『彼』が聖杯戦争へ
キャラが曖昧なので少し不自然で違和感あるかもです!
ルーキーランキング13位!?
こんなに読んでいただきありがとうございます…。
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「……うーん…」
夜になり、眩しく光るビル群。
見覚えはない…気がする。
でも、なんとなくここが何処なのかは予想がついた。
「…レイシフトはここには設定してなかったはずだけど…?」
なぜここにいるんだろうか。
見た感じ目の前にあるのは学校…………と
「どうされました?旦那様(ますたぁ)?」
清姫。
レイシフトする際についてきてもらった数人のサーヴァントの内の一人。
「俺は冬木にくるつもりはなかったんだけど…なんでここにいるんだろ。
清姫はなにかわかる?」
「今私の持つ情報量が旦那様を上回るとは思えませんね…。
わかるのはここが『フユキ』と言うところで、複数の魔力反応がある、というくらいでしょうか」
まぁ、そうだろう。
一緒にレイシフトしたんだから同じ知識しかないだろう。
「複数の魔力反応…か。それってやっぱりサーヴァントだよな?」
「そうだと思います。サーヴァントの数は私を除いて二。聖杯戦争の真っ只中ですか…」
レイシフトに失敗し、カルデアとの通信はできない。
その上聖杯戦争の真っ只中だ。これまたすごいタイミングで迷い混んだな…。
「…!旦那様!すぐ近くにサーヴァント反応があります!」
いち早く危機を察知した清姫が臨戦態勢に入る。
さて、どのクラスのどの英霊だ?
「小僧をやむ無しに始末した後に外になにかいると思えば…この感じ、まさかサーヴァントとマスターか?」
「…えっ?」
「…っ!旦那様!」
すぐ後ろで声がした。
そして次の瞬間、真横に深紅の槍が見えた。
ほんの一瞬理解が遅れたが、清姫の声で対応ができた。
「おっと…気を抜いてたとはいえ、俺の槍を避けるとはな。なかなかできるマスターと見える、だがまぁ死んでもらうことに変わりはねぇがよ!」
「…くっ、清姫!」
「お任せください!…ハァッ!」
遊びは終わりだと言わんばかりに槍を構え、俺を貫こうとしたランサー。
だが、そこは我がサーヴァントが!
「ほう…そこのサーヴァントの嬢ちゃんもなかなかやるじゃねぇか。
炎の玉…魔法、…キャスターか何かか?」
「ふふふ、本当にそうお思いですか?」
「いや、違ぇわな。その目はそこらのクラスの『それ』じゃ…ねぇな!」
「あらあら、良い眼をお持ちのようですね!」
ランサーの朱槍と清姫の炎が激しく撃ち合う。
両者一歩も譲らず…と言った所か。
「おらおらどうした嬢ちゃん!避けてばっかじゃつまんねぇだろ!」
「ぐぬぬ……さすがの力量ですわね…!!」
次第に、清姫は圧されていく。
仕方ないだろう、筋力では間違いなく向こうが格上だ。
抵抗しようにも狂化EXのみでは心もとない。
「……………ハァッ!」
「…っ!きゃあっ!」
防御に徹していた清姫を、ついにランサーは圧しきった。
このままでは……まずい、清姫が!!
「き、清姫っ!!」
「心配いりません…旦那様。この清姫、ずっと旦那様と共に。
あなたがいるなら…!愛は!誰にも負けません!」
尚も清姫は立ち上がりランサーと戦う。
「あんたは本当にマスターを想ってるんだな。…いい信頼関係だ、……だがっ!」
やがて撃ち合っていたランサーが、清姫から距離を取る。
そして朱槍を構え、魔力を溜め始めた。
…!まずい!ランサー…宝具を!
「これ以上時間がかかっても厄介だからな。
様子見は終わりだ。悪いが…死んでもらう!」
瞬間、頭の中に一つの答えが浮かぶ。
このままでは清姫は間違いなくやられる。
ランサーの宝具を避けるのは至難の業だ、俺がなんとかしなければならない。
できるのは…『あれ』しかない!
「じゃあなバーサーカー!
受けよ、この必殺の一撃を!」
「……………………。」
清姫は、なにもしない。
恐らく俺が何をするつもりなのかわかっているんだろう。
なら…やるべきことは!
「その心臓、貰い受け___」
「………れないね!『ガンド』!」
「…なにっ!?ぐっ……!!」
魔力を高めていたランサーの動きが止まった。
さすがガンドだ、頼りになる。
「よっしゃ!…清姫!俺担げる?」
「はい、お任せください」
これ以上暴れても無関係の俺達には無関係。
この地の聖杯戦争はあまり邪魔してはいけないだろう。
「…っ、待て!逃げるつもりか!」
「あぁ、逃げるよ」
戦闘の途中で逃走など!と動けない体で抗議するランサー。
「…いつでもどこでも変わらない強さで安心したよ。
…クー・フーリン」
「……………!!
貴様、なぜ俺の真名を!くそ、待ちやがれ!」
制止の声を流し、清姫に担いで貰いながら逃走する。…カッコ悪いな
二人が消えた学校からは、これまた二つの声がした。
一つは
「…逃がしたか、なんなんだあいつは……。
宝具すら使っていないさっきの一瞬で俺の真名を見破れるはずもない。…何者なんだ?」
と、悔しさと疑問が入り交じった声を出した槍兵と
もう一つは
「さっき運動場で戦ってたのは…ランサー?
相手は見たことのない英霊だったな…。誰なのかしら………」
という、校舎の中からの声だった。
続き来てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!