小5児童の行方不明から丸4日経過 500人以上で捜索も 学校の初動対応にも不備
京都府南丹市園部町で小学5年の児童が行方不明となってから27日で丸4日が経過した。学校側は23日朝、児童が登校していないことを把握していたが、保護者に連絡をしていなかった。府警などが捜索を急ぐ一方、周辺住民らからは心配の声が上がっている。 【写真】行方不明になった安達結希さん 府警によると、行方が分からなくなっているのは園部小学校(南丹市)に通う安達結希(ゆき)さん(11)。23日午前8時ごろ、父親が同校の敷地内まで車で送り届けた後、登校しておらず、正午ごろに迎えに来た家族が110番した。 園部小によると、この日は卒業式があり、担任教員が同日午前9時ごろに登校していないことを認識。養護教諭には情報を共有したが、保護者には式終了後まで連絡していなかった。 梅沢貴規教頭は学校側の初動対応に不備があったことを認め「担任以外の教員でもしっかりとチェックすべきだった。早く見つかってほしい」と話した。 梅沢教頭によると、同校の正門は毎日施錠されるが横に幅1メートルほどの隙間があり、誰でも通り抜けて学校の敷地に入ることができ、地域住民の散歩コースにもなっている。市内の女性(74)は「同世代の孫がいるのでとても気がかり」と話した。 南丹署によると、27日までに警察や消防など延べ500人以上で捜索にあたっているが有力な手がかりは得られていない。同署は「ささいな情報でも署に連絡してほしい」と呼びかけている。情報提供は同署生活安全課(0771・62・0110)。(塚脇亮太、写真も)