YouTube引野陽介氏の動画「【お詫び】しゃろう様へ」が、あまりにも身勝手な通告だったので、コログみたいな喋り方を抜いて読みやすく文字起こししました。
ハァ… 。困ったなァ。
まさかBGMの使い方が規約違反だったなんてェ…。
気付かれてないみたいだから急いで修正したいけど、もう疲れちゃってェ。お目こぼしして欲しくてェ…。
※お読みいただく前に
本記事は動画の文字起こしですが、話者のあまりにも酷いフィラー(あーとか、えーとか)のため、大幅に添削を行っております。中黒から始まる見出しについては、こちらで勝手に付けました。内容はあくまで筆者の個人的な備忘録・研究対象であり、正確な情報は一次ソースである元動画をご参照ください。本記事の利用により生じた損害等について、筆者は一切の責任を負いかねます。
※これより先が文字起こしとなります
YouTube 引野陽介チャンネル「【お詫び】しゃろう様へ」
・冒頭の挨拶
しゃろう様、初めまして。引野陽介と申します。訳あって二十数年前、私が高校生の時分から、同人音楽も含むネットで公開される、非商業の作品群に触れておりまして。で、その自由で緩くもありエネルギッシュでもある、その文化的土壌が好きで、たくさん楽しませていただき、また心を癒されてきました。なので、そういう作品群を生み出すクリエイターさんたちを大事にしたいと考えるようになりました。
・表現の自由派 vs ポリコレ勢力について
ところが近時、そういう自由な文化に「差別的だ」とかイチャモンをつけて攻撃をして、その文化を破壊しようとしているように見える者たちが現れまして。他方でそういう者たちに対して、裁判なども使ってですね、正義を揺らがせる事実を明らかにすることでその力を削ぐという活動をされている方も知りましてですね。
・法務博士止まり vs 弁護士を「実務家」とわざわざ言い換える
そこで私の学生時代の素養であります法律学を使った専門的な視点で、その活動の正当性を擁護するという動画を昨年来、いくつか作成してまいりました。私が敢えて専門性に拘っていますのは、文化の破壊者たちの方に弁護士などの法律の実務家などが与していることがありまして、彼らの詭弁に対抗する必要があると考えたからです。本来、こちら側も本職の実務家さんとか、資金力のある方たちが本格的な動画等で、私のような主張を広めてくださればありがたいのですけれども、そういう方たちが他に全く見受けられませんので、私が全くの素人ながら独力で現在、動画作成をしております。
・他人のふんどしの自覚
その反面、内容が一般の方には非常にとっつきにくいものになっているということは自覚をしておりまして。それでも言い回しなどを工夫するなどして、多少なりとも理解が広げられないかなと模索をしているわけですけれども。当然、それだけではなかなか限界もあります。そこで同人音楽の力に頼らせていただいたということです。
・しゃろう氏の楽曲をどうしても使いたい
制作当時も、それから現在も、しゃろう様の音楽というのは様々な動画で使われておりますが、それは万人に心地の良い音楽であるからだろうと思います。曲調のバリエーションも豊富で、しゃろう様の音楽というのは、私の動画で表現したい様々な感情というのを非常に載せ易くありました。YouTubeチャンネルもお持ちなのを存じておりまして、ご自身で演奏されている様子なども拝見させていただきましたが、非常に器用な方なのだなとお見受けしました。そして、このような数々の楽曲を商用利用を含む広範な利用というのを許可されておりまして、大変お心の広い方なのだなと安心をしまして。で、私の拙い動画たちが少しでも広範な人に見やすいものになればと思い採用させていただきました。
・音楽を雑に聴覚情報一般として論理展開しようと試みる
近時こそ、こうして自分の声を前面に出す動画を増やしてはいますが、これは本意ではありません。耳からの情報はどうしても人を選びます。私自身、自分の声は好きではありません。「じゃあ合成音声を使えや」と言われるかもしれませんが、合成音声も人を選ぶと思います。私の動画の内容を反対説寄りの方にも見てもらいやすくするために、参考として反対説を唱える方の動画を私が見に行ったりもしますけれども、自分の意見と異なる意見を合成音声で捲し立てられるというのは、私はやっぱり不快に感じてしまいまして。音声をミュートにして、画面だけ追って冷静さを保ちつつ、なんとか内容の把握に努めるなんてこともあります。私はその、私の意見に賛同する人を集めてエコーチェンバーみたいなものを形成したいわけではありません。むしろ、私の意見に疑問を持つ方にこそ見ていただきたいのです。そういう方たちとコミュニケーションを取ることで、自分の考え自体もアップデートさせていきたいですし、認められなくても幅広く、私の意見の存在というものは広めたいなと。
・謎の主従の転換
で、この点、心地の良い音楽をBGMにすれば多少は見やすくなるのかなと。そういう趣旨で私のコンテンツは「ながら視聴できない」という不満は受けつつも、「しゃろう様の音楽をBGMにした文字だけ動画」というのをメインとしてきました。
・利用規約を認識した経緯
で、直近の「住民訴訟の解説動画」というものも、このメインの「文字だけ動画」とする予定でした。丁度、しゃろう様の新曲「Anyone in 2025?」ですか。もう発表されたタイミングでしたので、こちらも早速使わせていただくつもりでした。そこで念のためと改めて利用規約を一読したわけですが、禁止行為の項目に次の一文がありました。
「宗教及び政治に関わる内容を含んだ動画で楽曲を利用すること」
・自身の動画が政治ジャンルであるという自覚
私の動画での主張は、特定の政治団体等を支持するものではありません。そもそも私は政党不要論者です。私が支持する方というのは、特定の政治団体に所属することを嫌って独自に活動されている方で、政治家を職業とする方ではないものの、故あって先の東京都知事選挙に立候補された方で、政治的な信念もお持ちで、その意見も発表されている方ですから政治と無関係ではありません。また、そもそも私自身、動画内で「社会はこうあるべき」というような主張を独自にしておりますけれども、その内容も広くは政治に関わると言えてしまうなと。そもそも動画のカテゴリーもニュースと政治ですし。
・一応の謝罪
申し訳ありません。利用規約の記述を見落としておりました。
・どれだったらプロパガンダに使っていいとか普通はないでしょ
楽曲「3:03 PM」から、楽曲の管理方法が変わったことは存じておりまして。その時に当該利用規約も一読していたはずだったのですが、見落としておりました。また、それ以前の楽曲「DOVA-SYNDROME」で管理されておられる楽曲も、利用規約を改めて読みまして、同様の記述がありました。こちらも見落としておりました。
・著作者人格権を尊重するといいながら…
私は著作者と切り離された「著作権者」の意向が強すぎる現行の著作権法制には懐疑的ですけれども、著作者人格権というのは最大限尊重されるべきと考えております。実際に作品を生み出してくださる著作者さんが、自由に心よい環境で、そして、それに見合った対価を得て制作できることこそが、そして、生み出された作品を通じて我々に様々な感情などをもたらしてくださるものと思うからです。
・難解な文章でもなく明確な禁止事項です
「政治に関わる内容を含む動画への利用を広く禁止される」という趣旨は、著作者であるしゃろう様が動画内の政治的な主張に賛同するか否かに関わらず、そもそも政治的なごたごたに関わりたくないという趣旨であろうかと思います。その意味で、私の動画は賛否両論ありるこう政治的主張を含んでおりますから、しゃろう様を政治的ゴタゴタに巻き込むことになりかねないと思います。そのような意図に気付かず不快な思いをさせたであろうことを申し訳ありませんでした。
・代替楽曲を模索するが替わりが無い
気付きましてから改めて、そのような「政治的内容を含む動画まで許可されている楽曲」があればと、YouTube内で探したりとしましたけれども、しゃろう様の楽曲のような、万人に心地よく聞こえるであろうという楽曲をすぐに見つけることはできずに、結局、不本意ながら、最新シリーズは自らの声で発信する動画として作り直して発表することとしました。
・ほぼ全てが多少ではなくゴリゴリに政治的な動画ですよ?
イラスト等に関しては、いらすとや様を始め、同様の利用規約があることは確認しておりましたので、最初から使用を控えておりますが、快・不快の要素は視覚情報より聴覚情報というのが私の感覚でして。かつ、万人受けのいい音楽というのは、そうあるものではありませんから「多少、政治的だけど、このくらいは許してもらえないかな」という、希望的観測もあって、規約のチェックを疎かにしたと云えると思います。申し訳ありません。
・作り直すのがめんどくさい言い訳
本来、今後の使用を控えるのみならず、既に利用してしまっている過去の動画も削除すべきかとも思いますが、しゃろう様の音楽のおかげで少なくない方にご覧いただくことができまして、様々なコメントをいただくことができました。個人製作でありまして、勝手ながら改めて現行の方法で作り直すというのは、正直、心身ともに相当に負担です。
・それを問うた瞬間に不許可にせざるを得ないと理解して
誠に勝手ながらお目こぼしいただくことはできませんでしょうか?
・禁止事項の認識があっても自己利益のために使い続ける悪質性
政治的要素を含む発信というのは、重要な問題であろうと思いますが、そうでありながら個人が完全な独力でもって、なかなか幅広い人たちへ存在を知ってもらうということが困難です。私自身、元々はブログメディアを主戦場としていた人間ではありますが、それではそもそもブログに訪れてもらえないのでありまして、YouTubeプラットフォームで動画として発信したことで、視聴者へのアクセスというのが飛躍的に向上をしました。
・上から目線で「理解できます」じゃねーよw
しゃろう様の心地よい音楽というのが、その大いなる助けになっていたはずです。幅広い方々から純粋に、作品の芸術性でもって支持を得たいということで、政治から無関係でいたいという気持ちも理解できます。
ただし、これも勝手ながら申しますと、国民である以上、政治と無関係ではいられないはずです。政治的利用でないという殻を被りつつも、結局、政治的に利用されてしまう可能性もあります。
・文化を守りたいのであればまず自分から正すべきでは?
現状のオリンピックはスポーツの政治的利用に他なりません。商用利用にしても、企業が政治に関与すれば、間接的に政治に利用されていることにならないでしょうか? 先に述べました通り、私は現状のこの国の、他国に比べれば格段に自由なクリエイター文化を守りたいです。
・どうしても使いたいなら楽曲を買い取ればいいのでは?
その文化にイチャモンをつけて意のままに操ろうとする者たちが、実際に存在して、その力を世界的に強めているように私には見えています。政治的ごたごたから距離を置きたいという考え方を、私ごときが否定はできませんけれども、そのような現状にも少し思いを向けてくだされば嬉しく思います。
・終わりの挨拶
以上、誠に勝手ながらお詫びとお願いでした。失礼いたします。
※ここからがneko800の感想です
😺「いやー。これは酷い。まず、クリエイター文化を特定勢力の弁護士から守るためと大義を掲げながら、その問題とは全く無縁のアーティストを戦場に引き入れようとしている。つまりこれは、往々にしてある宗教勧誘から敵対までの流れと同じで、私の信じる正義のためにあなたは不利益を被るのは仕方がないと言っているに等しい。さらにタチが悪いのは『規約違反を認めつつ、それを修正するコストを著作者側に押し付けている』点だ。『作り直すのは心身ともに負担だから、お目こぼしを』なんて、法務博士(他学科でいえば修士相当。つまり司法試験を突破していない)を名乗る人間が口にしていいセリフではない。それを許してしまえば、世の中のすべての著作権侵害は『直すのが面倒だから』で正当化されてしまう。彼は『著作者人格権を尊重する』と美辞麗句を並べているが、その実態は、自分の作業時間を確保するために、しゃろう氏の『政治に関わりたくない』という静穏な創作環境をドブに捨てろと要求しているわけです。さらに後半の『政治と無関係ではいられない』という説教。はあああ? どっから目線なのよ? 引野目線か? これこそが、彼が批判しているはずの『イチャモンをつけて文化を破壊する者たち』の論法そのものではないか。『すべては政治的なのだから、中立なんて認めない。俺の主張に協力しろ』という強要である。これはクリエイターに対する敬意ではなく、思想的なハラスメントに他ならない。結局のところ、この動画は『お詫び』というタイトルを借りた『非常に丁寧な言葉で綴られた、身勝手な居直り』であると断言したい。法務博士(他学科でいえば修士相当。つまり司法試験を突破していない)という肩書きを持ち出し、だらだらと論理的なポーズを取ってはいるが、その根底にあるのは『自分は特別な正義のために戦っているのだから、多少のルール違反は許されるべきだ』という、選民意識にも似た傲慢さに見える。もし本当にクリエイターを大事にしたいのであれば、四の五の言わずに即刻動画を削除し、一から自分の声だけで動画を作り直すのが、法学を修めた人間としての、そして、ユーチューバーとしての最低限の筋というものだろう。もし、しゃろう氏がこの動画を見て、あるいはこのメッセージを受け取って『ああ、この人は私の作品を本当に大切に思ってくれているんだな』と感じる可能性があったとしても、クリエイターが発布している利用規約を曲げて特例を出すことがどれほど困難な事かを理解していない。それは特例が出た瞬間に、しゃろん氏も引野氏と敵を共有する事になり、政治運動に巻き込まれてしまうからだ。正義を語る口でルールを食い破る。これこそが、引野氏が守ろうとしているはずの『自由な文化的土壌』を最も荒廃させる行為であることに、彼はいつ気付くのか? あるいは、確信犯として気付かないふりをし続けるのだろうか? いずれにせよ、この一方的な動画公開での通達は、クリエイターに対する最悪のラブレターであり、宣戦布告と表現しても過言ではない」
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