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デジタル庁GCASガイド

5. コスト最適化アプローチ(ソフトウェア借料・保守費)

2026/03/31 公開

5.1 クラウド移行によるソフトウェアライセンスの見直し・削減

■ 概要
必要なソフトウェアライセンスを精査し、マネージドサービス利用によって持ち込みソフトウェアライセンスを削減することで、コスト削減を図ることができる。

  • マネージドサービス(PaaS・SaaS)利用時に不要となるライセンス
    • バックアップ、監視、セキュリティ等のソフトウェアをマネージドサービスに置き換えることで、当該ソフトウェアのライセンス調達が不要となる。
    • マネージドサービスのインフラ(サーバー)は各CSPにより運用保守されるため、OS・ウイルス対策ソフト等の調達が不要となる。
  • IaaS利用時に不要となるライセンス
    • Amazon EC2等のIaaSサービスではOSやDBのライセンスが利用料に含まれる提供形態が存在するため、調達不要となる場合がある。
  • クラウドで共通して不要となるライセンス
    • OSより下層のレイヤー(物理サーバー、クラウド内のNW、仮想化基盤等)の運用保守は各CSPが担うため、関連ソフトウェアは調達不要である。

アプローチの流れ

①情報収集
  • 現行システム情報の確認
    • 現行の運用管理システムの情報(機能、性能、使用状況等)を確認する。
  • 利用できるサービス情報の確認
    • CSPが提供する運用管理系サービスの機能や性能等の情報を収集する。
②検証
  • 最適なマネージドサービスの検討
    • マネージドサービスが現行システムと同等以上の機能や性能を備えているか等を踏まえ、最適なマネージドサービスを検討する。
  • テスト環境にて検証
    • パッチ適用等の業務が問題なく自動化できるかを検証する。
③実行
  • 不要なソフトウェアライセンスの削減
    • マネージドサービスを活用した運用を実行する。
    • 不要なソフトウェアライセンスの削減や、数量の見直しを実施し、コスト削減を実現する。