館山市の房南小と神余小が統合した、「まなびの杜(もり)房南小学校」(小澤崇史校長)で6日、開校式が行われた。児童や教職員、関係者来賓ら約150人が出席し、安房地域初となる小規模特認校のスタートを切った。房南小校舎を本校、神余小校舎を分校として学校活動が始まった。
まなびの杜房南小は、少子化などによる館山市の学校再編計画に基づいて、房南小と神余小が統合して開校。1学年20人程度で編成する小規模特認校として設置された。少人数ならではのきめ細かな指導や、地域特性を生かした活動など、特色ある教育を行う学校で、一定の条件のもと房南、神余学区以外からの就学も可能となっている。今年度は6人が学区外から通学する。
校名は、「人々が集うところ」「神社の森や特別な場所」という意味を持つ「杜」を使い、同校の特色や、地域が持つ歴史・伝統文化にも通じるとして選定された。校章や校歌は統合前のものを本校、分校で引き続き使用していく。
本校体育館で行われた開校式には、本校80人、分校18人の児童と教職員のほか、開校準備委員会など来賓を招いて行われた。
小澤校長は「じぶんであるくみんなでひらく」の学校目標を発表した上で、「やってみたい気持ちや不思議を大切に、自分の足で一歩踏み出しましょう。神戸、富崎、神余の自然や、優しい地域の人たち、その全部が皆さんの学びの場。きょうから自分だけの目標を見つけてみて」などと子どもたちに語り掛けた。
児童代表の渡邊琉斗さん(6年)は、「神余分校の友達も新たな仲間となり、それぞれの地域の良さを生かし合いながら、新しい学校を作り上げていきましょう。全員の力で、素晴らしい学校を築いていきましょう」とあいさつした。
この後、まなびの杜神余分校としての開校式も行われた。8日の入学式で15人の新入生を迎え、本校は93人、分校は20人となって、新たな学校生活をスタートさせる。
(安井咲子)
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