高校数学で偏差値70を超えるための勉強法
1. 偏差値70の正体を正しく理解する
まず大前提。
偏差値70は「才能」じゃない。
偏差値70とは何か
・上位 約2.3%
・同じ問題集を解いている人の中で
「理解の深さ・再現性・処理精度」 が別次元
つまり
「難問をたくさん解ける人」
ではなく
「標準〜やや難を100%近く正確に、速く、再現できる人」
ここを勘違いすると一生70に届かない。
2. 偏差値70を取る人の数学的思考回路
偏差値50の人
・解法を「覚える」
・問題を「パターン認識」で処理
・少し形が変わると詰む
偏差値70の人
・定義・原理から逆算
・問題文を読んだ瞬間に
「使える武器」が3〜5個浮かぶ
・解法を「作る」
👉 勉強法は 思考回路を変える作業 になる。
3. 教科書を「偏差値70レベル」に使い倒す方法
教科書は最強の参考書
偏差値70以上の人は、例外なく
教科書を“説明できるレベル”で使っている
やるべきこと
1. 定義を丸暗記しない
2. 「なぜその定義なのか」を言語化
3. 図・式・文章を相互変換
例:微分の定義
❌微分とは接線の傾き
⭕関数の局所的な変化率を極限操作で数値化したもの
→ だから極限が必要
→ だから連続性が関係する
このレベルまで落とす。
4. 問題集の正しい回し方(9割が間違ってる)
偏差値70に届かない人の回し方
・1周で次へ
・解説を読んで「わかった気」
・正解=理解 と思っている
偏差値70の回し方(王道)
STEP① 解法を「再現」
・解説を見ずに白紙に解法を最初から最後まで書く
・途中で止まったら「理解不足」
STEP② 解法を「分解」
・この問題で使った知識は?
・他の単元でも使える?
・条件が変わったら何が崩れる?
STEP③ 解法を「一般化」
・この処理はどんな問題に使える?
・数字を文字に変えたら?
・図形条件を1つ消したら?
👉 この③が偏差値70の核心。
5. 「ミス」を撲滅する技術(超重要)
偏差値70と65の差は
ほぼミスの量
ミスの分類
必ず次の3つに分ける。
1.知識ミス(定義・公式)
2.論理ミス(飛躍・条件見落とし)
3.処理ミス(計算・符号)
ノートにこう書く
ミスの原因:
再発防止策:
例
原因:平方完成を急いだ
対策:一度係数を外に出す
これをやらない限り70は無理。
6. 数学が「伸びない時期」の正体
偏差値70を狙う途中で
必ず伸びが止まる
これは成長の前兆
・思考が浅い → 深くなっている途中
・解けていた問題が急に解けなくなる
これは
「理解の再構築」が起きている証拠
ここで問題集を変える人は失敗する。
7. 模試・定期テストの使い方が9割を決める
偏差値70の人の模試後
• 点数を見る時間:1分
• 復習:3〜5時間
復習の順番
1. 落とした問題
2. 合ってたけど怪しい問題
3. 時間がかかった問題
「正解した問題」こそ伸び代。
8. 単元別・偏差値70への到達戦略(例)
数ⅠA
• 場合の数・確率 → 条件整理能力
• 二次関数 → グラフと言語の往復
数ⅡB
• 微分積分 → 定義→処理の一本道
• 数列 → 式変形の意味理解
数Ⅲ
• 極限 → 評価の感覚
• 積分 → 図形的意味の理解
9. 偏差値70を超える人の共通習慣
• 解説を「読まない」で「再現」
• 数学用語を日本語で説明できる
• 解けた問題ほど疑う
• ノートが汚い(思考の痕跡)
10. 最後に:才能の話をしよう
数学の偏差値70は
才能じゃなく「訓練の質」
正しい方向で
正しい負荷を
正しい順番で
これだけ。


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