ベルリン障害者スポーツTV
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1. 31票獲得
★チョーッかっこいい主人公、なりたくない?
スタイリッシュな赤いシューズ、
輝いて見えましたよね。
最初に映る手前の靴が暗くぼやけているためです。
興味がないのでしょう。
次にカメラは手間のくだらない靴から、
チョーッかっこいい赤い靴のみを写します。
これは男性視点でこの靴しか目に入らない!という演出です。
そして足が1本映り、靴紐を結べば準備は万端。
ギターとドラムがドラマティックなスタート合図となり、男性vs靴を盗まれた不憫な店員の逃走劇が幕を開けました。
キレッキレのBGMで街を駆け抜ける姿はまるで犯人が主人公の刑事ドラマですね。
男性は靴と共に追っ手(店員)から逃げ切ります。
やがて映る男性の競技用義足。
男性は身体障害者でした。
走っていたのは短距離走、
担架を飛び越えるのはハードル走、
店員から逃げ切ってなお走り続けるのは持久走、
それぞれ陸上競技を表現しています。
赤い色は強く主張する主役、主人公の色です。
戦隊モノのリーダーは多くがレッドです。
健常者と比べて足1本分のハンデを抱える男性は、主人公の色をした靴と一緒に主人公になりました。
adidasのチョーッかっこいい靴を履いて走れば、
どんなハンデを背負っていてもチョーッかっこいい主人公になれる、という広告です。 -
20. 31票獲得
ハンデなんて無かった
〜追いつけねぇよ!by警備員〜このCMは、映像のインパクトから興味を引くものだと感じた。
最初は展示された靴を見る男性から始まり、このCMが靴についてのものであることが分かる。
どこか緊張感のある静かなシーンから、音楽とともに靴を盗んだ男性と警備員のチェイスが始まる。この時点で視聴者に衝撃を与える。
綺麗なフォームで走る2人のチェイスはそれだけでレベルの高さを感じるが、さらに人混みを抜けたり、急患を飛び越えたりしてインパクトを与え、盗人の身体能力の高さを伝えている。
しまいに警備員が疲れ果てるも、盗人は走り続け、そこで初めて盗人の左足が映る。ここでやっと視聴者は盗人が義足のアスリートであることを理解する。(義足の形がアスリート用のもの)
最後には「障がい者スポーツ協会はアディダスの温かいご支援に感謝申し上げます(翻訳)」のテロップが映り、障がい者アスリートのための靴のCMであったことが分かる。
アスリートを支援する靴のCMならば、なぜアスリートの足を映さず、役を「盗人」にしたのか。
それは、その人が持つ属性によるバイアスを消すためだと考えられる。
「アスリート」という属性が見えていれば、チェイスに勝って当然という気持ちになるので、ある種のネタバレになる。
「身体障がい者」という属性が見えていると、そのハンデを意識してしまうので男性の身体能力の高さを純粋に見られなくなる。(""片足が無いのに""すごい!……など)
逆に「盗人」は「負けるべき存在」の属性なので、その盗人役が最終的に勝つことで視聴者を裏切りインパクトが増す。
これらの要素で、このCMは「アスリートの凄さ」と彼らにぴったりな「走り続けられる靴」をアピールしている。
コンセプトは「ハンデのない驚き」 -
14. 28票獲得
遠慮するな!本気で来い!
シューズの試し履きを装った男がそのまま逃走し、追いかけて来た店員を置き去りにしても、そのまま猛ダッシュを続ける。
最後にカメラが引いていくと、彼の片脚は義足だったことが分かる。
この広告は障害者に対して、同情や優しさではなく、健常者と同じ存在として見てもらうこと、認めさせることを求めていると感じた。
逃走してから店を出て、人混みをすり抜けるシーンは、他の人たちと区別がつけられない同じ存在であること、あるいは怪我や病気で片脚を失う以前の男を。
地下道のシーンは、片脚を失って傷ついた過去を、担架で運ばれる人を飛び越えるところは、本人が障害の壁や苦しみを乗り越えてきた過去を。
障害を乗り越えた今、男は太陽の光を浴びられる地上に上がり、追いかける定員が諦めてもそのまま前を向いて走り続けているのは、前進し続ける本人の強い意思を、象徴している。
スポーツ競技では、健常者と障害者がはじめから分けられてしまうが(この配慮自体が差別でもあるのかも)、犯罪者なら区別もされない。
犯罪を犯すことで、遠慮も配慮もいらない対等な状況でも「障害者だからって負けねぇぞ!」という強烈なメッセージが表現されていると考える。 -
25. 17票獲得
君の味方
義足を付けている人がアディダスの靴を盗み、履いて逃げ切る。
この表現はアディダスが最後の文章の通り、障害者スポーツ協会を応援しているということを暗示している。
また、この広告はアディダスが主役ではない、ということも明確にわかる表現がされている。最初にアディダスが関連していると分かるような表現をしているが、広告の大部分は靴を意図的に写していない、上半身がアップされている追いかけっこの様子だ。
この表現は、アディダスが主役ではないということを示すと同時に、最後追いかけっこに盗んだ人が勝つ様子が映されるまで、勝った人物が義足をつけているということを隠す役割をしていた。
これにより、主役は走っていた義足の人であり、ブランドはそれを支えるものだということが分かるのと、視聴者に余計な先入観や偏見を与えない効果があった。
ここから分かる、この広告のコンセプトは「アディダスは全てのアスリートの味方」である。 -
12. 16票獲得
だって魅力的だったから…
最後に片足が義足であったことが明かされたあとにもう一度見ると、展示してある靴は一足なので片足しか履いていないことになるが、勝手に両足分だと思いこんでいた。
そして、途中で映る赤い靴が上手く片足分しか映っていないことから、意図的にラストへの伏線として義足を扱っていることが分かる。
アディダスの商品の魅力を説明するというよりブランドの好感度を上げるためののcmだと言える。
驚いたのは好感度を上げるためのcmなのに義足の男は盗みを行い、さらには逃げ切ってしまう点だ。日本なら捕まって因果応報となる流れが一般的なので道徳の捉え方が違う事がわかる。 -
8. 15票獲得
速く、軽やかに
お店で商品の靴を履き、そのまま店を出る男性。当然店員から追いかけられるが、逃げ切る。
追いかけられている間に直線や曲がり角、人混み、階段さらには担架の上を軽々と飛び越えていく。この表現からこの靴はどんな道でも軽やかに速く走りきることが出来るということが伝わる。誰よりも速く道を駆け抜け、店員からも逃げ切るこのCMは見ている側に自分もいつもより速く走れるのでは、また軽やかに動けるのではと思わせるような効果がある様に感じる。 -
47. 11票獲得
追いかけられたくなるほど上手く走れる
<走り出した男性の目的>
男は商品を履いて自信ありげに走って店を出ていく。盗むことが目的であればコソコソと店を出ていくだろう。つまり、男性が商品を履いたまま走り出した目的は店員を挑発し、自分の走りを試すためである。
<義足の答え合わせ>
そして、追いかけられている男性の片足は義足であるという答え合わせは最後にされる。靴を見て、履き、走るところに関しても男性の義足は映されず、CMを初めて見た視聴者は余裕そうに走る男性を見て「この男性は足の速さに自信があるんだ」と認識する。そして、最後に男性の片足は義足であったという隠されていた予想外の真実を知り、義足でも速く走ることができるんだということが強く印象づけられる。
<靴の重要性>
そして、肝心なのは商品である靴を自ら履いた後に男性が走り出したことである。彼が得意げに走り続けるのには最初にはいた靴が必要だということであろう。
また、義足では、走るのはもちろん歩くのでさえも何ヶ月も訓練を続けなければ出来ないほどに難しいことだという。そういった難しいことを可能にすることを支えているものこそが最初に盗まれた赤い靴なのである。
最後のメッセージは、障害者スポーツ協会から、adidasの支援に対する感謝のメッセージだ。つまり、赤い靴が義足の彼を生き生きと走らせているという趣旨の映像であると考える。 -
56. 11票獲得
スター獲得!「無敵状態」突入!!
THE DISABLED SPORTS ASSOCIATION WOULD LIKE TO THANK ADIDAS FOR THEIR KIND SUPPORT.
(障害者スポーツ協会はアディダスの温かいご支援に感謝申し上げます。)
冒頭の英文を見ると、アディダスの名前がある為メインはアディダスかな?と思った。
が、動画の終わりに走っている男性の足元が映る。そこには義足が映っていて この瞬間動画のメインはアディダスの靴、そして義足なのだと分かった。
それまで男性は主に上半身が映されていて、下半身が映っても義足を付けている足は見にくかったりそもそも映りこまないよう意図的に撮影するなど工夫がされている。
動画内で義足をつけた男性は靴屋?の店員に追いかけられており、様子を見るに双方全力で走っている。
そして先に店員の方が体力の限界になり走るのを辞める。しかし男性を見ると顔は余裕そうで、走るスピードを緩める様子がない。むしろスピードを落とさずに走り去っているので、まだまだ行ける ということだ。
アディダスの靴が走るのに適していて、長距離走っても疲れにくい・走りやすいという表現にも捉えられる。
しかし私は義足の性能の良さも同時にアピールしているのだと考えた。
この動画のメインはアディダスの靴と義足である。走りやすい靴と走りやすい義足の組み合わせはまさに無敵になれる。マリオでいうスターを獲得して無敵状態になっているようなものだ。
靴がメインに見えるこの広告だが、義足もまた同じ主役級の表現をしている。運動に適した アディダス×義足の組み合わせで様々な可能性を生み出せるというのがこの動画のコンセプトなのかもしれない。 -
32. 10票獲得
Are you ready? ー君は主役になる覚悟はあるかー
このadidasの広告には、どんな人でも主役にするスポーツメーカーというコンセプトが込められていると感じた。
印象としては、靴を試着してそれを盗んだという風に思えるが、この広告を見た誰しもが後を追っている店員さんではなく靴を履いたまま駆け出したお客さんにフォーカスさせられた映像であったと言えるだろう。最後の最後にそのお客さんが義足であると発覚し、それより前は何の違和感もなく走っているように見えて、そこは驚きのポイントではあった。このように、身体にハンデがあるように思えるが、この靴を履くことで誰しもが人生の主役として生きていくという表しがあると思った。 -
59. 10票獲得
自信と共に走ろう
この広告は主役の男性が義足ユーザーであると理解することで意味をもつ広告です。
最初、男性は羨ましそうに靴を眺めるもののすぐには手に取らず、少し考えた後に靴を履くことを選びます。
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この表現から義足ユーザーであることによる「スポーツブランドの靴を履くことへの遠慮」や「スポーツの断念」が伺えます。
そんなスポーツへの抵抗がある男性が、靴を履いた後は自信に満ちた表情で走り出します。男性の足は速く、2本足がある男性でも追いつけません。
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この表現から男性は靴をきっかけに再び走る道を選んだことが分かります。
また、赤色には「力・情熱・自信」などの意味があり、靴の色からも男性の心情の変化を表していることが分かります。
加えて、追う側の男性もアディダスの靴を着用していることから、男性の足が速いのはアディダスによる効果ではなく、男性自身の実力であることが分かります。
これらの表現から、
この靴は履き心地や走りやすさなどの機能性にこだわっているのは勿論、「履いた人の心にも力を与えてくれる靴」である。
そんな靴を作るのはアディダスだと伝えるために採用されたのがこの表現だと私は考えます。