括弧つきの式は、算数でも数学でもよく登場します。
一方で、これらの式を大人になってから計算する機会はほとんどないのではないでしょうか。
今回の問題で、括弧の扱い方を復習してみませんか?
問題
次の計算をしなさい。
(4+0)×3×5
解答
正解は、「60」です。
括弧の扱いに戸惑うことなく、計算できたでしょうか?
次の「ポイント」では、この問題の計算手順を解説していきます。ぜひ、ご覧ください。
ポイント
今回の問題は、「括弧の中を先に計算すること」がポイントになります。
まずは、次の計算順序のルールをご覧ください。
<計算順序のルール>
次の順序で計算します。
1.括弧の中(※括弧には()や{}などの種類があります。)
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算
※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。
このルールに従って、今回の問題を計算すると次のようになります。
(4+0)×3×5←括弧の中から計算する
=4×3×5
=12×5
=60
まずは、括弧の中の足し算が最優先で、そのあとに残りの掛け算をしていきます。
ということは、この問題は式に書かれている順番に計算すればよいことになります。しかし、これはあくまで今回はたまたまそうなったというだけです。一つの式の中に四則演算が複数含まれている場合、いつも式に書かれている順番に計算すればよいとは限りません。
どういうことかは、今回の問題から括弧を外してみれば分かります。括弧を取った場合の計算順序と計算過程は次のようになります。
4+0×3×5←掛け算から計算する
=4+0×5
=4+0
=4
この場合は、掛け算から計算するため、式に書かれている順番と計算順序が異なります。
まとめ
今回の問題では、計算順序のルールを復習しました。
式の中に括弧が出てきた場合は、何より最優先で計算してください。括弧の中の計算が終わったら、「掛け算・割り算」→「足し算・引き算」の順に進めていきます。
今回はたまたま式に書かれた順番に計算をすれば正解できましたが、式によっては途中から計算するのが正しい場合もありますよ。複数の演算が含まれている式では、常に計算順序を意識してくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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