函館競輪で連勝がストップしたのですが、想定外でした。先頭の私の後ろについていた選手が、まだ(ゴールまで)1周ちょっと残っているのに、なぜかまくってきた。普通はこんなところで仕掛けません。ふたりで先行争いする形になってしまい、バテてしまった(7着)。罵声がすごかったし、いろんなものがバンクに飛んできた。場内は異常な雰囲気でした。
帰りも大変。函館競輪が終わると、青森へは青函連絡船に乗って帰ります。ファンも大勢乗船していて、いつもは私たちと一般席でワイワイガヤガヤしながら帰ってくるのに、この時ばかりは、不穏なムードを察した先輩が個室を予約してくれたので、隠れておとなしくしてました。
ところが間の悪いことに「青森からおこしの坂本勉さま、◯×◯×にご連絡してください」と船内放送が流れたものだから、大騒ぎです。当時のファンは今よりも血気盛んで威勢がよかったですからね。いつもの席に私たちがいないから「坂本はどこだ」と部屋探しが始まった。先輩選手数人が対応して「坂本は悪くない。(番手についた選手が)どうしてあんなレースをしたのか、俺たちにもわからないんだ」と何とかファンを鎮めてくれた。気が気ではなかったですね。