仮面ライダーゼッツCase22「讐いる」感想
今週も感想を書いていきますが、過去一酷い回で唖然としております。
批判的な記事になりますので仮面ライダーゼッツがお好きな方はご注意ください。また文句は言いつつ視聴は継続しますし今後も感想を書いていく予定です。それでは以下、今週の感想もとい暴言になります。長いです。
⬛︎突然腑抜けになる莫
今週のあらすじは、コードへの不信感や殺人に対する戸惑いから莫がミッションに向かうことが出来ず、その結果エージェント5・6が命を落としてしまう、というもの。その悲惨な現場を目撃した漠は新たな力・カタストロムに変身し、いよいよ本格的にノクスと対峙することに…
…ってすまん、ついてけねえわ…。
何から何までどうしてそうなるんですか…。莫のコードへの不信感って、今までずっとありましたよね?何で今更イヤイヤし始めたんですか?最近だと紅覇が登場した18・19話で莫がコードの闇を垣間見る展開がありましたが、「人に悪夢を見せて苦しめるお前達は間違いなく俺の敵」と言い切り、真相はどうあれ人助けを最優先する方針を示しています。それが何故か今回は、ノクスを抹殺しようとするコードの姿勢に反発し、この非常事態にミッションを放棄して公園でうたた寝してました。…いやそうはならんやろ…。
前回莫は子供たちがナイトメアに支配される様を目の前で見ていましたよね??そしてナイトメアは今まさに現実世界に顕現し、街を襲い始めています。よりによってこのタイミングで立ち止まります…?そこは子供たちを助けたいという思いが恐怖を上回るなどして立ち上がって欲しかったです。夢主である子供たちと交流を深めていた前回までの2話は一体何だったんですか…直近のエピソードももう忘れたんですか?勿論、明晰夢の力が使えず死んだら終わりな現実で戦うのはそりゃ怖いと思いますけど、それについても既に3話で乗り越えているのを見ていますから、なおさら「何故今になって?」という思いが強いです。
なんなら莫は別にノクス抹殺を命じられてすらいないので、ますます行動しない理由がなくて頭を抱えます。莫が言われたのは「6と協力してナイトメアを倒してくれ」ということでしたから、話題がすり替わっちゃってるんですよね…。
そもそもなんですが、あなた以前抹殺任務を請け負ってましたよね…?14話にて「敵を抹殺せよ」というストレートな殺人ミッションを指示されながらも、さして疑問もなく流してましたけど…。あの時は最終的にシャドウナイトメアが敵だったということになりましたが、ミッションを受けた時点での莫の敵はノクスでした。「人殺しまでするほどか?」となるならここでなってないとおかしいと思うんですよね。(もしかして私が勘違いしてるだけで、あの「敵を抹殺せよ」ってミッションを最初から誰もノクス抹殺とは受け取ってなかったんでしょうか。)
ナイトメアを止めない理由はない→でもやらない、ノクスは抹殺したくない→それは別に莫の仕事じゃない、と、とにかく納得出来ない展開でした。
⬛︎コード陣営もおかしい
前回の引きで3が「緊急事態だ」と呟いていましたが、下された新たなミッションは「悪夢のシナリオを回避せよ」といういつにも増して曖昧なもの。「悪夢のシナリオってなんだろう?何をすれば知ることが出来るんだろう?知れたとしてどうすれば回避できるんだろう?」なんて真意を汲み取ろうとしている間に街が滅茶苦茶になるんじゃないでしょうか…。ホントに事態を解決しようと思ってます?
それを受けた5の言動も謎で、まさかのノクス抹殺任務の続行を決断。なんでそうなるの??今は3人で協力してナイトメアを倒すのが先決だと思うんですけど…。「悪夢のシナリオの回避」が何を意味するのか私には全く分かりませんが、5的にはノクス抹殺もミッションに含まれると読み取ったわけなんですね…流石コードの番犬…普段からこういう曖昧なミッションに慣れているんですかね…。
というか前回5と6が2人がかりでノクスに挑んで討伐に至らなかったのに、なんで今度は1人でいけると思ったんでしょう?別行動を提案する意味が見当たりません。ナイトメアとノクスの繋がりも察知しているなら、そこ2人が協力して向かってくることも予想がついたはず。「ナイトメアの力がどれ程かまだ分からないから3人で取り敢えずナイトメアを倒しに行く。もしノクスがいて戦力に余裕があれば倒せばいいし、いなかったとしても当面の問題を先に対処してその後ゆっくりノクスを探せばいい。」と考えるのが自然じゃないでしょうか。
恐らく5は今回で退場でしょうけど、コードの無能さを証明するために出てきたのかというくらいまるで魅力のないキャラでした。6はともかく、そんなよく分からない人が殺されて激昂する莫の感情にも全然ついていけないです。
⬛︎大人ムーブをやり出す富士見
私は富士見が嫌いなのでどうしても逐一引っかかってしまうのですが、富士見のあの態度はなんなんですかね…。紅覇を心配するなすかに対しては「本人が覚悟の上で選んだことだ」的なことを言って我関せずな姿勢を貫いていますが、一体どこ目線なんですか?まさに今回5と6と初対面して「コードって本当にいたんだ」とはしゃいでたばかりなんですが、その知識量の人間の態度じゃないですよね。
同じようなことを莫にも言っていて、「コードが怪しかろうが命をかけて戦った人はいたんだ」と、他人と比較しつつ莫を非難していましたが紅覇の戦いどころか莫の戦いすら一度も見ていない素人に言われても全然響かないですよね…。富士見は年配キャラなこともあって、創作でよくある「若者を諭す分かってる大人」ムーブをちょいちょいやるんですが、それをやるなら自身も戦ってきた経歴があったり、そばで見守ってきたとかじゃないと成立しないんじゃないでしょうか。
もしくは逆にこのムーブが伏線で、本当に色々分かってるのを隠してるだけ説もありますかね?「実は富士見こそがコードナンバー1…」とかやり出したら爆笑しますが…。
⬛︎なすかと紅覇の関係描写の薄さ
旧友が殺されて取り乱すことに対して「そんなのおかしい」なんてことはないんでしょうけど、それにしたって絆が薄いと感じざるを得ません。紅覇から見れば夢の中で共闘した縁もありますが、なすかの中では学生時代に疎遠になった人でしかないはず。19話で紅覇がカメラを託すシーンも変でしたし、もはや描いている側が夢と現実をごっちゃにしてしまっているんじゃないかと疑ってしまいます。
紅覇の死を知り過呼吸になったり、復讐しようと後先考えず走り出したり、本来感情を揺さぶられるはずのシーンなのに、いまいち共感し辛かったです。演技は凄く良かったんですけどね…。もっと現実での2人の絡みが描かれていれば印象もまるで違ったんでしょうが…。
(というかあのカメラ結局どうなったんだろう…。)
⬛︎生き延びてからの所業がヤバすぎるノクス
もうこうなってくると15話で助けなきゃ良かったよね…(暴言)
あの回でのプチ和解エピソードは一体なんだったんですかね…。あそこで莫がノクスを逃したせいで次から次へと大変なことが起こり続けていて本当にうんざりです。彼が何かするたびに生かす選択をした莫の株まで下がり続けているんですよ…。これでノクスも莫も好きになってもらうのは無理があるでしょう。
これでノクスも信念があって動いていると分かっていれば違ったんでしょうけど、20話を超えた今になっても具体的な目的が何も見えてきません。ただただ訳も分からずいらんことをしてくるキャラでしかなくひたすら不快です…。来週もう倒しちゃっていいんじゃないかな…。
⬛︎総合批判
今週に限らずゼッツ全体の話になりますが、こんな滅茶苦茶なシナリオで玩具を売ろうとしているのは正直舐め過ぎではないでしょうか…?主人公をカッコよく描かないのでスカッとしない、キャラの心情は回ごとにブレブレで推しようがない、敵の目的も組織の思惑も一向に判明せずただただストレス、深層心理や夢といったテーマも持て余していてガッカリ、ゲストエピソードも薄味ならメインストーリーに至っては全然進まず虚無…。スタッフは一体これのどこに手応えを感じてこの作品を作っているんでしょうか?
販促描写についても気になります。今回で言うとカタストロムの販促回だったわけですよね?それなら5と6が殺される前にギリギリ間に合って覚醒とか、最初から一緒に戦ってたものの歯が立たず目の前で仲間が散る姿を見て覚醒とか、もっといい見せ方があったと思うんですよ。2人が殺されるまでウジウジしてて手遅れになってから出てきて、キレてポッと出の謎空間でアイテムゲットして変身って…それでどういう思い入れで買えばいいんですか。「とりあえず出しときゃどうせ皆買うだろ」感が伝わってきてむしろマイナスイメージだと思うんですが…。イナズマプラズマの時もかなり引っかかりを覚えましたが、販促番組としても機能しているように見えないのでますます謎な作品です。
…もっと滅茶苦茶に文句を言いたくて記事を書き始めたはずなのですが、挙げているとキリがないので今週はここまでとします。読んでくれてありがとうございます。好き勝手言ってすみません。
来週が楽しみ(不安)です
(次回感想)
(1話感想)


言いたいこと全部言ってくださってありがとうございます! 少しスッキリしました! キャラの行動の理屈や軸がいつにも増して意味不明で、一周回って難解なストーリーになってたように感じました 「ナイトメアが現実に出てきた!?四の五の言ってられねえぞ!」とか言って、コードも莫も警察も、…
コメントありがとうございます!そうそう、まさにそういう共闘が見たかったですよね…めちゃくちゃ分かります…。 それで3人で戦った末の敗北であれば、5と6を失った悲壮感も増しますし、絶望的状況に満を持して現れた新フォームとして、カタストロムの印象も良かった気がします。 ちょっと描き…