ソニックレーシング クロスワールド 1.3.1アップデートによる変化
2026年3月19日、1.3.1更新が行われた。
【Ver.1.3.1_パッチ更新】
— ソニックレーシング クロスワールド (@CrossWorldsJPN) March 19, 2026
大型アップデートを行いました。https://t.co/MCAmdWTurl
主な更新:
・新ガジェット8種追加
・新フィーバー「ボーナスリングフィーバー」追加
・フェスタ期間中でもワールドマッチも遊べるように変更
・新楽曲8曲追加(セガ レーシング&バラエティ)… pic.twitter.com/KMoTZ0Z3rL
前環境(1.2.2)を振り返り、新環境(1.3.1)がどのようになったかを書く。
前環境(1.2.2)
1つと、あと2つくらいの構成が争っていた。
アルチャ(アルティメットチャージ)
セカンドファストチャージ
サードファストチャージ
アルチャ(アルティメットチャージ)
Lv4チャージ解放時に3秒間無敵になるアルチャ(アルティメットチャージ)、そこにテクドリとセカンドサードを合わせることで約3秒でLv4に到達する。
3秒でLv4 → Lv4で3秒無敵、このループによりレース中のほぼ全ての時間が無敵になる。
無敵の安定性、前張り打開どちらも可能な汎用性を持つ最強構成だった。
弱点は、リングをコースからしか得られないこと、被弾すると立て直しがほぼ不可能な点くらいだが、それは実力で補える程度の問題だった。
前張り:序盤から前方を走ること。
打開:序盤に9位以下で強力なアイテムを集めてから前に出ること。
無敵なので攻撃の影響を受けずにアイテム運搬が可能。全員アルチャで速度差が出ないので、頑張れば追いつけたのだ。
マシンはダッシュ値が最高のボード(ダッシュマシン)、その中でダッシュ1位パワー1位のタイプ‐J イオタの1択だった。
キャラは候補があるが、
ナックルズ(ダッシュ76、パワー38)
ベクター(ダッシュ76、パワー39)
ドレッド(ダッシュ75、パワー40)
ウィスパー(ダッシュ79)
最も多く使われたのはナックルズだった。
ベクターはパワーが1高いが体がデカいため視認性が悪い、ドレッドはパワーが2高いがダッシュが1低い、ウィスパーはパワーが低くハンドリングが無駄に高い、どれも結構重要で、ナックルズがシェア1位という次第だ。
環境初期から1.3.1まで約6か月、最強だった。
ちなみに、俺はブレイズを使っていた。
確かにナックルズは強かったが、対抗できない訳ではなかった。
スリスト(スリップストリーム)
2026年1月9日、パックマンフェスで追加されたアクセルキャラキットにより台頭。
キットの中身は以下の3つだった。
リングゲットダッシュ
リングスティールミニ
スリップストリームボーナスとリングゲットダッシュを合わせたスリスト構成自体は以前から存在していたが、リングスティールが組み合わさることで接触時にもリングゲットダッシュできるようになった。
これによりアルチャ相手にスリストで追いつき、接触すればアルチャはリングを奪われて減速し自分はリングを得て加速する動きが可能になった。
マシンはスピード上限(リンク先を参照)が高いパワーマシン、その中でもスピードとダッシュが高いトレイルランナーが使われることが多かった。
キャラはハンドリングキャラかダッシュキャラが選ばれることが多かった。パワーマシンの弱点であるコーナーを補うためだ。
残りの3スロは何でもいいが、ダッシュパネルボーナスミニ、セカンドファスト、サードファストあたりがよく使われた。他にもアイテムストックプラス、無敵ファイナルなど使用者の好みが反映された。
操作難度が低いため手軽で強力だったが被弾が痛く、2番手に落ち着いた。
スリスト構成の被弾復帰性能は高い。リングゲットダッシュのおかげで被弾してもリングを取ればすぐに復帰できる。
とはいえ対抗馬の被弾しない奴(アルチャ)と比較すると被弾が痛かった。
打開
アイテムストックトレード
ストックプラスかストックトレード、あるいはその両方で強力なアイテムを揃え打開する構成。
片方の場合はスリスト構成かセカンドサードで速度を補うことが多い。両方の場合での残り1スロは、スリストボーナス、セカンドファスト、開幕ダークチャオなどが使われることが多い。
習得難度が高く、アイテム運や部屋の実力差に左右されやすいため使用者は少なかった。しかし決まれば勝ちなので存在感は大きかった。
1.3.1変更点
主要な3つの戦術全てに影響があった。
アルチャ
無敵時間が半減された。これにより被弾率が大幅に上昇し、遅さと立て直しの難しさが浮き彫りになった。
勘違いされがちだが、アルチャは最強だったが最速ではない。
周りが被弾で減速していくから相対的に速いだけだ。
スリスト
リングスティールミニが削除された。
スリストで追いついた後の接触加速が不可能になった。特に最終ストレートでの追い抜きが難しくなった。
スリスト + リングゲットダッシュもアクセルキャラキットも同じ3スロになったので、どちらも大差ない(アクセルキャラを乗せない限りは)。
個人的にガジェットは少ない方が納まりが良い気がするので、アクセルキャラキットを使っている。
打開
ドリルが弱体化した。これにより打開の必勝パターンである最終ストレートのドリルは不可能になった。
前提として、ドリルは速度320と240の2種類が存在する。
1.2.2では1位のみ240ドリルで、320から240への減速もゆるやかだった。
1.3.1では4位以上で240ドリルになる。そして320から240へと急激に減速する。
新環境(1.3.1)
怪物が生まれた。
ダブルエンジン
リングエンジン
怪物ガジェット、ハイパーリングエンジン & リングエンジン。リングを失い続ける代わりに凄まじい効果を得る。
リングエンジンの仕様についてだが
ハイパーリングエンジン
全ステータスにリング所持数の値を加算する
最高速度上昇リングエンジン
全ステータスが+12される
最高速度上昇
例えばこんなステータスだったとして、
リングエンジンで+12されるので、上から53、61、71、55、60。
ハイパーリングエンジンでリング枚数だけ+されるので、この場合はリング47あれば全ステータス100になる。
その上で、組み合わせた時に限り速度+14される。(ステータス補正込み、リング補正抜き)
リング補正を加味すると、リング50で+17.5、100で+28。
厳密には、おおよそリング50以上あるときに速度+14される。
強みは全ステータス100 & 速度+14による数値の暴力。
弱みは被弾の痛さ。被弾してリング0になると立て直しに時間がかかり、そのまま中位の争いに巻き込まれ上位に上がれないパターンが多い。
被弾してリング0になると苦しいが、ならないなら割となんとかなる。
本当に苦しいのはスタート位置のリング格差だ(前列5リング、中列10、後列30)。前列だとすぐに0になる。生まれた位置で苦しむのは理不尽だとは思うが、そういう世界だから仕方ないね。
約0.5秒で1減るリングの供給手段はジャスリン + セカンドが一般的だ。ジャストチャージを連発してリングを維持する形だ。
リングエンジン
セカンドファストチャージ
ジャスリン(ジャストチャージボーナス)
正式名称はジャストチャージボーナスだが、ジャスチャではジャストチャージダッシュと混同するため、ジャストチャージでリングを稼ぐ、ジャスリンというわけだ。
派生としてテクドリがある。ジャスリンセカンドと比べて、テクドリによるチャージの速さと操作性の高さが利点。
テクドリ
1枠で安定して稼げるスリストが多い。ただしスリストだけでリングは賄えないので、コース上のリングを回収しなければならない。
トラベルチョイスは、決まればダブルエンジンに加えてテクドリのチャージ速度とリング100の速度+14を得られるが、外せばコース上のリングしか得られない大博打。レース前ロビーでバレると狙われる可能性が高まるので、ひっそりと変えておくこと。
総じて、コースや敵に左右されずにリングを稼げるジャスリンがダブルエンジンで頭ひとつ抜けている印象だ。
ダブルエンジンはピーキーとか諸刃の剣とか思うなら、それは間違いだ。
リング1以上で最低限は機能するし、ジャスリンのリング回収量が多すぎるせいで大したデメリットではない。
トラベルチョイスは諸刃の剣だ。
シングルエンジン
リング上限130
リングエンジン単体で速度+3、リング100で速度+14、合計で速度+17を維持する構成。
ダブルエンジンと比較した速度は、
重要個所を赤で囲った
リング100シングルエンジン ≒ リング50ダブルエンジンだと分かる。
ついでに、リング100エンジン無し > リング99シングルだと分かる。
シングルエンジンに上限130が必要な理由である。
実際はダブルエンジンの方が速度以外のステータスが高く、ジャスリンならダブルの減少を加味してもリング50以上の維持は可能である。
なので速度ではダブルに負ける。シングルの強みはリング維持の簡単さ、ガジェット自由度の高さだ。
構成例をいくつか挙げておく。
ひとつはテクドリ。
リングエンジン
リング上限130
ジャスリン
テクドリのチャージ速度とジャスリンのリング回収量を合わせた形。
もうひとつは…
スリスト
アクセルキャラキットは弱体化したが、スリスト構成は健在である。
スティールが消えた以外は特に変化はない。残りの3スロも自由だ。
そんな中で、新ガジェットを使った新しいスリスト構成がある。
ひとつはシングルエンジン。
リング上限130
ダッシュパネルボーナスミニ
アクセルキャラキット
スリストでエンジン用のリングを賄う。スリストだけでは±0なのでコース上のリングを集める必要がある。
残りの1スロは何でもいいが、パネルボーナスを使うとリング回収と最終ストレートのリングダッシュができていいと思う。
もうひとつはオモチャオ。
リングゲットダッシュミニ
アクセルキャラキット
スリスト構成にがんばれオモチャオを追加した。オモチャオ効果時間を延長してリングゲットダッシュ大小で加速する構成だ。
この構成のオモチャオは、キングブースト以上のブースト持続とクイックリカバー以上の復帰力を持つ最強アイテムである。それが上位でも出ると考えれば強さが分かるはずだ。
スリストの強みである操作難度の低さ、復帰の速さ、打開適正に加え、オモチャオを得たことで前張り適正も得た。
エンジンほど注目されないが、個人的にはオモチャオを高く評価している。
打開
アイテムストックトレード
ドリル弱体化で手札が1枚減ったが、レーザーとモントラは残っているため依然として可能。構成の変化はあまり見られない。
構成というより立ち回りを変える必要がある。ドリルを引かずにレーザーやモントラを引く距離でアイテムを割る順位 & 距離調整が求められる。
大まかに言うと、レース開始30秒以降、低い順位、1位との距離が遠い状態でアイテムを割る。
まず、6~8位でアイテムを割った場合を考える。
確認には有志の作成したアイテムテーブルツールを使用する。
当たりを赤枠、ハズレを青枠で囲った。単ブー(ブースト)と防御系は…どちらでもないと思う。
1位との距離100m以降で当たりが出て、220m以降なら確率が上がることが分かる。
9位以降でアイテムを割った場合は、
6位と比較して100m以降での当たりの確率が上がることが分かる。ただし220m以降で割るとドリルが出現してしまう。
9位100割りが当たり確率が最も高い。じゃあなぜ6位割りについて語ったかというと、ダブルエンジンが速いせいで9位維持していると220割りになる可能性があるためだ。
その時に6位割りが重要になる。6位220割りなら9位100割りと比較しても遜色なく、仮に6位100割りになっても約40%で当たりが引ける。加えて、9位よりも上位に上がりやすい。
9位100割りでアイテムを狙うか、6位割りで追い上げの速さを狙うか、こればかりはレースの状況を見て判断するしかない。
1位との距離って見えるの? と思うかもしれないが、見えない。なので前方とかミニマップとかを見て何となく測っている。
ストックプラス打開は管理要素が増えて習得難度はさらに上がった。
ストックトレードならドリルを引いても問題ないが、速度やリングとストックプラスの二者択一となるだろう。
レース環境の変化
まず、アルチャは死んだ。そしてダブルエンジンが生まれた。
その結果どうなったか?
リングの価値が上がった
エンジン構成は常にリングを消費するため常にリングを得る必要があり、ダブルエンジンはリングを持っているほどリングを稼ぎやすい。
そのためリングの価値は今まで以上に高まり、コース上のリングの取り合いが激しくなった。
即座にエンジン最大にする100リングは重要だ。
リング獲得ガジェットを持たない構成は苦境に立たされている。アルチャが厳しい理由のひとつでもある。
防御の重要性が上がった
ダブルエンジンは最速だが無敵ではないため、アイテムでの防御が重要になった。
防御とは、単体攻撃を後ろ投げで防ぐとか、
迎撃がメインの使い方だろう…
全体攻撃をブーストや防御や無敵アイテムで防ぐとか。
もうちょっと踏み込んだ話をすると、周りの敵のアイテムを見て立ち回りを考える。
例えばこんな状況で、
「俺が前に出たらカッター投げてきそうだな、ブースト捨てて裏のアイテムで守るのを視野に入れとくか。ロックオンが出たら要注意だな」
…みたいに考えるとか。
こんな状況で、
「アイツはずっとトルネード保持してるから攻撃に使うことはなさそうだけど、全体攻撃が来たら使うだろうな。
その時に相手より先にシールド使えるように構える必要があるな。
念のため距離を少し開けておかないとな。
裏の攻撃アイテムでトルネード使わせるのはリスキーだから無理だな。
保持され続けるなら1位は無理そうだし防御を意識して2位を狙うか」
…みたいに考えるとか。
周りを見て予測を立てることで防御しやすくなる。
意識していないだけで意外とできているはずだ。「うわ赤タゲ付いた」とか「あいつパンチ持ってんじゃん」とか、だから「防御しなきゃ」って、そう思ったはず。それで防御意識は十分だ。
操作難度の低いスリスト、リング維持難度の低いシングルエンジンが支持を得ている理由のひとつに、操作や管理する要素が簡単なので周りを見る余裕が生まれ、回避や防御に意識を割きやすい利点がある。
確かに攻撃は通りやすくなった。だが敵を攻撃したところで、自分が攻撃を受けていては無意味だ。なので攻撃の重要度は上がっていない。むしろ防御がおろそかになってマイナスだ。
そもそも、とにかく攻撃すればいいという話ではない。ブーストを引いても温存してダートで使うように、攻撃にも然るべきタイミングがある。
スリップストリームは依然重要だ
スリップストリームの効果で加速する。
ダブルエンジンが最速なら、他は勝てないのか? 答えはちょっと違う。このゲームにはスリップストリームというシステムがある。
敵マシンの後ろ、スリップストリーム圏内に入ると速度+20される。
2 0 ? !
ここで追加速度表を見る。
重要個所を赤で囲った
仮に自分がエンジン無しでも、スリストさえあれば 14 + 20 で速度+34になる。つまり理論上はダブルエンジン相手でも離されることはない。
問題はダブルエンジンがスリストをかけあっている場合だ。
スリストを掴んだ2位が速度+20を得て前に出て1位になり、抜かされた2位がスリストを掴んで速度+20で前に出て1位になる…
このループをスリストをかけあうと言う。
要は本来スリストを得られないはずの先頭までがスリストを得て、集団全員が+20されているわけだ。実践で必ずしも上手くいくものではないが、そうなったらいずれ離される。
じゃあどうすればいいかと言うと、
速度の重要性が上がった
こちらもガジェットで速度を上げて食らいつくしかない。
速度を上げるガジェットは、リングエンジン、リングゲットダッシュ、テクドリ、セカンドサード。
新環境の構成は大抵これらを積んでいる。速度を確保するためだ。
結局、スリストを掴まなければならないことに変わりはない。
スリストを掴み続けるには、速度を上げ、速度を落とさないようにする必要がある。実践で速度を上げるのはリング、速度を落とさないのは防御だ。
ヴォイドの価値が上がった
防御とリングの価値が上がったことで、防御しながら周りのリングを回収するヴォイドの価値も上がった。
スライムの価値が上がった
そういえばサンダーなんだよな。アルチャさえいなければ強いのは当然だ。
ドリルの価値が下がった
4位以上では速度240しか出なくなった。
現在のドリルは下位から中位に上がりたい時には強い。上位で使うと逆に弱い。
速度240程度ならダッシュパネル踏んで走ったほうが速い。つまり最終ストレートで追い抜かされるということだ。
青ボックスの価値が上がった
1位でもブーストやシールドが出るようになった。これにより1位で青ボックスを割る価値が生まれた。
トリプルパンチが出ることもあるが、防御3回分と考えれば十分である。
それと、どうやら100リングが出なくなったらしい。
終わり
環境は変わった。だが基本は何も変わらない。リング、スリスト、防御。
防御がアルチャからアイテムに変わった、それだけ。強い奴はアルチャ無しでも強い、逆も然り。
でもアルチャが消えたおかげでワンチャン勝てるようになった。独走していた1位がブーブウェイトスライム食らったとかね。
だから運次第で強い奴にも勝てる。そんな感じ。


コメント