【日本文化は女性の文化 ロシア人芸術監督が率いる東京の劇団、ロシアで源氏物語を披露】
東京の劇団TOKYO NOVYI・ARTがロシアの各劇場で「源氏物語」や「古事記」などの演目を上演し、大盛況だった。
演出はロシアの芸術功労者レオニード・アニシモフ芸術監督。8年かけて源氏物語に取り組んだ。アニシモフ氏は、光源氏をイエス・キリストと比較しつつ、光源氏は愛という偉大な感情を、女性達の助けを得ながら伝えていると指摘する。その意味で日本文化とは、女性の文化である。
どの公演も満員だったが、特にサンクトペテルブルクでは、チケットが早々に完売。ロシア女性は源氏物語に関心が高く、ファンクラブもある。劇は日本語で、ロシアの観客は字幕を読まなければならないが、それでも真剣に鑑賞していた。
衣裳デザインを担当した時広真吾さんは、「美に力あり」と話す。長年、訪問を夢見ていたサンクトペテルブルクは、想像よりも美しく、新しい美しさに出会うことができた。
アニシモフ氏はかつて、スタニスラフスキー・システム研究のため、日本に招聘された。今では劇に能のスタイルも取り入れており、2つの劇場の融合によって、よりレベルの高い俳優教育を行っている。
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