カクヨムシェアワールド「神格鑑定局」設定

志波 煌汰

「鑑定組織」神格鑑定局 鑑定支援部 科学捜査課

科学捜査課は神格鑑定局内の鑑定支援部に所属する下部組織です。


表向きの業務は、超常案件として報告された事象のうち、人為的犯罪や自然災害などの「非超常的要因」によって説明可能である疑いが生じたケースについて、科学的・合理的見地から再調査および検証を行うこととされています。この性質上、鑑定局内で唯一異能存在を前提としない異端部署であり、出動要請の少ない窓際部署と見なされています。


……というのが表向きの話です。

その真の業務内容は、無自覚な異能者である職員・普津間ふつまみそぎの運用にあります。彼は超常案件を「科学的に説明できる」と認識した場合、関与していた異能存在を消去するという形で事象を改変してしまいます。極めて強力な能力である一方、影響も大きいため、局内では危険な切札として極力使用しない方針が取られており、事情を知る局員からは「科捜課」をもじり「神葬課かそうか」と隠語的に呼称されています。


科学捜査課の職員には科学者のほか、詐欺師、手品師、幻惑系の異能者など、人を欺くことに長けた人材が(普津間には前歴を隠した上で)所属しています。彼らの役割は、“どのようにすればこの事件を科学的に説明できるか”という筋道を組み立て、普津間をその結論へ誘導することです。そのため職員たちは日常的に推理小説を読み、科学トリックの構築に関する研鑽を積んでいます。

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