特集

紙面掲載記事|戦後80年

日本の終戦から、2025年で80年を迎えます。朝・夕刊、地域面で掲載した「戦後80年」の記事の一覧です。

特集一覧

戦後80年・未来への轍

祖父が残した「国策落語」を今に 過去に学び、「笑い」であらがう

二代目林家三平さん=河慧琳撮影
二代目林家三平さん=河慧琳撮影

 <未来への轍(わだち)>

 戦争とともに生まれ、消えていった落語がある。それが「国策落語」だ。政府や軍部による思想統制が強まる中、落語家たちは郭噺(くるわばなし)など53演目を、時局にそぐわない「禁演落語」として演じることを自粛した。一方で、戦意高揚を目的とするため、盛んに作られたのが「国策落語」だった。

 1945年8月15日の終戦によって国策落語は廃れたが、戦争のおろかさと平和の尊さを伝えるため、二代目林家三平さん(55)が2016年、祖父が残した国策落語を復活させた。祖父とは七代目林家正蔵さん(1894~1949年)。正蔵さんが創作した国策落語は、その名も「出征祝」。どのような物語だったのか――。

この記事は有料記事です。

残り2614文字(全文2918文字)

全ての有料記事が読み放題

ご登録から1カ月間は99円!!

※会員ページからいつでも解約できます。

※料金は税込です

あわせて読みたい

アクセスランキング

1時間
24時間
SNS

スポニチのアクセスランキング

1時間
24時間
1カ月