石川線の新車両デザインに3案 北陸鉄道、投票で絞り込み 米俵、白山連峰、獅子頭

北國新聞3/30(月)20:45

 北陸鉄道は30日、2027〜29年度の導入を予定する石川線(愛称・白山ジオパークライン)の新車両デザイン3案を発表した。加賀百万石や白山連峰、獅子頭などをテーマに作成され、ホームページや有人駅での一般投票で絞り込む。金沢歌劇座で開かれた石川中央都市圏地域公共交通協議会の席上で、北鉄側が明らかにした。

 デザインは(1)米俵の俵縄(2)白山連峰や雪、手取川、日本海(3)獅子吼高原に集まる獅子頭―をそれぞれ表現。導入する新車両は1編成2両の6編成で、(1)と(2)は、編成ごとに加賀五彩と同社イメージカラーであるオレンジの6色を用意する。(3)は1色のみとなる。

 新車両の形状はどのデザイン案も共通で、前面は白山比咩神社や白山手取川ジオパークの扇状地を思わせ、側面は加賀百万石の米俵を想起させることを意識した。投票期間は4月1日〜5月31日で、7月上旬に結果を発表し、車両の設計に入る。
 北鉄の鉄道事業を巡っては、今年度から県と浅野川線、石川線の沿線4市町による「みなし上下分離方式」での支援が始まり、国の補助を含め15年で132億3千万円が北鉄に拠出される。石川線の車両更新には、このうち39億5千万円が充てられる計画となる。

 北鉄はこのほか、4月から石川線の利用促進を図る観光キャンペーン「はくさんジオジャーニー」を始める。石川線に定期観光バスや路線バス、自転車などを絡め、対象店舗や施設の特典や買い物クーポン付きのプランを用意する。

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