「国旗を大事にしろ」という感情は分かる。
でも、それを刑罰にする話は別だ。
外国旗の保護は外交問題の回避。
自国旗の処罰は、国内の表現への介入。
この2つは同じじゃない。
問題は“国旗”ではなく、
国家がどこまで表現に踏み込むかだ。
ここを曖昧にした瞬間、
あとで別の表現も同じ理屈で縛れるようになる。
そして——
今、なぜこの問題を優先して扱うのか。
イラン情勢も含め、
国際的には緊張が高まっている状況だ。
その中で、あえてこれを前面に出す。
だとすれば——
本来向き合うべき問題から目を逸らし、
支持者が乗りやすいテーマを“選んでいる”ように見える。
高市さんにとって、
問題は国旗じゃない。
政治の優先順位そのものが、
支持をつなぎ止める方向に寄っている。
国旗の損壊に罰を?「感情論としては分かるけど…」 高市首相のこだわり政策、冷静に見れば「根拠がない」:東京新聞デジタル