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- ウエルスアドバイザー
(ブルームバーグ): フランス所有だとする信号を発していたコンテナ船が、ホルムズ海峡を通過したことが確認された。イランで戦争が始まって以降、西欧に関連する船舶の通過が確認されたのは初めてとみられる。
船舶追跡データによると、コンテナ船「CMA CGM Kribi」は現地時間2日午後、ドバイ沖からイラン方面へ航行していた。その後、同船はイラン沿岸に沿って航行し、ケシュム島とララク島の間の水路を通過。航行情報を公開したまま移動し、3日朝にはオマーンのマスカット沖にいることを示した。事情に詳しい関係者2人も、同船がホルムズ海峡を通過したと述べた。
イランは2月28日に米国とイスラエルからの攻撃を受けて以降、ホルムズ海峡の統制を強化。ホルムズ海峡は、世界の原油と液化天然ガスの約5分の1が通過する要衝だったが、船舶の往来が激減している。
イランは友好国の一部船舶に対して事前承認されたルートでの通航を認める一方、米国やイスラエルと同盟関係にある船舶への攻撃を示唆している。フランスを含む米国の同盟国は、事態の緩和に向けた初期的な外交努力を進めているが、これまでのところ進展は報告されていない。
CMA CGM Kribiはマルタ船籍で、世界第3位のコンテナ船会社であるCMA CGMが保有。同社はフランスの富豪一族、サーデ家が過半を握っている。創業者は内戦下のレバノンからフランスに移住し、1978年にマルセイユでリース船1隻から事業を開始した。
同社とフランス外務省はコメントを控えた。フランス財務省はコメント要請に応じていない。
ホルムズ海峡を出入りする船舶の追跡は正確とは限らず、激しい信号妨害や信号偽装によって一層複雑になっている。
原題:French-Owned Container Ship Exits Hormuz in First Since Iran War(抜粋)
--取材協力:Tara Patel.
(c)2026 Bloomberg L.P.
Weilun Soon, Samy Adghirni
最終更新:4/3(金) 17:06
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