Xのアカウントを消して数日が経った。 やってみて思うのだが『特に問題はない。というよりも逆に調子がよくなった』ということである。 最近は非常に精神衛生上よく、体の調子がよくなっている。自分がSNS中毒になっていたのかと驚くほどだ。 ワケのわからない人間に突然意見を投げ込まれて気分を害することもないし、誰かと誰かの意見衝突を見て不快になることもない。 それに自分の時間が如何にSNSというツールに、時間が割かれていたかもわかる。 時間に余裕が出来て様々なことが行えるようになった。 特に自作に費やせることが気づき、如何に『自分がSNSの情報過多に陥り手が止まっていたのか』がよくわかる。 それに距離を置いてから思ったことがある。 SNSは多種多様な意見のコミュニケーションツールという名目ではあるのだが、結局は匿名掲示板の延長であり、ネットの意見は世間との乖離があるということだ。 様々な思想があるのだが、究極のところは尖り過ぎているのだ。 尖った意見を肯定し、同意することで自分がズレた位置にいたかの認識である。 創作界隈の話だけに限らず、様々な社会問題がそうではなかろうか。 現実を俯瞰してみてみると、驚くほどSNSで問題になっていることが世間では語られていないのだ。 結局のところ『SNSは現実の世界での吹き溜まり意見の集約が大半』なのではないかと思ってしまう。 このインターネットというものは『言葉が強い者』がどうしても目立ち、発言力が強くなるツールだ。 相手の素性、経歴、実績が不明のまま、なびいてしまうところが強い。 人間というものはやはり心の弱い生物なので、誰かの強い意見というものを信奉してしまう。 自分の今持っている意見が、果たして自分が作り出したものなのか? もしかすると、他人の強い意見になびいていただけではないかと思ってしまう。 いや、事実そうだろう。 しかし、そんなSNSの尖り過ぎたコミュニティに社会が動かされてしまっている。 誰かが犬笛を吹けば、有象無象の匿名が特定個人や組織を叩き潰そうとする。 中には誹謗中傷が過ぎて自死してしまう事例も出てきてしまった――。 楽しいコミュニケーションツールであるはずだった。 だが、いつしか自分を誇示する場所、相手に勝とうとする場所に成り代わってしまったのではないかと思う。 企業や政治家、著名人もSNSにアカウントを持つ時代となったが、基本的に『全体が5ch化している』ようにしか感じない。 言葉がきつくなってしまうが、現実に不満を持つ人、社会で孤立している人の居場所になっているのではないか。 SNSに限らずだが、ネットいう場所はそういうプラットフォームになりやすい。 自分の顔も、住所も、電話番号も、職業も、家族構成も出さないのだ。 そうなると無責任になりやすいし、表では相手に面と向かって言えないキツイ言葉も簡単に出せる。初対面では決して言えないことを言えてしまうのだ。 そういう歪な場所であるからして、申し訳ないのだが『変わった人達』が集まりやすい。 最近ではわざわざ有名人でもないのに、自分の私生活の写真をあげる意味も理解出来なったりするときがある。 承認欲求を満たすためだけのショーケース。 そう捉えてしまえば、あの空間の異様さも腑に落ちる。 見ず知らずの他人に「充実した自分」をアピールして一体何になるというのか。 思想面もそうなのだが、他人の意見は頷きながらも、あなたの視線に合わせる気分でもない。 私には私の環境下で育んだ思想や生き方があるので、赤の他人に指図される気もない。 他人の人生に口出しするのは、同調を求める弱者の戯言にしか過ぎないのだ。 画面から目を離し、ふと周囲を見渡してみる。 そこには、誰の「いいね」も必要としない等身大の自分の生活がある。 SNSというフィルターを通さずに直接触れる現実は劇的な刺激こそないかもしれない。 だけども、決してあなたを無闇に傷つけることはない。 穏やかな現実のほうが、よほど個人の精神を豊かにしてくれるのである。 とりあえず――何か気づきがあれば、またエッセイに記したいと思う。
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NO SOUL?
穏やかそうで何より!( ^ω^ ) 00年代に比べると、今のネットは遠慮なく本音を話す事にリスクが大きくなってきてますね。もうアンダーグラウンドではない。それに気付いてない連中がノイズを生み出してるんでしょうね。リアルを本音で生きて、ネットはリアル以上に慎重にならないとですね。
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NO SOUL?
2026年4月3日 14時10分
理乃碧王
2026年4月3日 15時22分
とにかく自分の時間が増えましたね。 わけのわかんない人達の声がデカスギるゥ。
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理乃碧王
2026年4月3日 15時22分
くまのこ
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くまのこ
2026年4月2日 19時21分
理乃碧王
2026年4月2日 19時22分
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理乃碧王
2026年4月2日 19時22分
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