「大丈夫、問題ない」と言っている人たちがいる。
いったい、何を持って大丈夫なのか。それは「あの人が言っているから」というだけで、自分で考えない人たちの悪い癖。デマだの何だの騒いでいるが、数字を見たのだろうか、データで検証したのだろうか。
そして何よりも、既に海外でも国内でも起こり始めたナフサ由来の製品の欠品・納入遅延・値上げという事態をどう見ているのだろうか?どう感じているのだろうか?
LPGのCPは見たこともないレベルの暴騰、ナフサのスポット価格はホルムズ封鎖前の2倍。そこから作られる製品は軒並み大きな値上げ。
何度でも示しますが、「在庫4ヶ月」は経産省発表通りで「原料のナフサが2ヶ月」「ナフサから加工された川中製品が2ヶ月」、合わせて4ヶ月。
そして、「ナフサの2ヶ月」は、「4月、5月の国内からの精製分と輸入の見込み分と製品在庫の費消分」であって、いま国内にあるわけではない。正確な日本語を使えば、「確保」ではなく、「調達の目処が立った」ということ。
実際の国内製品在庫は通常で需要の半月分。だから、石化メーカーはエチレン生産設備の稼働を落としています。12基のうち6基、日本の生産設備の半分が限界の稼働率で運転せざるを得ない状況。止めたら再稼働に時間が掛かるからです。
下記の石油統計以外に、経産省の官僚が石化メーカー他の協力のもと、昼夜を問わず搔き集めているものもあります。しかし、予断を許さないと言っています。不安を掻き立てるのが目的のわけが無い。
ナフサを安定的に、切らさないようにするためには、中東からの輸入は不可欠であり、だからこそ、早くイランと交渉して下さいと、ホルムズ海峡を以前のように安全に通すようにしてくださいと、言い続けているのです。
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