仏英独3カ国が声明 イランの無人機、ミサイル発射能力の破壊辞さず「防衛措置とる」

イランの首都テヘランで立ち上る煙=3月1日(AP=共同)

【パリ=三井美奈】仏独英の3カ国首脳は1日、イラン情勢をめぐって共同声明を発表した。イランが周辺アラブ諸国に無差別攻撃を行っていると批判し、イランのドローン(無人機)やミサイル発射地点に対する攻撃を辞さない構えを示した。

声明は、米イスラエル攻撃に対するイランの報復が、攻撃とは無関係の国に広がっていると指摘。仏独英3カ国は中東に駐留する部隊や民間人を守るため「相応の防衛措置をとる」として、イランのドローンやミサイル発射能力を破壊することを正当化した。その場合、米国やアラブ諸国と緊密に協力すると明記した。

声明は、イランによる最高指導者ハメネイ師の死去発表後に出された。3カ国首脳は2月28日の共同声明では、米イスラエルによるイラン攻撃に関与しなかったと主張している。

1日には、欧州連合(EU)外相のオンライン会合も開かれ、「ホルムズ海峡の封鎖回避」を目指す姿勢を確認した。EUのフォンデアライエン欧州委員長は1日、イランをめぐって「信頼できる政権移行が必要」だとSNSで訴えた。

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