株式会社aba|テクノロジーで誰もが介護したくなる社会をつくる 読み込まれました

テクノロジーで誰もが介護したくなる社会をつくる

MESSAGE

ご挨拶

私たちは、人間の鼻のように“におい”で排泄が分かるヘルプパッドを開発しています。開発したきっかけは「おむつを開けずに中が見たい」という介護職員さんのひと言でした。

あるデイサービスで排泄介助を見学させてもらったときのことです。職員さん二人がかりで高齢の利用者さんのおなかを押し、排便を促していました。利用者さんがうめき声をあげ、いやがっているように見えました。でも、職員さんたちは力を緩める様子はありません。その光景にショックを受け、思わず泣きながら「ご本人が望んでいることですか!?」と尋ねました。

「うーん……わからないんですよね…」

私は思いがけない答えに驚き、戸惑いました。その後、職員さんから詳しい事情を聞き、浅慮だった自分を恥じることになります。実は、職員さんたちの行動の背景には「施設にいる間になんとか排便させてほしい」というご家族からの切実な願いがありました。すべて理解したうえで、検討も重ね、介護を必要としているご本人のみならず、ご家族も含めてケアしようとされていたのです。

重たい葛藤を背負いながらケアの現場に立ち続ける介護職員の方々。できることがあるなら、少しでも力になりたい。そんな思いで「どんな製品があったらいいと思いますか?」と尋ねたとき、返ってきたのは「おむつを開けずに中が見たい」でした。

まるでドラえもんの道具でも願うように、苦笑まじりで教えてもらった介護職員さんの思い。私は確かにあの日、願いとして受け取ったのです。

あれから15年。ようやく自信を持って「おむつを開けずに、中が分かるようになりました」と伝えられるところまで来ました。

私たちのヘルプパッドは介護者の願いを叶えたプロダクトだと自負しています。でも、これはほんの序章に過ぎません。介護に国境はありません。世界中の人がベッドに敷くことで排泄が分かり、排泄データが集まることで明日のケアに生かすこともできる。これからも、私とabaのメンバーは介護の願いに挑み続けます。同じ志を持つ技術者と共に手を取り合い、競い合いながら、介護の願いを叶えていきます。

aba代表 宇井吉美

願いから生まれた
排泄センサー「ヘルプパッド」

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