トランプ氏発表から5時間遅れた「停戦」支持、本音では望まぬイスラエル…増える戦費・国民の厭戦ムードに継続厳しく
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トランプ政権はイスラエルを強く支持するキリスト教福音派に支えられており、本質的にイスラエルを無視できない。今回の攻撃で米国の威信は落ち、国際社会の目は厳しくなった。それでも、イスラエルや支持層が協議に不満を示せば、トランプ政権は再攻撃に傾く可能性もある。(聞き手・国際部 大我寛樹)
イラン 海峡に影響力保持…防衛省防衛研究所研究員 吉田智聡氏
イランは消耗戦に持ち込み、米国に
停戦協議は難航する可能性が非常に高い。恒久停戦や、賠償の穴埋めにホルムズ海峡で徴収する通航料を充てる枠組みづくりで意見をすり合わせることはできても、イランの核・ミサイル開発、代理勢力支援の継続を巡り議論は平行線をたどるとみられる。
イスラエルはレバノン攻撃を停戦の対象外と主張しており、イランが全ての戦線で攻撃停止を米イスラエルに求めた場合、停戦が順守されない可能性がある。停戦をご破算にしたいイスラエルの裏の狙いといえる。イエメンの武装組織がイスラエル攻撃を停止するかどうかも不透明だ。
ホルムズ海峡にイランが影響力を行使できる状態は実態として解消されていない。それがニューノーマル(新たな通常)となり、各国は安全保障と経済政策の再考を迫られている。(聞き手・国際部 水野翔太)