【川上憲伸の目】『初H』が遠い中日新外国人に課題と我慢の必要性 直球に対応しようとして「捉えたかなと思っても少しズレていることが多い」
【川上憲伸の目】◇29日 広島1―0中日(マツダ) 中日はプロ初先発の広島・栗林の前に1安打完封負けを喫し、開幕3連敗となった。「6番・一塁」で出場した新外国人のサノーは、3打数無安打に倒れ、開幕から3試合で11打数無安打、1四球となった。 ◆中日公式戦の詳細情報がバッチリわかる 3月29日『広島-中日』のテーブルスコア【画像】 ネット裏で見守った中日スポーツ評論家の川上憲伸さんは「捉えたかなと思っても少しズレていることが多いですね。今はストレートに差しまれないように対応しようとして、逆にバットのやや先に当たってしまっている。そして変化球には透かさることが多い」と指摘する。この日の第1打席も角度よく左翼方向に飛んだが、フェンスオーバーとはいかず左飛に倒れた。 サノーに長打が出るようになれば、一気に打線の雰囲気は変わってくる。川上さんは「ストレートでも変化球でも、どちらかで良いので、バチンと強く引っ張れるとサノーのパターンに持っていけるのだと思う。そのためにも、もう少し自分のリズムで待てると良い。けれど今は初対戦の投手ばかりなので、こちらも焦らず見ていく必要がある」と話した。 また、サノー以外もまったく打てなかった栗林については「ペース配分がきっちりできていた。6回くらいまでは力むことなく投げ、そこから終盤にいくにつれ1球1球丁寧に、リリーフをやっていたときのようなピッチングに変わっていった。カットボール、カーブ、フォークなど多彩な変化球も、先発でより生きていた。それに対してドラゴンズ打線は狙い球を絞れなかったという印象を持ちました」と話した。
中日スポーツ