築100年を超える京都大の学生寮「吉田寮」(京都市左京区)の旧棟について、京大は15日までに建て替える方針を発表した。建て替えが妥当とした判断の理由については「明らかにできない」としている。寮生側は、建物の歴史的な価値から耐震工事を求めており、突然の発表に反発を強めている。

 旧棟を巡っては、京大が老朽化などを理由に寮生に明け渡しを求めた訴訟で、「5年以内に耐震工事(建て替えも含む)を完了させる」ことなどを条件に昨年8月に和解が成立。居住していた寮生は先月末までに退去し、現在は大学が防犯・防火のため建物全体をフェンスで囲んでいる。

 今回の方針について、京大は