危険運転致死傷罪で起訴、「酒で居眠り」と男 夜警中の4人死傷事件
堺市中区で町内会の夜間パトロール中の男性4人が車にはねられ死傷した事件で、大阪地検堺支部は18日、建設作業員の猪木康之容疑者(49)=中区小阪西町=を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死傷)罪で起訴し、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑は不起訴とした。同支部は不起訴の詳細や理由について明らかにしていない。大阪府警によると、猪木容疑者は「酒の影響で居眠りをしてしまった」と供述する一方、「電柱にぶつかったと思った」と容疑を一部否認していた。
起訴状によると、猪木容疑者は中区の市道で昨年12月27日深夜、アルコールの影響で正常な運転に支障が生じる恐れがある状態で乗用車を走行させ、時速約64キロで進行中に4人をはね、40代の男性2人を死亡させ、別の2人に軽傷を負わせたとされる。
府警は、事件翌日の28日に猪木容疑者を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)容疑などで逮捕し、今年1月17日に法定刑がより重い同法違反(危険運転致死傷)などに容疑を変えていた。猪木容疑者は「運転前に飲食店2軒で酒を飲んだ」と供述したという。