京大・吉田寮が迎えた最終日「ここにいると助け合える」という安心感

川村さくら 仙道洸
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 京都大の吉田寮「現棟」は3月31日、寮生たちの一時退去の期限を迎えた。耐震化工事のためで、築113年の現棟から隣の新棟に、家具などの荷物が次々と運び出された。

 現棟内の荷物は、その玄関先から数十メートルのところに2015年に建てられた新棟や、その中間にある食堂へと移された。4月1日には大学側の職員が退去完了の状況確認に訪れるという。

 原田明弘さん(21)は、入学してから一人暮らしをしていたが「孤立感があり、精神的にしんどかった」という。多様な属性を受け入れる自治寮の存在を知り、24年4月に入寮した。「ここにいると助け合える」という安心感がある。「困窮は経済的な要因だけじゃない。こういう場所が必要」と語った。

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この記事を書いた人
川村さくら
デジタル企画報道部|withnews編集部
専門・関心分野
人権、差別、ジェンダー、サブカル
仙道洸
ネットワーク報道本部|西成・動物園担当
専門・関心分野
在日コリアン、在日外国人、司法