「想像がつかない選手になる」 他球団が警戒する「黄金ルーキー」は
「右、左で人格を変えなさい」
1997年に就任した須藤豊ヘッドコーチの助言も大きかった。 「『右打席、左打席でそれぞれ人格を変えなさい』と。右打席では待っている球種と違うボールが来ても体が勝手に反応して打てましたが、左打席ではしっかりした体の使い方をしないと良い当たりにならない。だから、右は右、左は左での打法を完成させないといけない。それをあらためて指摘していただいたんですが、会うたびに『お前の右は何だ』『左は何だ』と聞かれて。意識づけるためだったんでしょうけど、いろいろと考えて僕は『左では賢く打つけど、右はアホになって打ちます』と。とにかく、『本当の左打者になってやる』という意気込みでやっていましたね」 希少価値となったスイッチヒッターで、平川も大輪の花を咲かせることができるか。底知れない潜在能力を秘めた黄金ルーキーの挑戦が始まる。 写真=BBM
週刊ベースボール