佐賀が燃えている 〜豆腐のくにを求めて「コラボ限定描き下ろしイラスト」後日グッズ受注販売について〜
正しくは一部のオタクがキレて部分的に炎上しているだけである、が。
昨年の秋に佐賀県で開催されていた忍たま乱太郎と佐賀県のコラボイベント「豆腐のくにを求めて」の為に描き下ろされた久々知兵助のイラストがなぜかこのタイミングでグッズ化され受注販売を行うことが先日発表された。本当になぜこのタイミングで???(困惑)
コラボに行けなかった人にとっては朗報であろうが、現地に行った人にとっては手放しで喜べる発表ではなかったように思う。書いている本人もその一人である。
佐賀に行ったことを後悔したくないので、心情整理を兼ねてメモを残しておく。
本人のスタンスは抽選アクスタに全力ではなかったものの現地で描き下ろしイラストを使用したグッズを買えなかったことに不満がある人、である。
事実と主観を分けて書くように努めるが混在していたらそれはごめんなさい。
・そもそも「豆腐のくにを求めて」とは
(受注販売の発表に合わせてなのか、何か見られたら困るような不都合でもあったのかは知らないが)コラボ特設サイトが削除されてしまっている為、コラボを知らない人に向けてざっくり説明を入れておく。
会期:2025年10月18日(土)〜12月7日(日)
場所:佐賀県内5エリア(佐賀・小城・吉野ヶ里エリア、唐津エリア、武雄エリア、嬉野エリア、有田エリア)
地図アプリなどで見てもらうとわかるがコラボエリアがほぼ佐賀全域といえるほど広範囲に渡っていた為、事前に公共交通機関だけでは回れないという旨が特設サイトのQ&Aに記載されていた。(特設サイトが削除されている為確認する術はない)在来線移動だけでは難しくレンタカーや新幹線・特急等での移動が必要なイベントであった。
コラボ期間に行われていた施策は主に以下の2点である。
①スタンプラリー
→対象店舗で500円以上購入するとスタンプを押印してもらえる。スタンプはエリア毎に五年生のキャラクターが一人ずつ割り振られていた。
このスタンプを3つ集めると既存イラストを使用した特製とうふ専用醤油がもらえる。(先着1,000名)
さらに5つ集めると抽選で100名に描き下ろしイラストを使用したアクリルスタンドが当たる「応募ハガキ」がもらえる。
②大豆くじ
→サガプライズの指定した日に集まった人のなかで「抽選に当たった人だけが」各日100名大豆モニュメントを使用した大豆くじを引くことができる。
当たりが出るとグッズがもらえたりしたらしい?(Tシャツや佐賀の特産品がもらえるみたいな記載があったと記憶しているが実際に当たった人がいるのかは不明)ハズレはコラボキービジュアルの四角いステッカーがもらえた。
前提:コラボ開催期間中はグッズの販売は一切なく、描き下ろしイラストは「抽選でもらえるアクリルスタンドにのみ」使用されていた為、描き下ろしイラストのグッズを手に入れるためには抽選で100名がもらえるアクスタを当てるしかなかった。
ちなみに現地では描き下ろしイラストを見る機会すらなかった。せっかくの描き下ろしイラストをなぜ出し惜しみしたのか疑問である。
・スタンプラリー5店舗達成で抽選で100名に描き下ろしイラストを使用したアクリルスタンドをプレゼント
グッズの受注販売が発表されたことで不満が噴出したのがここである。1万人が訪れたコラボイベントで抽選100名にしか当たらない超プレミアアクスタ目的で佐賀に行った人は応募ハガキを手に入れる為に少なくない時間とお金使っている。コラボ期間中は抽選アクスタにしか描き下ろしイラストが使用されていなかった為、何としても手に入れたいと頑張ってスタンプラリーを回った人もいたはずだ。
応募ハガキをもらうためには単純計算で5店舗×500円の最低2,500円が必要になる。が、実際には500円ぴったりで会計することはほとんどないのでそれ以上の金額がかかっている。佐賀全域で行われていたコラボの為、スタンプを集める為には大豆製品の購入や食事費用だけではなく移動した分だけ移動経費も発生する。
仮にスタンプラリーシートを五年生スタンプで揃えるために公共交通機関を利用して5エリアを横断しようとすると以下の通りとなる。
唐津~佐賀 1,300円(在来線)
佐賀~有田 2,270円(特急)
有田~武雄温泉 1,370円(特急)
武雄温泉~嬉野温泉 2,130円(新幹線)
※全て最短で行く列車を選択した場合
交通費だけで7,000円はかかることになる。対象店舗での飲食代も含めたらほぼ1万円かかっていた人もいたであろう。嬉野温泉エリアだけで5店舗回ることもできたので上記は極論の数字ではあるが、回るエリアによってはそれなりの交通費のかかるイベントだったと伝われば何よりである。
何十枚もハガキを手に入れて応募した人は間違いなく手間か、時間か、お金のいずれかをかけた人なのだ。
それだけの労力をかけて集めた応募ハガキでやっと手に入れることが出来たアクスタが後になって受注販売されたら、怒る人が出てしまうのも仕方のないことだろう。後からグッズ化されると知っていたなら躍起にならなかった人もいたかもしれない。現物を見てないので本当かは知らないが抽選アクスタは受注販売されるアクスタよりも小さいらしいですね…?描き下ろしイラストを使用した唯一無二の目玉景品だったのに粗品程度にしか考えてなかったのかな???
ちなみに私は何だかんだ想定を上回る応募により抽選と言っておきながらも急遽応募ハガキの分だけアクスタを生産して全員に送ってくれるのではないかという、あわよくばの甘い期待をしていた。現実はまあ全くそんなことはなく明後日の方向に展開されたわけなのだが。
・受注販売のお知らせを見た感想
グッズの受注販売が発表されて真っ先に出た感想は「やれるなら最初からやっとけや」である。
コラボが発表された段階から描き下ろしイラストがあるのにグッズ化しないんだなあとは思っていたが自治体主導のイベントっぽいしあんまりお金ないのかなあ(失礼)などと漠然と思っていた。なので発表を見て「いやグッズ作れるんかい!!!」と思ってしまった。ちなみに過去のサガプライズのコラボイベントを見てみたらコラボグッズを売ってる回もあったようである。いや作れるなら最初からやってくれ!?!?むしろ描き下ろしイラストまで用意しておいてなぜグッズを作らなかったんですか!?!?
描き下ろしイラストは「コラボの為に描き下ろされた」限定イラストなはずである。コラボ期間中に販売・使用されるものにのみ使われるから“限定”と付いているのだと思っていた。コラボ期間中に一種類でも購入できるグッズがあったならともかく、一切何のグッズも出なかったのになぜ今頃になって…?限定って言葉の意味ご存知ですか???
・持ち帰れるものが少ないコラボだった
ここでいう「持ち帰れるもの」とは「キャラクターが印刷されたアイテム」のことを指します。
上述の通りグッズ販売もなく、大豆くじも抽選、描き下ろしアクスタも抽選、確実に持って帰れるものは醤油だけ、というコラボ目的でオタクを遠征させるには些か訴求力に欠けると思われた豆腐のくにを求めて。気軽に行ける場所でもないし参加するかしばらく悩んでいたが、それでも佐賀に行ったのは豆腐が大好きな豆腐小僧という設定に着目して久々知兵助を中心とした五年生をコラボ相手に選んでくれたのが嬉しかったからである。
大豆くじの抽選に参加は出来たものの、外れてしまった私が持ち帰ってきたものは押印済みのスタンプラリーシートと醤油と応募ハガキだけであった。(あしかり豆美人さんで売っていたスムージーと豆乳についていたシールも剥がして持って帰ってきたがこれは含んでいいのか微妙なラインだと思っている)応募ハガキは後日投函したが手元にアクスタが届いていないのでどうやら当たらなかったようである。
(応募ハガキは投函した為手元に残っていない)
今さらながら切手を用意して送るタイプのハガキなので切手代も枚数分かかっていることに気が付いた
余談ですが、メ○カリに出ていた大豆くじのハズレの四角いステッカーとは違う非売品記載のある四角くない形をした黄色いステッカー、あれをスタンプラリーの景品にしてもらうこととか出来なかったですか?というかあのステッカー何ですか?コラボに関連したキャラクターアイテムに飢えているオタクにとっては普通に売って欲しいグッズだったのですが。
・サガプライズへの不信感
当事者として語れないので仔細は省くが、除幕式での先着でコラボ限定Tシャツのプレゼントと初回の大豆くじでは事前の告知が足りていなかった為、現地は大混乱になっていた。スタッフにごねてくじを引かせてもらっていた人の目撃情報とかもあったような…。軍師映画以降の忍たまの勢いを事前に調べていれば対策なしの当日先着は荒れること必至だとわかったはずなのだが、まさかの無策で当日を迎え案の定現場は阿鼻叫喚になっており呆れるしかなかった。メディアも呼んでいたのだからしっかり対策しておくべきだったのでは?
大豆くじは次の週からは混乱回避の為に先着から抽選に変更になったわけだが、これはこれで早朝の抽選券の配布時間までに佐賀駅に到着していなければならなくなり遠征組は予定の変更を余儀なくされた人もいるはずである。かくいう私も日程調整をする際に前乗り前提で予定を組まないといけなくなってしまった一人である。
コラボ期間中の公式アカウントからのポストは主に大豆くじの抽選結果発表とスタンプラリー参加店の営業時間変更情報が主で、なぜか会期の途中からスタンプラリーの対象店舗の紹介が始まった。店舗紹介はコラボが始まる前にやっておくべきだったのでは、と思ったがないよりはマシなのか?と考えることにした。
極めつけが最終日である。「本日コラボ最終日」のようなお知らせもなくモニュメントの撤去についても過去ポストのRPだけで済ませていた。この時点でコラボ早く終わって欲しいと思われている感がすごいな、と思っていたがこのときは気のせいだと思うことにした。豆腐のくにの為にアカウントをフォローしていたので会期終了後の御礼の挨拶を見届けたらフォロー解除しようと思っていた。しかし当日になっても翌日なっても一切そのようなポストがない。曲がりなりにも県のコラボなのに締めの挨拶がないことってあるんだ。ちなみにその後もポストはなく次のキングダムコラボが発表されるまで沈黙を貫き続けていてびっくりした。
・サガプライズは「豆腐のくにを求めて」コラボをどのように捉えていたのか(超私見)
個人的な所感だが、今回のコラボは少ないコストで多くもなく少なくもない“それなり”の集客を狙っていたのではないかと思う。
どのように集計したのかは不明であるが、グッズ発表時に1万人が佐賀を来訪したと発表されていた。個人的にはこの数字を見て「思っていたよりも多いな」と感じた。果たしてサガプライズ的にはこの数字が当初の集客見込みから見て多かったのか、少なかったのか、気になるところである。スタンプラリーの景品である醤油を1,000個しか用意していなかった時点でかなり少なく見積もっていたのかと思ってしまうが(実際はコラボ最終日まで配布していたので増産されていたのだと思われる)、現在進行中のキングダムコラボが2万4千人を突破!と忍たまコラボ期間中には凡そ見なかったようなポストをしていることから想定よりも客足が伸びなかったのかとも思えてしまう。
穿った見方をしてしまうとグッズ展開がなかったのも本当はそんなに来て欲しくなかったのでは?とすら思えてくる。現地に行ったときは同時開催中の他作品のコラボと比べてすごくこじんまりしているなと思ってしまったし(すみません)、本当はひっそりやってそこそこの人出でひっそり終わらせたかったんですかね?
除幕式の件もあってそこそこの数のお問合せがサガプライズに届いたと考えると客足は少ないのにお問い合わせ対応が多い客層だと思われてしまった可能性があるのかなと(公式に問い合わせをした人を責める意図はないです。むしろ然るべき手段で正攻法のお問い合わせをするのは正しい行為だと思っています)面倒事ばかりの忍たまコラボ早く終わってくれって思われてたんですかね?
Q.結局どうすれば良かったのか?
A.コラボが始まる段階でグッズが展開されて現地で買えれば良かった、これに尽きる。
持ち帰れるものの少なさから佐賀へ行くことを控えた人もいるので、訪佐賀数を増やす目的だったのならば最初から売っておくべきだったと思う。初動を間違えたことでかなりの機会損失をしたと思います。もったいない。
現地でコラボグッズ販売→売り切れグッズは現地で受注受付・後日配送対応→会期終了後受注販売のお知らせくらいの段階を踏めば良かったのではと思っている。
アクスタも最初から通常グッズとして販売して、抽選でもらえるアクスタは台座の色が違うとかラメやオーロラ仕様の差分にしていたらそんなに荒れることはなかったんじゃないかなと思うがどうだろう。
Q.私は何がもやついているのか?
A.現地に行った人が描き下ろしイラストを得る機会がなかったのに、受注販売で誰でも平等に得られてしまうのが納得いかないのだと思う。「コラボの為の」描き下ろしイラストなのだからコラボに参加した人が最初に得る権利があるべきなのではないか、という気持ちが強いのだろう。
これは例えば、スタンプを5つ集めたら応募ハガキの他に描き下ろしイラストを使用したポストカードでも一緒にもらえていたならばだいぶ溜飲が下がっていたと思う。己の運低め自覚ありによりアクスタは応募こそすれど当たる気はしていなかったので、ステッカーでも何でも現地で参加した人が必ずもらえる「描き下ろしイラストを使用した何か」が欲しかったのだ。と言っても過ぎたことなので今更言ってもどうしようもないのはわかっているのでせめて愚痴くらいは言わせて欲しい。仕方のないことだとわかっていてもこういう形で後出しをされたら大なり小なり不満は出るんですよ。(という人がいるからあら探しをされないように特設サイトはなくなったのだろうな)
・受注販売について思うこと
今回の受注販売の発表に合わせて?豆腐のくにを求めてのコラボ特設サイトが消えており、一部から不満が出ることを見越している感じがしていやらしいなと思ってしまった。荒れるのがわかってたから消したんですか?ちなみに過去のサガプライズのコラボは公式サイトが残っているものといないものがある。この違いは一体…?
受注販売のお知らせが出たのが木曜日、週明け月曜日から受注販売開始って早すぎませんか?万が一お問い合わせがきてももう販売されてしまっていますので…と言い訳する為のスピード展開なのかと邪推してしまう。
ラインナップされたグッズが全部良いことも理不尽だけど腹立たしく思ってしまって悔しい。こんなにいいグッズが出せるなら最初から売ってくれ。これを佐賀で買わせて欲しかったよ。
第1弾と第2弾で販売先が違うのも地味にもやもやするポイントである。どっちも買うと送料が2倍かかる仕様である。現地まで行ってお金を使ったうえにさらに送料を二重で払わなきゃいけないの酷すぎないですか?難しいとわかっているけど現地行った人に何か割引するなり優先発送とかして欲しいよ。まあ無理なのはわかってるんですけどね。もし仮に今後何かが送られてきたとしたら、それはそれで正しく個人情報が管理されていないことになり違う意味で怖くなりますからね。かと言って、ご意見送った人にだけ何かするのも違いますからね。どう動こうにも詰んでるから公式サイト消したんですかね。
ちなみに1弾は佐賀の通販サイト(SaGanMONOストア)で2弾はECサイト(詳細未発表だがアニメイトあたりだろうと踏んでいる)で展開されるらしい。アクスタが1弾のラインナップに入っていないのは佐賀県のせめてもの良心の呵責なのだろうか。
・まとめ(特大お気持ち表明)
疑問を持ちつつもいろいろ肯定的に捉えていた事柄が後出しの受注販売や特設サイトの削除によって悪い形で答え合わせされてしまった感があり、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態」になってしまった。
描き下ろしイラストの久々知兵助は大好きだし、送料に文句も言いつつきっとグッズも買うだろう。でも手元にやってきたグッズを見る度にコラボのことを思い出していくらか仄暗い気持ちになってしまうと思う。なんで最高なイラストを見てこんな微妙な気持ちにならなきゃいけないんだ。もっと気持ち良くお金を使わせて欲しかった。
こういうお気持ちを書くとよく言われる「無理して来いとは言ってない、行ったのも金を使ったのも個人の裁量」←それはそうなんだけど。
だったら後出しなんてことをせず最初から出してくださいよ。せめて会期中に「ご好評につき描き下ろしイラストを使用したグッズの受注販売決定!詳細は後日お知らせします」くらいのアナウンスも出せなかったですか?
豆腐は美味しかったしお店の方も優しく温泉も最高だったので前のレポ日記にも書いたように第2弾が開催されたら行きたいとも思っていた。しかし今は次があると言われても正直参加を躊躇ってしまうかもしれない。
佐賀のことを嫌いになりたくないです。記事で見ただけですが除幕式では県知事は五年生をリスペクトした装いをされていたではありませんか。
実際に行ったことで佐賀のことを身近に思えるようになって、ニュースなども気にするようになっていたので今回のサガプライズと佐賀県の対応はとても残念です。
今回参加した人には何の補償もありませんがもし次があるのならば、今回やらかしたことを全て改善してから開催していただきたいです。
Xのポストだと流れてしまうのでこんなことがあったよ記録としてあえてnoteに残しておきます。
#忍たま乱太郎 #豆腐のくにを求めて #佐賀県


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