「杉本君がナンバーワンのピッチャー」 センバツVの大阪桐蔭・西谷監督、智弁学園のエース左腕をたたえる
◇31日 センバツ高校野球大会決勝 大阪桐蔭7―3智弁学園(甲子園) 春夏通じて決勝で10戦無敗の大阪桐蔭が智弁学園(奈良)を破り、2022年以来4年ぶり5度目のセンバツ優勝を飾った。これで春夏通算10度目の甲子園制覇となり、全国最多で11度の中京大中京(愛知)に次ぐ歴代2位。春の優勝回数5度は東邦(愛知)に並ぶ歴代トップとなった。 ◆第98回 センバツ高校野球組み合わせ【トーナメント】 大阪桐蔭は3―3の7回に一挙4得点でリードを奪った。先頭から3連打で無死満塁とし、内海竣太外野手(3年)が四球を選んで押し出しで勝ち越した。2回には西武・中村剛也の長男、中村勇斗内野手(2年)の右前適時打で先制。3回にも2点を加えて智弁学園の杉本真滉投手(3年)から今大会初の複数得点を奪った。 先発した192センチ左腕の川本晴大投手(2年)は立ち上がりからエンジン全開で1回は3者連続空振り三振。2―3の6回にソロ本塁打を浴びて一時同点とされたが、9イニングで150球を投げて6安打3失点、毎回の15奪三振の力投をみせた。 西谷浩一監督は「10回目の優勝をしようと、生意気なんですけども毎日毎日それを子どもたちと話をして、なんとか達成できてうれしく思っています」と喜びを語り、「優勝と準優勝では全然違うということで、昨日話をしたけど、そんな話をしなくてもキャプテンがしっかり話をしてくれたので、勝ちにこだわって優勝まで導いてくれた」と決勝で全勝という強さの秘訣を語った。 また、相手の注目エース・杉本を攻略したことには「今大会、やはり杉本君がナンバーワンのピッチャーだったと思います。きょうは疲れもありましたのでお互い苦しい中でしたけど、なんとか杉本君のいいボールを打とうと。甲子園はいいピッチャーを打って成長するんだということで、杉本君のおかげでいい試合ができた」と相手エースをたたえた。 智弁学園の先発・杉本は準決勝まで計498球を投じた。「1週間500球以内」の球数制限により決勝に投球できる球数が残り131球となっていたが、7回までに128球を投じ、マウンドを降りた。
中日スポーツ