トランプ氏が英仏に不満、対イラン作戦「関与拒んだ」…ルビオ国務長官はNATOの同盟関係見直し言及
【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ大統領は3月31日、SNSへの投稿で、対イラン軍事作戦に非協力的だとして、フランスと英国を名指しで批判した。
ルビオ米国務長官は北大西洋条約機構(NATO)の同盟関係を見直す必要性にも言及した。
トランプ氏は、フランスが軍事物資を積載した航空機の領空通過を許可しなかったと非難し、「決して忘れない」と書き込んだ。英国に対しては「イラン指導部排除に関与することを拒んだ」と不満を示した。
政権内からはトランプ氏に同調する発言が相次いだ。ヘグセス国防長官は記者会見で、欧州のNATO加盟国について「必要な時に共に立ち向かう意思のない国々があるなら、それは同盟とは呼べない」と語った。ルビオ氏はFOXニュースの番組で、NATOの同盟関係について「米国にとってどれほどの価値があるのかを再検討しなければならない」と強調した。
米紙ワシントン・ポストによると、イタリアも最近、シチリア島の空軍基地への着陸を求める米軍機の受け入れを拒否した。同紙は「作戦の相談を受けていなかった同盟国が協力をためらうのは当然だ」とする専門家の見方を伝えた。