学童疎開船「対馬丸」の船体中央付近に魚雷被害の穴 内閣府発表、遺骨や遺品は見つからず

3Dモデルで作成した「対馬丸」左舷外板の穴(内閣府提供)

内閣府は26日、太平洋戦争中の1944年8月に鹿児島県沖で米軍に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の水中調査結果の詳細を公表した。船体中央付近に魚雷攻撃を受けた跡とみられる穴を確認。遺骨や遺品は見つからなかった。周辺の海底で収集した金属片などを27日から那覇市の「対馬丸記念館」で展示する。

「対馬丸」の左舷中央付近の外板にある魚雷を受けた影響と思われる穴(内閣府提供)
右舷船首付近で確認できる「対馬丸」の船名(内閣府提供)
学童疎開船「対馬丸」

調査は昨年、カメラやロボットアームを搭載した無人探査機を水中に降ろして実施。水深約870メートルの海底で船体を確認し、分析を続けていた。調査で撮影した動画を記念館に加え、内閣府のホームページで公開する。

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