「電話が怖くて取れない」という若者が急増していると報道された。新社会人の間で”電話恐怖症”が広がり、職場のコミュニケーションにも変化が出始めているという。
これを「最近の若者は軟弱だ」と笑う人はちょっとどうかと思う。
電話恐怖は「甘え」でも「根性なし」でもない。SNS・テキスト文化で育った世代が「声のリアルタイムコミュニケーション」に慣れていないのは、脳の発達環境の問題だ。
簡単に言えば病気。
場数を踏めば慣れる部分もあるが、一部の人は社交不安障害に近い状態になっており、無理強いすると悪化する。
経営者として言うと、「電話できない人材は使えない」という発想は変えなければならない。もちろんコミュニケーションが下手な人は論外であるが、今は電話よりSlackやチャットの方が情報共有が速く、記録も残る。むしろ「なぜ令和にまだ電話文化にこだわるのか」を問い直す方が生産性は上がる。
時代に合わせられない組織が淘汰される。若者を責める前に、自分たちのやり方を疑え。これが経営の基本だと思う