中京大中京、29日・準決勝で智弁学園と対戦 『今大会ナンバーワン』エースと強力打線に挑む 高橋監督「かみついたら離すな」【センバツ】
第98回センバツ高校野球大会の準決勝2試合が29日、甲子園球場で行われる。大会休養日の28日は4校が関西のグラウンドでそれぞれ調整。中京大中京(愛知)は準決勝で対戦する智弁学園(奈良)をイメージし、ノックやシート打撃を行った。高橋源一郎監督(46)が主将で準優勝した1997年以来の決勝進出を目指す。 大逆転劇を目の当たりにしても、ひるむつもりはない。中京大中京が27日の準々決勝で4強入りを決めた後、智弁学園が花咲徳栄(埼玉)戦で8点差をひっくり返して準決勝進出を決めた。高橋監督はナインに呼びかけた。「かみついたら離すな」。チャレンジャー精神で食らいつく。 相手の左腕エース・杉本真滉投手(3年)と強力打線を「今大会ナンバーワン」と評する指揮官。エース力と攻撃力を格上と認めつつ、勝つための準備を進めた。 杉本対策を中心とした打撃練習では、コンパクトなセンター返しを徹底。「見たことがないレベルのボールの強さ、角度、キレだと思うが、打席に立ってからでは遅い」と練習中からイメージづくりを求めた。大振りせず、単打に足も絡めてワンチャンスを狙う。3試合で打率7割を超える1番の田中大晴内野手(3年)は「相手にプレッシャーをかけて『いつもと違うな』と思わせたい」と攻めの姿勢を見せた。 守備は基本のノックで再確認。高橋監督は「中京大中京のいいところは守り勝つ野球。冬にやってきた自負はあるが、ここで真価が問われる」と語る。ここまでの3戦は右腕の安藤歩叶投手、左腕の太田匠哉投手(ともに3年)の継投で勝利。好投が続く両投手を中心に、0―8の劣勢をはね返した強力打線を食い止める。
中日スポーツ