“300年沈黙”の富士山が大噴火したらーー停電、断水、交通機関ストップ。火山灰がもたらす被害 #災害に備える
自宅で生活を続けることが基本ということは、自宅での備えが必要になる。 まずは水と食料の備蓄(1週間分以上が望ましい)や懐中電灯や予備のバッテリー。これは、地震などほかの災害への備えにもなる。また、火山灰特有の備えとして、防塵マスクやゴーグルも挙げられる。粒径が細かい火山灰を吸い込むと肺や気管支に入る可能性があり、ぜんそくなどの持病がある人は症状が悪化する場合も。国は、火山灰が降っていても「徒歩での移動は可能」としているので、外出が必要な時はこうした備えがあるとよいだろう。
火山のハザードマップを確認することが第一歩
地震や大雨などと比べ、火山灰への備えが必要だという認識はまだ広がっていない。まずは、自分たちの地域にどういったリスクがあるのかを知ることが重要だ。NHKは、富士山のほか、全国で噴火警戒レベルを導入している火山のリスクをWEBでまとめて確認できるようにした。富士山の場合、火砕流などのデータのほか、火山灰のシミュレーション結果を複数見ることができる。火山灰の深さもわかるので、先ほどの国が示した目安と比較可能だ。ただ、火山灰の広がり方は、風向きや風の強さによって無数に変化する。そのため、「色が塗られていないから安全」とはいえないことに注意したい。 現代都市がいまだ経験したことのない「灰色の悪夢」。リスクを知り、備えの一歩を踏み出してほしい。 --- 「#災害に備える」は、Yahoo!ニュースがユーザーと考えたい社会課題「ホットイシュー」の一つです。地震や台風、火山の噴火などの自然災害は「いつ」「どこで」発生するかわかりません。Yahoo!ニュースでは、オリジナルコンテンツを通して災害への理解を深め、安全確保のための知識や備えに関する情報をお届けします。