日本語表示を模索したらCUI環境の深淵を覗いた件(Arch Linux使いへの道10)
神フォントのTerminus と日本語フォントとの衝撃の関係
匠の美しさに息をのむ神フォントter-132nと巡り合い、CUI環境の充実が更に加速化したわけですが、現在のCUI環境で日本語も表示できないと次に進めない。というわけで、どうやったら日本語表示できるかをコパイロット先生に聞いたところ、いきなり衝撃の事実が明らかになりました!
とにかく、今のCUI環境(ttyによるCUI環境)では、日本語表示はできないという死刑宣告を受けました。
VGAコンソール(vgacon)とフレームバッファコンソール(fbcon)
上の先生の説明で、tty1~tty6というデフォルト環境で自動で開く6つのCUI環境は、VGAコンソールだと言っているのですが、第5回の記事で、CUI環境のスクリーンショットはフレームバッファ(ピクセルの色点灯命令で画面を表示)を画像化すること、フレームバッファがないCUI環境はVGA(文字(キャラクター)コードで画面表示命令を出す)になると学びました。私の環境はスクショが撮れたことからフレームバッファが機能しているので、fbconのttyとなっており、Unicodeフォントを使えば万事解決か?と思ったら、
あれ?さっきと言ってること違うやんけ?当然詰問します!!
というわけで代替手段のfbtermとkmsconってナンダ?
調べて私の解釈を加えるとこういうことらしいです。
fbtermは、GPUのVRAMのみ(それがフレームバッファ)を使用し、これをより自由に制御できるCUI環境にするアプリ。
kmsconは、GPUの描画機能を活用できる次世代のCUI環境
これらの比較をコパイロット先生に作ってもらいました。
ただし、最近の開発状況として、fbtermはメンテナンスされていない開発停止の状態。kmsconはsystemd (Linuxのメインシステムであるカーネルが起動した次に動き出すシステム)において、ttyの代替システムとして組み込まれる可能性があったけど開発は停滞気味らしいです。ただどちらも実用性は十分というのがコパイロット先生の言い分。この辺を更に深堀りするために他のCUIも含めて開発状況はどうかという質問を先生にしたところ、長文の回答があったので要約してみます。
現在のCUI環境の開発状況(コパイロット先生曰く)
結論からいうと、現在 systemd に組み込まれそうな新しいCUI 環境はないし、fbterm も kmscon も後継は出ていない模様。要はCUI環境の発展はもう止まっていて、カーネル内にあるtty(fbcon)のみがメンテナンスされており、Wayland(いずれチャレンジします)を中心にしたGUI時代に移行しつつある模様です。サーバー用途でもSSHという機能を使ってリモートデスクトップでコマンドを打つだけで足るらしく、カーネルの最低限の環境を残し緩やかに死を待つシステムなのかもしれません・・・。次回はfbcon以外のCUI環境を確立させたいと思います。
今回わかったこと
・CUIにこだわるならば、カーネルのtty(fbcon)はひたすらコマンド実行するのみ。WEBブラウザはfbtermで動かし、動画再生はkmscon上か?
・コパイロット先生2度目のミス
・私はスタバでArch LinuxをCUIで動かしながらキャラメルマキアート飲んでドヤ顔したいのです。


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