活動は異例の展開をたどり、長期化しました。 結希さんが行方不明になってから6日が経った、先月29日には、小学校からおよそ3キロ離れた場所で結希さんの通学カバンが発見されます。 記者が今月2日午前8時ごろに同じ場所を歩いてみると… 【記者リポート】「木が左右に生い茂っていて、少し薄暗いような印象も受けます。朝の時間なんですけど、一人で歩くのは怖いように感じます」 【記者リポート】「上り坂がずっと続いています。小学生が歩き続けるには、厳しいような印象を受けます」 警察は、複数回にわたって周辺の山中や、池などを捜索するも、結希さんの発見には至りませんでした。 そんな中で、警察の捜索活動には、ある特徴が見えるようになってきました。 結希くんが行方不明となってから2週間経った頃から警察は、比較的自宅に近いエリアで、場所を絞って重点的な捜索をすることが増えていきました。 さらに、自宅からおよそ4キロ離れた山中の捜索では、結希さんのものとみられる靴が発見されます。
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