三重県松阪市内の小学校再編で、本年度に3小学校が開校し、6日午前、市場庄町の市立よねのしょう小学校(楠本誠校長、196人)と大宮田町の同東部北小学校(服部亜由美校長、216人)、豊原町の同東部南小学校(岡本淳校長、220人)でそれぞれ開校式が開かれた。式では児童が「たくさん思い出をつくりたい」などと開校への思いを語った。
今回開校した3校は少子化による児童数の減少を背景に、教育環境の改善を目的に再編されたもの。東部北は東黒部、西黒部、機殿、朝見の4校を統合、東部南は揥水と漕代の2校を統合、よねのしょうは松ケ崎と米ノ庄の2校を統合して誕生した。学校再編は、2023(令和5)年度から市教育委員会や学校関係者、地域代表者、保護者らが協議を重ね、地域性や児童数の見通しなどを踏まえて、8校が3校に再編されることになった。
よねのしょう小の開校式は午前8時45分から行われ、2〜6年生の児童や教職員、地域関係者ら計約230人が出席した。式では真新しい校旗が、市教育委員会の若山幸則事務局長から楠本校長(53)に授与された。楠本校長は式辞で「子供たちにとって学校に来るのが楽しみな学校、保護者らにとって通わせてよかったと思える学校、地域の皆さまに誇りに思っていただける学校となるよう、教職員一同、力を合わせて取り組んでいきたい」などと決意を述べた。
児童代表として6年・屋鋪三奈さんが「今日から新しい学校が始まります。期待と不安でいっぱいですが、たくさんの思い出を作れるよう前向きに学校生活を楽しみたい」とあいさつ。新しい校歌を参加者全員で斉唱し式を締めくくった。
式典を前に、楠本校長は、「統合した松ケ崎小学校と米ノ庄小学校両校の伝統を引き継ぎながら、校区の拡大を生かして学びをさらに広げ、地域と児童、保護者、教職員が一体となってより良い学校づくりに取り組みたい」と話した。
式を終えた屋鋪さんは「松ケ崎小学校から来ましたが、児童数が増えたことで、新しい友達をたくさんつくり最後の1年間を充実させて笑顔で卒業できるよう頑張りたい」と語った。
東部北小と東部南小ではそれぞれ同日午前9時から開校式が行われた。開校イベントはよねのしょう小学校は18日に、東部北小学校は5月30日に予定されている。東部南小学校は現在、未定となっている。